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高い砦
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高い砦の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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傍線が全てのページに入ってた。読みにくい。 | ||||
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ハイジャックされた旅客機が山に不時着し・・・というお話。 冒険小説の傑作、という事はよく耳にしておりましたが、実際に読むのはこれが初めてでした。堪能できました。 不時着した一行が命を狙われ、徒手空拳と自作の手製の武器で戦う、というアイデアは冒険小説の真骨頂といえる展開で、この後に書かれた様々な作品のバリエーションになったという、原点として価値のある作品と言えると思いました。 原著刊行から大分経つので、古びた所もないではないですが、今読んでも、結構楽しめるというか今でも十分読む価値のある作品に思えました。 バグリィの作品は殆ど訳されている様なので、一作一作時系列順に楽しんでいきたいと思います。 冒険小説の古典。是非ご一読を。 | ||||
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近代装備の軍隊と手製の中世の武器(石弓とか投石器とか)で戦う、というのがこの話の肝なわけです。それなのに結局元軍人のCIAエージェントと元軍人の酔いどれパイロットのマッチョ二人が超人的(というか漫画的)な大活躍でメデタシめでたしになるって、途中は面白いもののやっぱり物語が破綻してます。それに人物の扱いがあんまりな感じ。この物語をおもしろくしてるのはローデとウイリスとアームストロングでマッチョ2人じゃありません。ローデやウイリスのヒドイ扱いに対してオハラは美女と出来ちゃって再就職まできめてどういうこと??しかもこのオハラ、ウイリスやアームストロングに対してリスペクトが足りないような気がします、はっきり言ってあまり好きになれない主人公。いっそ学者を主人公にして最後まで手製の武器と知恵と学識でなんとか切り抜ける、という物語にした方がスッキリしたと思います。 | ||||
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値段の程度くらいですね | ||||
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何回読んでもいいですな。読む年齢が上がるとともに感激も上がる。冒険小説の金字塔です。本の状態も良かったです。 | ||||
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私はつまらなかった。 情景が目に浮かばない。描写が中途半端。 登場人物への感情移入が出来ない。 一応最期まで読みましたが緊迫感無しで どうして名作と言われるのか分かりませんでした。 | ||||
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いろいろな書評で高評価なので期待していたのですが、私には少し合わなかったようです。 途中、主人公一行の飛行機が山に不時着するところまでは楽しめたのですが、その後は どうにもテンポが悪く思えてしまって・・・。 あと、翻訳がかなり違和感があります。特にセリフは直訳調で不自然なため、話に入り 込めません。 ただ、ストーリー自体は面白いですし、設定を現代に変えて映画化すれば結構ヒット しそうですけどね・・・。 | ||||
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読了後の感想は、なんか「しょうかふりょうだな、こりゃ。 そんな感じなんですね。 そのあたりの理由は、第一に敵側の共産主義の軍隊が間抜けすぎる点、 第二に主人公が自分のことを「俺」ではなく「僕」と言う点、第三点目が、 主人公と仲間達が、シリアスな状況なのに随分とのんびりしていること、 カバーのイメージ、表題から想像できるハードボイルドなお話が、会話が多く パラパラと読めてしまうこと。 名著と言われている本作。 登山のシーンや手製の武器は見事なんですが、どんでん返しや意表を突いた 捻りがなく全体的に消化不良ですね。 分厚い大作で読了まで少々時間がかかりましたが、ちょっと残念でした。 | ||||
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冒険小説ベスト100などの企画で、 必ず上位に登場する作品ですが、 良くも悪くも「古典」でした。 作品の発表当時は、この設定は ワクワクものだったんでしょうが、 今となっては・・・。 あと他の方も書かれていましたが、 この翻訳は、自分にも合いませんでした。 読みづらくて仕方なかった。 | ||||
