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小説 シライサン
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小説 シライサンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
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考察要素等がほんのりあって読後も多少楽しめるが、ホラーとしての怖さでいうといまいちかな? 化け物が表に出すぎだと思うし、怪異等の描写も割とサクサク流されているので。 あと間宮夫妻の描写が不足しすぎていて、どんでん返し感や伏線回収感はあまりなかったような。 乙一氏作品は好きなのですが、これはイマイチ合わなかったかもしれません。 | ||||
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久しぶりの新作だ。本当にこれが「あの」乙一の著書か?思い切り失望した。 理不尽で逃げられない呪いで、人が死んでいく。大嫌いなタイプの話だ。 作者のことだから何か目の覚めるような逆転が待っているかと期待したが、何もなし。 どういう種類の呪いなのかさえ、よくわからない。才能が枯れてしまったのか。再起を祈る。 | ||||
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映画「シライサン」はホラー演出はよかったものの、殆ど何も解明されず解決もしないので消化不良の感がありました。 原作に当たるらしいこの小説版は後半の展開はかなり変わって来るものの、映画と合わせてシライサンの呪いがどういうものだったのかという点については理解できるようになっています。 むしろこの小説版のまま映画化すれば良かったのでは。 ただ、語り口が非常に淡々としているので、怖さという点では全く怖くありません。 シライサンの呪いを理解するためのファンブック、あるいは解説書といった感じでしょうか。 | ||||
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乙一の作品は全て読破してる身としては、今作もノンストップで一気に読める出来。ただどっかで読んだことなあるなあと感じる内容だったのは否めない。映画化もおおよそ出来栄えが予測できる気がする。 | ||||
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要は、映画のシナリオをふくらませて小説化したノベライゼーションというやつです。 ノベライズしたのが、たまたま映画家督を務めた乙一だったというだけのことです。 期待しすぎてはいけません。 多視点で、短い周期で場面がかころころと変わります、 そのせいか、だれかひとりに感情移入するということができず、恐怖を我がことのように感じることができませんでした。 また、クライマックスへかけての盛り上がりにも欠ける印象がありました。 なによりラストが……うーん、こういう終わり方ですか。 個人的な好みとしては、やはりビシッと決めてほしかったです。 | ||||
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いやなかなか怖かった。怖いシーンの語り口がほんとに怪談風でなかなか手練れのワザですね。いろんな登場人物の視点と時間が交差し、それが集結していくさまがおもしろく、読みだしたら止まらない。途中の伏線も効いていて、読後それに気付いて想像する後味の怖さは、格別!そして、あまり深くは描かれていないが、友人、兄弟、夫婦の中で、登場人物が抱えている心の闇もいろいろ想像すると怖い。 | ||||
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乙一は、他人設定を利用して、上手にやり、かつ手業を見せつけるのが好きであり、そして得意だと思いますが、これは、違うけど、それに近いように思います。鈴木光二という作家がいて、そして、呪いのビデオ、貞子、みたいな、作品群 というテイストをあえて、とってますよ、という形にしている。 そう言うのが好きな人は良いけど。僕はあの呪いのビデオからして、どうしてそうなるんだ、みたいのがないから(しかしどうとってつけてもビデオから人が出る理由はないのだが)ハマらないので これもハマらない(こういうのできますよ、という嬉しそうな手腕は大したものですが)目玉がどうこう ホラーとはこうしたもの、という約束にすぐ入れる人はいいけども。 ちなみに乙一デビュー作も、死体が語り手という変なものですが、描写に妙な説得力ありました。この作品は他のものに埋もれてしまうような形で、デビュー作より落ちます。 | ||||
