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罪の段階の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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正当防衛かそれとも謀殺か―。全米が見守る中、予審が開始された。検察官シャープの冒頭陳述を皮切りに関係者が次々と証言すると、メアリの主張が検屍結果と微妙に食い違っていることが明らかになった。現場に残されたテープをめぐり、検察と弁護双方の駆け引きが続くさなか、テリーザは事件の謎を解く鍵を手に入れる。男女の葛藤、親子の絆を感動的に織り込んだ物語の結末は…。 | ||||
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弁護士クリスにテレビ・インタビュアーのメアリから電話が入った。有名作家からレイプされそうになり、誤って射殺したというのだ。かつてクリスと関係を持ったメアリは、その後、息子カーロをもうけたが、別れて長い間没交渉だった。女性弁護士テリーザとともにクリスは正当防衛の線で弁護を引きうけるが、事件には多くの秘密が隠されていた。全米を沸かせた法廷ミステリーの最高傑作。 | ||||
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ある著名作家にレイプされそうになったと主張するテレビレポーターの裁判が始まり・・というお話。 最初は一見単純そうに見えた事件が奥に深い根を持ち、予想外の展開を見せるというリーガル・サスペンスのお手本のような作品。そこに、主人公とその息子との親子の問題、もとパートナーとの男女間の問題等、国や人種が違っても卑近な問題を絡めて大変読み応えのある小説に仕上げているのもお見事というほかない小説。最後の結末が若干、個人的には肩透かしぎみの感が無きにしも非ずなので☆は一つへらしましたが、それでも十分読む価値のある裁判ものでした。個人的には親子の問題に心を打たれました。 あと、登場人物が同じ著者が過去に書いた「ラスコの死角」に出てきたキャラクターを使っている関係で「ラスコの死角」の内容に触れているのでできれば「ラスコの死角」を読んでから読んだ方がいいかも(私は不覚にも「ラスコの死角」を読まずに本書を読んで後悔しております)。 リーガル・サスペンスの秀作。機会があったら是非。 | ||||
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タイトル通り、息をつく暇もないほどに読み切りましたが、 これまたタイトル通りに、 主幹となる法廷シーンも、サブストーリー的な親子や夫婦関係のところも、どこもかしこも緊張感を持続したシーンの連続で、息をつく暇がありませんでした。 但し、何とも“暗〜い”感じの緊張感ばかりで、読後はとっても疲れたました。 個人的に好きな小説の、ハンニバルやリンカーン・ライムのシリーズ、最近ならミレニアムとかはどこかしこにユーモアがあって『爽快感』みたいなものが感じられるのだけど、これはひたすら海の底を歩いてきたような気分。 ですが、話の組み立てや謎解き、人物表現、伏線の置き方など、どれもそつがないしとっても面白いです。 | ||||
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"リーガル・サスペンスの傑作"という触れ込みだったので、大いに期待して読んだ。 上・下2巻の大作だが、まずは一気に読了。事件そのものに大ドンデン返しがあるわけでも、アッと驚く結末が待っているわけでもないが、静かに進行するストーリーそのものに重厚な味わいがあり、上等な"小説"として堪能した。人物設定、微妙な人間関係もストーリーを引き立てている。 作者は現役弁護士。法廷シーンはさすがに圧巻。 | ||||
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"リーガル・サスペンスの傑作"という触れ込みだったので、大いに期待して読んだ。 上・下2巻の大作だが、まずは一気に読了。事件そのものに大ドンデン返しがあるわけでも、アッと驚く結末が待っているわけでもないが、静かに進行するストーリーそのものに重厚な味わいがあり、上等な"小説"として堪能した。人物設定、微妙な人間関係もストーリーを引き立てている。 作者は現役弁護士。法廷シーンはさすがに圧巻。 | ||||
