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(短編集)
伊藤くん A to E
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伊藤くん A to Eの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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話は全て伊藤くん、つながりで5話ありますが……。本編の前に 読み終わった後の解説部の感性、女性神話、という概念が女性蔑視的で現在の女性の在り方にまったくそぐわなくて古臭い視線・視点でしかないことにがっかりです。 本編で、経験の豊かな人間はやさしく、浅いとキツイ、と言っているキャラがいますが、それは別にそれぞれでは? みんな勝手に色んな価値観を決めつけて人に押し付け過ぎだと思います。 伊藤くんの強さはそれこそ生まれた時から自分中心の恵まれた世界が用意されているためで、甘えと増長の結果の大人像でしょうね。いまいち面白さを感じませんでした。どうせならバスタブから死体でも発見されればよかったのに。 | ||||
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女の屈辱を描いた小説と感じ、期待をもって読み進めたのですが・・・。 Eはとても面白く読みました。それは、登場人物たちの崩壊劇にとどまらず、作家としての自己と無意識のうちに闘う著者の姿を、登場人物たちを介して感じたからです。 A~Dについては、つまらない、の一言でした。伊藤くんにリアリティがほとんどなく、したがって彼の周りで揺れ動く女性たちに何ら説得力を感じません。また、女性たちもみな同じような人物像として描かれており、現実味に欠けました。 柚木作品を初めて拝読した私は、Dの時点でもうこの作家の作品は読むまい、と乾いたため息を漏らしながら、すすまない手つきでEのページをめくってゆきました。終わりよければすべてよし、とはなりませんが、Eを読んだ私は、この作者を信用してもいいような気になりました。 全体としては、直木賞作品とはほど遠いものです。登場人物にリアリティのない小説は、深い部分、つまり本質のところで読者に何ら共感を与えることはできないのです。 | ||||
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作者は何が言いたいのか、これだけの本題、無駄にしたようなものです。 | ||||
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