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もつれ



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【この小説が収録されている参考書籍】
もつれ (小学館文庫)

もつれの評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

混沌とした小説

1つの殺人事件を縦糸に、横糸に現代と共産主義時代のポーランドの社会情勢、及び主人公の不倫事情を織り込んで展開した小説です。
ミステリーとしての謎かけと解決は優れていますが、横糸となっている要素に関する記述に非常にページがさかれており、作者が何を書きたかったのかよくわかりませんでした。特に主人公の不倫物語はありきたりで事件に何の関係もなく、何故挿入されたのか意味不明です。横糸に関する記述の多さから事件は遅々として進まず、ストーリーのテンポは非常に悪いです。「ポーランドのルメートル」ということで本書にたどりつきましたが、ルメートルのようなテンポの良さや切れ味はまるでありません。
ポーランドを含めて旧東欧圏に興味のない方、純粋にミステリーを楽しみたいという方には不向きな小説です。
もつれ (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:もつれ (小学館文庫)より
4094063730

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