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高い砦



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高い砦の評価: 3.65/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.65pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(3pt)

普通

値段の程度くらいですね
高い砦 (ハヤカワ文庫 NV 216)Amazon書評・レビュー:高い砦 (ハヤカワ文庫 NV 216)より
4150402167
No.4:
(3pt)

テンポと翻訳が残念でした

いろいろな書評で高評価なので期待していたのですが、私には少し合わなかったようです。
途中、主人公一行の飛行機が山に不時着するところまでは楽しめたのですが、その後は
どうにもテンポが悪く思えてしまって・・・。
 あと、翻訳がかなり違和感があります。特にセリフは直訳調で不自然なため、話に入り
込めません。

 ただ、ストーリー自体は面白いですし、設定を現代に変えて映画化すれば結構ヒット
しそうですけどね・・・。
高い砦 (ハヤカワ文庫 NV 216)Amazon書評・レビュー:高い砦 (ハヤカワ文庫 NV 216)より
4150402167
No.3:
(3pt)

物足りないですねえ。

読了後の感想は、なんか「しょうかふりょうだな、こりゃ。
そんな感じなんですね。

そのあたりの理由は、第一に敵側の共産主義の軍隊が間抜けすぎる点、
第二に主人公が自分のことを「俺」ではなく「僕」と言う点、第三点目が、
主人公と仲間達が、シリアスな状況なのに随分とのんびりしていること、
カバーのイメージ、表題から想像できるハードボイルドなお話が、会話が多く
パラパラと読めてしまうこと。

名著と言われている本作。
登山のシーンや手製の武器は見事なんですが、どんでん返しや意表を突いた
捻りがなく全体的に消化不良ですね。

分厚い大作で読了まで少々時間がかかりましたが、ちょっと残念でした。
高い砦 (ハヤカワ文庫 NV 216)Amazon書評・レビュー:高い砦 (ハヤカワ文庫 NV 216)より
4150402167
No.2:
(3pt)

自然との対峙に比重を置いた方が良かった

南米の架空の国コルディヤラの政争を背景に、アンデス山脈に不時着した飛行機の乗客達が直面する、雪中行軍と共産主義武装団との戦闘を描いた作品。冒険小説の代表作と言われている。
作中で一番印象に残ったのは、仲間を助けるために雪のアンデス峠越えを図ったローデとフォレスターの、まさに死線を行く行軍。実話に基づいた「アンデスの奇蹟」でも有名な状況だが、厳しい自然との対峙の描写には無条件の迫力がある。この部分の記述を増やすべきではなかったか。一方、共産主義武装団を防ぐために残った守備隊の奮闘の部分は、類型的ではあるが人物配置も考慮され、面白いアイデアも凝らしてあって、それなりに読めるが緊迫感に欠け、安手の西部劇を見ているような印象を受けた。また、朝鮮戦争で捕虜となったトラウマを持ち自暴自棄となっていた主人公オハラの再生の物語ともなっており、物語に厚みを加えているとも言えるが、読み手の興味を発散させているとも言え功罪相半ば。特に、ロマンスを添える必要があったのだろうか。また、時代背景もあるだろうが、共産主義者を悪の権化の様に描くのも頂けない。乗客の中で生き残るのも、所謂典型的アメリカ人タイプの者だけなのである。イデオロギーとドラマツルギーが前面に出過ぎている様に思えた。
「砦」という題名は、アンデス山脈と立ちはだかる共産主義武装団のダブル・ミーニングだと思うが、自然との対峙に比重を置いた方がストレートな冒険小説として楽しめたと思う。
高い砦 (ハヤカワ文庫 NV 216)Amazon書評・レビュー:高い砦 (ハヤカワ文庫 NV 216)より
4150402167
No.1:
(3pt)

自然との対峙に比重を置いた方が良かった

南米の架空の国コルディヤラの政争を背景に、アンデス山脈に不時着した飛行機の乗客達が直面する、雪中行軍と共産主義武装団との戦闘を描いた作品。冒険小説の代表作と言われている。

作中で一番印象に残ったのは、仲間を助けるために雪のアンデス峠越えを図ったローデとフォレスターの、まさに死線を行く行軍。実話に基づいた「アンデスの奇蹟」でも有名な状況だが、厳しい自然との対峙の描写には無条件の迫力がある。この部分の記述を増やすべきではなかったか。一方、共産主義武装団を防ぐために残った守備隊の奮闘の部分は、類型的ではあるが人物配置も考慮され、面白いアイデアも凝らしてあって、それなりに読めるが緊迫感に欠け、安手の西部劇を見ているような印象を受けた。また、朝鮮戦争で捕虜となったトラウマを持ち自暴自棄となっていた主人公オハラの再生の物語ともなっており、物語に厚みを加えているとも言えるが、読み手の興味を発散させているとも言え功罪相半ば。特に、ロマンスを添える必要があったのだろうか。また、時代背景もあるだろうが、共産主義者を悪の権化の様に描くのも頂けない。乗客の中で生き残るのも、所謂典型的アメリカ人タイプの者だけなのである。イデオロギーとドラマツルギーが前面に出過ぎている様に思えた。

「砦」という題名は、アンデス山脈と立ちはだかる共産主義武装団のダブル・ミーニングだと思うが、自然との対峙に比重を置いた方がストレートな冒険小説として楽しめたと思う。
高い砦 (1980年) (ハヤカワ文庫―NV)Amazon書評・レビュー:高い砦 (1980年) (ハヤカワ文庫―NV)より
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