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罪の段階



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【この小説が収録されている参考書籍】
罪の段階
罪の段階〈上〉 (新潮文庫)
罪の段階〈下〉 (新潮文庫)

罪の段階の評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

たまには重厚感のある本でも!

たまーに(月に二回ぐらい)長編で内容もズッシリと重いものを読みたくなります。
結末が知りたいというよりも、場面場面の描写が素晴らしくて、読んでいるという行為だけで満足でした。
こういう本に(たまにですが)出会うと一生忘れられないですね。
作者の表現力は、文句なしなのですが、事件の内容がイマイチで
そのせいもあるのか、主人公や準主人公には全く魅力を感じませんでした。
筆者の腕を信じて、別の本を読みたい!


ももか
3UKDKR1P
No.1:
(6pt)

罪の段階の感想

リーガルサスペンスであり、なおかつ家族や親子をテーマにしている作品かと思いますが、主要などの登場人物にもあまり共感できません。出てくる家族がみな機能不全であり、出てくる女性達の葛藤などはなんとなくわかるものの、非常にストレスを感じました。
特に当事者でありメアリは、人としてありえないと思ってしまいました。
原書ではどうなのかわかりませんが、現在と過去を書き分ける部分が曖昧で、読み辛いのもマイナスです。

ただ法廷場面の緊迫感は非常によく伝わってきてわかりやすく、女性判事の公正さには爽快感がありました。でもそれゆえに結末はあっけなく微妙に納得がいきません。
裁判とは真相よりも利害が優先するものだと言うあたりは非常にリアルかもしれませんが、後味の悪い終わり方でした。

たこやき
VQDQXTP1

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