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タイトルの通りで、リングの二番煎じ以外のナニモノでもなかった。登場人物も魅力が弱い。なんとか最後まで読めたので星2つとした。 | ||||
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普通にネタバレしてるので未読の方はご注意ください。 すごい読みやすかったです。一気読みしてしまいました。他のレビューにもありましたが確かに脚本っぽいかも。前半は良くも悪くも普通でしたが、後半から超好きです。 よく言われるように笑いと怖さは紙一重であり、そのファクターとして重要なのはギャップです。明らかに反社っぽい人達の中に、刃物を舌舐めずりしながらこちらを見つめてくる三白眼の男が混ざっているよりも、ほんわかニコニコした幸せそうな一見“普通の”おばさんが溶け込んでる方が異質感があって私は怖いです(前者も怖いけど)。 なんか本編後半の怖いけどちょっとシュールギャグっぽい感じが良かったです。(私は「貞子vs伽椰子」が好きです)そこからの落差にも感動しました。 ・実在しないはずの、見えないはずのモノが語られるうちに実体を持ち、現実に影響を与えるようになって見えるようになる方が怖い? ・見えていたはずなのに実際には見えていなかったことの方が怖い? ていうかお前いつから知っていたんだって感じですね。愛と狂気はたぶん同じ成分なんだぜ! どちらもめちゃくちゃ怖いけど、どちらか選ぶなら?この問いかけが非常に面白かったです!! これから先、戯言が続きますが物語の核心に触れる情報があるので未読の方は絶対に読まないでください。絶対に。 既読の方はネットに漂うシライサン怪談としてテキトーに読み流してください。 未読なのに読んでしまったら貴方は…… そういえば、Oculus Quest版シライサンも楽しみです。 振り向いたら絶対ヤバイやつ… VRとの相性が最凶のホラーコンテンツですね。Oculus Storeでの配信が待ちきれません!ていうか配信しますよね?1000円までなら課金します。 閑話休題 波線部以下注意 ーーーーーーー 親友の目ん玉が目の前で爆散したり、目を閉じてみる夢では「女」を見たり、人と目を合わせるのが苦手だったり、色々と散々な目に遭っているメイン視点登場人物、瑞紀ちゃんに注目。 シライサンや湊玄温泉などの名前の由来について言及しているからこそ、かなりのこじつけですが気になるのは山村瑞紀の名前です。 瑞紀の名前の由来と漢字の成り立ちについてGoogleで検索すると検索上位のサイトに以下のような記述があります。 瑞紀 瑞(良い事、めでたい事)紀(はじまり)という意味で、「授かったこと、生まれてきてくれたことが良いことのはじまりだ。」 瑞 ヘンの「王」は玉を、ツクリの「耑」は髪をなびかせる神職の人を表す。組み合わせて「お祈りされた神聖な玉」を指すように。 紀 「己」は糸を巻き取る「糸巻き」の形を表し、これに「糸」を組み合わせて「糸を巻き取る」様子を表現している。 おやおや…… そういえば、カバーにもどこまで続いているのか分からない真っ赤な糸が走っていますね。糸は一体どこまで続くのでしょうか。連続的なものなのか、断続的なものなのか。果たして終わりはあるのか。 また、サン(SAN)=山(YAMA)と読み替えて、登場人物の名前でアナグラムを行うと… 石森(ISHIMORI) × 山村 (YAMAMURA) →SHIRAISANのアナグラムが成立する。 石森(ISHIMORI) × 間宮(MAMIYA) →アナグラムが成立しない(Aが1つ足りない。重複を許せばSHIRAISANになる)。 山崎でも山里でも(YAMA)、真田でも野坂でも(SAN)、成り立つがそんな登場人物もいないし。後半のモブについては確かめていないので、もしかしたら…? 物語を作る上で別に山村瑞紀の名字が間宮で入れ替わっていてもいいし、むしろ素直に物語を読むならば、そちらがある意味自然というか… 解釈の余地を残すからこそ物語(=呪い)は語られ、人に影響を与え続けるのかもしれないですね、ということで。 最後にちょっとだけ気になるのが当時のw少年が生き残れた理由です。 名前を記憶していなかった?小学生なんてそんなもん?でも日記書いてるし…なんででしょうね。 | ||||