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「近代兵器で武装した相手に、普通の市民がどう立ち向かうか」 アクションシーンの描写も面白かったですが、やはりアイデアを出し合って状況を打開していく姿が印象的でした。 手製の武器を作り上げ、それで相手を右往左往させる姿はもはや痛快。 30年前に書かれた小説ですが、今でも十分通用する作品だと思います。 | ||||
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血がながれている限り不可能はない ワンピースの仲間、同志愛に通じる 最後の結末に涙する | ||||
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南米の架空の国コルディヤラの政争を背景に、アンデス山脈に不時着した飛行機の乗客達が直面する、雪中行軍と共産主義武装団との戦闘を描いた作品。冒険小説の代表作と言われている。 作中で一番印象に残ったのは、仲間を助けるために雪のアンデス峠越えを図ったローデとフォレスターの、まさに死線を行く行軍。実話に基づいた「アンデスの奇蹟」でも有名な状況だが、厳しい自然との対峙の描写には無条件の迫力がある。この部分の記述を増やすべきではなかったか。一方、共産主義武装団を防ぐために残った守備隊の奮闘の部分は、類型的ではあるが人物配置も考慮され、面白いアイデアも凝らしてあって、それなりに読めるが緊迫感に欠け、安手の西部劇を見ているような印象を受けた。また、朝鮮戦争で捕虜となったトラウマを持ち自暴自棄となっていた主人公オハラの再生の物語ともなっており、物語に厚みを加えているとも言えるが、読み手の興味を発散させているとも言え功罪相半ば。特に、ロマンスを添える必要があったのだろうか。また、時代背景もあるだろうが、共産主義者を悪の権化の様に描くのも頂けない。乗客の中で生き残るのも、所謂典型的アメリカ人タイプの者だけなのである。イデオロギーとドラマツルギーが前面に出過ぎている様に思えた。 「砦」という題名は、アンデス山脈と立ちはだかる共産主義武装団のダブル・ミーニングだと思うが、自然との対峙に比重を置いた方がストレートな冒険小説として楽しめたと思う。 | ||||
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南米の架空の国コルディヤラの政争を背景に、アンデス山脈に不時着した飛行機の乗客達が直面する、雪中行軍と共産主義武装団との戦闘を描いた作品。冒険小説の代表作と言われている。 作中で一番印象に残ったのは、仲間を助けるために雪のアンデス峠越えを図ったローデとフォレスターの、まさに死線を行く行軍。実話に基づいた「アンデスの奇蹟」でも有名な状況だが、厳しい自然との対峙の描写には無条件の迫力がある。この部分の記述を増やすべきではなかったか。一方、共産主義武装団を防ぐために残った守備隊の奮闘の部分は、類型的ではあるが人物配置も考慮され、面白いアイデアも凝らしてあって、それなりに読めるが緊迫感に欠け、安手の西部劇を見ているような印象を受けた。また、朝鮮戦争で捕虜となったトラウマを持ち自暴自棄となっていた主人公オハラの再生の物語ともなっており、物語に厚みを加えているとも言えるが、読み手の興味を発散させているとも言え功罪相半ば。特に、ロマンスを添える必要があったのだろうか。また、時代背景もあるだろうが、共産主義者を悪の権化の様に描くのも頂けない。乗客の中で生き残るのも、所謂典型的アメリカ人タイプの者だけなのである。イデオロギーとドラマツルギーが前面に出過ぎている様に思えた。 「砦」という題名は、アンデス山脈と立ちはだかる共産主義武装団のダブル・ミーニングだと思うが、自然との対峙に比重を置いた方がストレートな冒険小説として楽しめたと思う。 | ||||
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早川書房の『ミステリ・マガジン』のアンケートをもとに’92年に刊行された『冒険・スパイ小説ハンドブック』において、「冒険小説ジャンル」で堂々第4位に輝いた作品。(ちなみに第1位はジャック・ヒギンス『鷲は舞い降りた』、第2位はギャビン・ライアル『深夜プラス1』、第3位はルシアン・ネイハム『シャドー81』) 機材トラブルで緊急着陸した大手の航空会社の旅客機の乗客を代換便として乗せた南米の弱小アンデス空輸の老朽小型機が、副操縦士によってハイジャックされた。機はアンデス山中の高所に無謀な不時着を強いられる。犯人と乗客のひとりは死亡。重傷のもうひとりもまもなく死ぬ。生き残った操縦士のオハラたち9名は救助を求めて下山する。しかし、この中には軍事クーデターで失脚・亡命中で、復権を志す南米某国の、年老いて病気の元大統領がいた。彼を狙う共産主義者たちがオハラたちの行く手を阻み攻撃を仕掛けてきた。 ここに、闘いにはまったくしろうとの乗客たちが、それぞれの分野の特技を生かして、徒手空拳で、廃坑となった鉱山小屋から、そこにあるものだけから手製のユニークな前時代的な武器で、完全武装した敵と闘うのだ。 読みどころのひとつは、富士山より高い5000メートル級の高地という苛酷な自然環境でのこの攻防であり、もうひとつは、敵のいない嶺の反対側に救援を求めに、これまた貧弱な装備で、雪嵐の中5800メートルの厳寒の峠を越えようとする3人の男たちの苦闘のシーンである。前に敵、後ろに険峻な峰峯、絶体絶命のピンチが続く。果たして彼らは無事に救助されるのか・・・。 本書は、壮大苛烈で克明な自然描写と乗客たちそれぞれの行動・心理描写が読者を圧倒する、究極のサバイバル冒険小説である。 | ||||