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「子供の眼」をすでに読んでいたので、 メアリの裁判がどのような結果になるかはすでに知っていた。 それより、「子供の眼」をしっかり理解するための情報がどうしてもほしかった。 テリとクリスのことが特に。 そして、この物語での最大の気がかりだったのが、 カーロの秘密であった。 シングル・マザーの子供として生まれ、 愛のない母方の祖父母に育てられ、 7歳のときにクリスに引き取られる。 その経緯、またそれ以前の話に驚く。 最高にむかつくリッチー。 あそこまで「嫌なヤツ」は、なかなか登場してこない。 問題となっていた「テープ」の行く末も、きっちりと書かれていて、 よくある、「そういえば、あれはどうなった?」といった疑問がわかない。 上手に終わらせることのできる作家は、案外少ないものであるが、 この作品から入った人は、引き続き「子供の眼」が読みたくなるのではないだろうか。 そして、読むべきである。 | ||||
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「子供の眼」をすでに読んでいたので、 メアリの裁判がどのような結果になるかはすでに知っていた。 それより、「子供の眼」をしっかり理解するための情報がどうしてもほしかった。 テリとクリスのことが特に。 そして、この物語での最大の気がかりだったのが、 カーロの秘密であった。 シングル・マザーの子供として生まれ、 愛のない母方の祖父母に育てられ、 7歳のときにクリスに引き取られる。 その経緯、またそれ以前の話に驚く。 最高にむかつくリッチー。 あそこまで「嫌なヤツ」は、なかなか登場してこない。 問題となっていた「テープ」の行く末も、きっちりと書かれていて、 よくある、「そういえば、あれはどうなった?」といった疑問がわかない。 上手に終わらせることのできる作家は、案外少ないものであるが、 この作品から入った人は、引き続き「子供の眼」が読みたくなるのではないだろうか。 そして、読むべきである。 | ||||
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決して「子供の眼」から読まないことをオススメします。 (前半戦終了としてのレビューです) シリーズの色をしっかり残した作品なので、 あとからでた作品を先に読んでしまうと、 前に出した作品の「結果」をかなり詳しく知ってしまうことになる。 最終的にどうなるのかも「子供の眼」にはポイント的に書かれているので、 犯人を知ってしまった推理小説・・・ちょっとおもしろくないかも。 相変わらず、いきなり過去の回想シーンになり、現実に戻り・・・ を、繰り返し、振り回されることに腹が立つのだが、 一作品を読むと、だんだん慣れてくるので、面白くなってくる。 「子供の眼」でいきなり殺害される、だれかさん。 この作品では、読者にとっても嫌がらせのように「活き活き」と描かれている。 非常に腹が立つし、殺されても仕方がないと、非道になれる。 その「だれかさん」を殺害した「あの人」、 よくやったと褒めたくなる気すらしてくる。 クリスがカーロを引き取った時に話は興味があったが、 小出しだが、明らかになっていくのが嬉しい気持ちになる。 15歳らしい子供っぽさと、15歳には思えない大人っぽさ。 難しい年頃の、難しい出生を持つ、まっすぐに育つ彼は尊敬に値する。 上巻のラストで彼のとった行動は、一瞬にして彼のファンになってしまうのは間違いない。 | ||||
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これはただの法廷ミステリーではない。登場人物がまるで実在のあの人たちを思い出させるし、法廷ミステリー以上の人間ドラマがここにはある。人間の葛藤、醜さ、やさしさが感じられた。 | ||||
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これはただの法廷ミステリーではない。登場人物がまるで実在のあの人たちを思い出させるし、法廷ミステリー以上の人間ドラマがここにはある。人間の葛藤、醜さ、やさしさが感じられた。 | ||||
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アメリカのリーガル(法廷)・サスペンスの代表的作家、リチャード・ノース・パタースンの再デビュー作。本国ではベストセラーになったそうだが、日本でも「週刊文春ミステリー・ベスト10」’95年海外部門第9位にランクインされている。 文庫にして上・下巻合わせて982ページにも及ぶ大長編である。 第一線の女性TVインタビュアー、メアリが有名作家を射殺した。レイプに対する正当防衛か、殺人か。残されたスキャンダラスなテープを軸に展開する法廷ミステリーである。 弁護を引き受けたクリスは、被告メアリとはお互い15年前の事件の関係者として、そして彼女との間に子供までもうけた因縁があった。 共に証人を立てて、状況証拠から有罪を主張する検察側と、メアリから真実を明かされないままに苦しい弁護をせざるを得ないクリス。