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原作が面白ければ映画館に行こうか、と思っていたが・・・映画では面白く・怖くなっているのかなぁ? 後半、犠牲者が次々出るが駆け足でつまらん。ラストも読者の考えにお任せ。温泉に行って色々調べるくらいまでは良かった。 以前読んだ「夜葬」と「リング」を足して2で割った感じに思った。ホラーは「リング」と、毛色は少し違うが「らせん」に勝るのはまだ無い様な気がする。 | ||||
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誰もここでは指摘してないし、作中でも明言されてないけど、ラストで間宮冬美の所にいる女の子は本当に「親戚の」女の子なのか 実際瑞紀はその子の後ろ姿しか確認しておらず、しかもそれすら冬美に遮られる 冬美が「石森ミブ」の子孫なら「お供え」の結果、死んだ娘を返してもらったんじゃないか では彼女は本当は瑞紀や春男に嘘をついていて、バージョン違いの創作の裏で拡散していたのはまさか。。。 憔悴してるように見えなかったのもつまり。。。 予想もしない部分でホラーを感じました。 話の本筋自体は手垢がつきまくったJホラージャンルのまんまですが文章力があり怖く、新鮮味があってよかったです 流石の乙一さんでした。 続編あるなら見たいですが無くてもいい終わりかたですね、ある意味 | ||||
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乙一さんが書いたのではないなら納得するかもしれない作品 | ||||
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コミック版を偶然買ったら面白かったので、 こちらの原作も読んでみました。 内容は全然違いますが、読みやすくて引き込まれました。 怖さというか興味に引っ張られる文章。 感情移入という点ではちょっと弱いですが楽しめました。 | ||||
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石森ミブの話から怪談の起源などは知れたものの、結局シライサンが何を目的として怪談を知った人々を襲っているのか分からずじまいでした。物語の中心にいた瑞紀と春男も距離は縮まったがそれ以上はという具合。しかし、日常が異形の存在に侵食され死に至るという恐怖は感じたし、最後に完全解決という話にはならなかったため、シライサンの脅威は残されたままです。そして、読者側も怪談を読んだ者の一人になっているのでしょう。ネットを経由して古典的な怪談が広まってしまうのも現代的だなと。死者と、残された密接な関係の生者の境界と邂逅が一つのテーマなのかな。 でもまあ、腑に落ちないところはありましたが、全体的には面白かったです。映画化されるらしいので、楽しみです | ||||
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読了(*Ü*) 乙一らしさを求めると少し物足りない。物足りないという言い方はホントに失礼ですごめんなさい。自分の中ではデビュー作や、最近だと山白朝子名義の「私の頭が正常であったなら」が、とても良くて期待値があがってしまいました。 2021年の新春に劇場版化が確定している作品なので、脚本感覚で読んだら面白さも倍増すると思います。チキンな私は劇場には足を運べませんので、ホラー好きの方なら楽しめる逸品です!!最後がイチバン乙一先生ぽかったかな。面白さはあります。 | ||||
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長い本ではないというのもありますが夜中にかけて一気に読みました 途中視界の隅が気になるような程、中々の恐怖感 読みやすさ、内容の魅力、世界へ引き込まれる感じは流石乙一先生!と思って読みました | ||||
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個人的な意見ですが、やはり乙一さんは「百瀬〜」のような恋愛作品よりも、今回の様なホラー系の方が彼の魅力が存分に出ていると感じます。俗に言う、「黒乙一」ってやつですね笑。期待を裏切らない面白さでした。とにかく読んでみて! | ||||
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乙一ならではの感性があんまり感じられない。面白くなくはなかったが, もっと面白く書くこともできたんじゃないかな。 | ||||
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すぐに到着して早速読みたいと思いますありがとうごさいます。 | ||||
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