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冒険小説の傑作として名高い本書ですが、その評判にたがわない素晴らしいものでした。 粗筋は他の方のレビュー等でも触れられているので省きますが、ハッピーエンドで終わるんだろうなと分かっていても、ストーリーを追ってどんどん読み進めていきたくなりました。これは、主人公たちが、戦力に圧倒的な差がある共産主義者たちとの戦いをどう切り抜けるのか、そして、助けを呼びに、急峻かつ厳寒のアンデスの峠越えに挑む、主人公の仲間たちの試みは成功するのか、この二点の読者の興味を持続させる作者のストーリー展開のうまさによるものです。 また、各キャラクターの人物造形がきめ細かく、愛すべきキャラクターがたくさん登場します。私は、主人公以上に、アンデスの峠越えに挑戦する二人の方に感情移入していました。 一点だけ気になったのは、死の捉え方が軽いように思われたことです。これは敵にも味方にも言えることですが、特に敵(共産主義者)についてのそれは、この作品が書かれた当時の時代背景が大きく影響しているのかもしれません。 いずれにしろ、主人公の苦悩と克己もきちんと描かれるなど冒険小説の王道を行く作品であり、読んでおいて損はありません。500ページを超える大部の小説ですが、翻訳も良く、字も大きいので、読み進めるのに苦労はしないと思います。ぜひ多くの方に手に取ってもらいたいと思います。 | ||||
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アリステア・マクリーン の『女王陛下のユリシーズ号』 と『ナヴァロンの要塞』 と ギャビン・ライアル の『深夜プラス1』 には劣るが、 ボブ・ラングレー の『北壁の死闘』 や ジャック・ヒギンズ の『鷲は舞い降りた』 よりイイ! プロの軍隊に対して10人の民間人が武器を手作りして立ち向かうという 創意工夫に溢れた傑作。 アンデスの高地が戦場なので、 後退して逃げるには5800メートルの峰を越えなくてはならず、 不時着した旅客機の乗客である彼らには、 登山装備が無くてまず不可能。 それでも石弓や投石器でライフルに立ち向かうよりはマシかと、 登山して逃げるメンバーも出てくるのが面白い。 1965年に書かれた作品で、 10人のメンバーの中に若く美しい女がいるのは古臭いと思ったが、 戦闘能力の無い彼女が、 ジェット機からの攻撃を無効にするラストシーンには、 巧い!と唸りましたぞ。 石弓メンバーとしては中年女性が一番戦闘力が高いのもよかった。 既に古典扱いされる本書だが、 古臭いジェンダー感は超越しているので、 時代を超越した傑作としてこれからも読み続けていかれるべきである。 | ||||
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これぞバグリイの代表作です。 ストーリーからディテールまで、すべてがオドロキとワクワクでいっぱい。 この作品を読んで感動しない人はいないでしょう。 | ||||
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冒険小説のオールタイムベストには必ず入ってくる名作。原作が書かれてから相当の年月が経つため、時代背景など、古い部分もありますが、テロに巻き込まれた主人公たちが、不屈の勇気と知恵で困難に立ち向かっていく姿は、そんな点を超えて余りある魅力があります。極寒のアンデス越え、手製武器での反撃など、ドキドキハラハラの連続で、小説を読んだカタルシスをこんなに感じさせてくれる本には、なかなか出会えません。冒険小説好きで未読の人は、是非一読を。 | ||||
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一癖も二癖もある個性的な登場人物たちが、チームを組んで目的を達成せんものと、敵に立ち向かっていく冒険小説。南米のアンデス山脈を舞台に、たまたま飛行機に乗り合わせた乗客たちが、それぞれの技術と知恵を出し合って、共産主義者たちと戦うという話です。そこにあるだけの材料から工夫して、敵と渡り合う武器を作るシーン。学者の専門である中世史の知識から、石弓やなんかの武器を作って対抗するんですね。面白かったなあ。乗客チームの中にもどうしようもない人間がいて、こいつを作者がどんな目に遭わせたか。それは、本書を読んでのお楽しみ。 | ||||
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設定は興味深く、出だしも好調。しかし途中から中だるみし始め、危機的状況に置かれていながらも緊迫感が今ひとつ伝わらない。ラストも盛り上がらないまま終わる。冒険小説の歴代ベスト10常連だし、内藤陳氏絶賛なので期待していたが、正直がっかりした。原作がショボイのみでなく翻訳も下手なのかも。 | ||||
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