最後の最後に“本当に起こったこと”が明らかになるまで、読者にも真相が分からない迫真の法廷シーンが繰り広げられる。 主に下巻で展開するこの法廷シーンはもちろん本書の中核をなす場面だが、さらにふたつの要素がこの物語にいっそうの深みを与えている。 ひとつはクリスと15才の息子カーロとの親子の絆の問題。 そしてもうひとつはメインテーマをレイプとしたことからもうかがえる、女性の社会的地位と家庭の問題、具体的にはクリスの女性アシスタント弁護士、テリーザの家庭と仕事をめぐっての夫とのかかわりの問題に代表される、男女の葛藤についてもしっかりと描かれている点が挙げられよう。 本書は、これら人間ドラマを横糸に、法廷サスペンスを縦糸にして物語が織り込まれ、読むものに感動を与えている。 | ||||
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アメリカのリーガル(法廷)・サスペンスの代表的作家、リチャード・ノース・パタースンの再デビュー作。本国ではベストセラーになったそうだが、日本でも「週刊文春ミステリー・ベスト10」’95年海外部門第9位にランクインされている。 第一線の女性TVインタビュアー、メアリが有名作家を射殺した。レイプに対する正当防衛か、殺人か。残されたスキャンダラスなテープを軸に展開する法廷ミステリーである。 弁護を引き受けたクリスは、被告メアリとはお互い15年前の事件の関係者として、そして彼女との間に子供までもうけた因縁があった。 共に証人を立てて、状況証拠から有罪を主張する検察側と、メアリから真実を明かされないままに苦しい弁護をせざるを得ないクリス。最後の最後に“本当に起こったこと”が明らかになるまで、読者にも真相が分からない迫真の法廷シーンが繰り広げられる。 主に下巻で展開するこの法廷シーンはもちろん本書の中核をなす場面だが、さらにふたつの要素がこの物語にいっそうの深みを与えている。 ひとつはクリスと15才の息子カーロとの親子の絆の問題。 そしてもうひとつはメインテーマをレイプとしたことからもうかがえる、女性の社会的地位と家庭の問題、具体的にはクリスの女性アシスタント弁護士、テリーザの家庭と仕事をめぐっての夫とのかかわりの問題に代表される、男女の葛藤についてもしっかりと描かれている点が挙げられよう。 本書は、これら人間ドラマを横糸に、法廷サスペンスを縦糸にして物語が織り込まれ、読むものに感動を与えている。 | ||||
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映画の世界では「リーガル・サスペンスに駄作は無い」と云われていますが、 小説では時折おかしな作品が出現します。 しかし、この作品は間違いなく「リーガルものの傑作」に数えてよいと思います。 パタースンを今まで評価されなかった方(私もそうでした)には、 もう一度トライする価値のある作品と思います。 単なる、謎解き、トンデン返し、に終わらず、 「人の生き様」まで考えさせられる一冊であります。 | ||||
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これを超える作品はもう出ないのでは、とさえ思った。法廷ミステリ好きにはたまらない一冊である。 | ||||
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パターソンは、リチャード・グリシャム、スコット・タローに並ぶ、法廷サスペンス物の巨匠、と解説に書いてあったが、その評価に違わず、読み応えあふれ、最後まで真実は何か読者をぐいぐい引っ張る筆力には感服しました。親子の情愛についても、深く書きこまれていて、ファミリー小説の趣も。ただ、最後に明かされる息子の出生の秘密は、いくらなんでもそれはないだろう(酷すぎ)、と思いましたが。なお、前作の「ラスコーの死角」は読まなくても本書は楽しめますが、できるならば読んでおいた方が理解しやすい。また、小説としての出来も前作のほうが落ちるんで、先に読んでおいた方が良し。 | ||||
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法廷ものだし、弁護士が書いた小説だし、そういうのはいっぱいあるし、と思って読んでいたが、これは小説としてのグレードが高いと感じた。登場する人物たちの魅力、そして謎が謎を呼び、危機が危機を呼ぶ展開にすっかり楽しませてもらった。特にラストの方は、メインのストーリーとはまったく関係のないバスケットの試合のシーンで、主人公が「父」として深く考えていく過程などが、実はこの本のもっともすばらしい部分でもあったりする。密度が濃い。 | ||||
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