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黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続
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黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41~60 3/4ページ
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宮部みゆきワールドに充分浸ることができました。 読み進むうちに頭の中で映像が出来上がっていました。 | ||||
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新聞連載時から毎日欠かさず読み、単行本になってまとめて読み、連載時には飲み込めなかったことがしっくりきました 全部期待通り 次回も楽しみにしています | ||||
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第一話、第二話が個人的にはパッとしなかっ けど、第三話の『同行二人』は秀逸。 これぞ宮部みゆきという感じ。 今から最終話読むところだけど、我慢出来ずにレビューするww | ||||
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おちかが嫁に行き、富次郎が志願して新たな変調百物語の幕が上がりました。相変わらずの怖い話で、ゾクゾクさせられます。第1話の富次郎の幼馴染、第2話の老女、第3話の飛脚、いずれも語り捨て、聞き捨てでホッとします。第4話はこの巻の半分以上を占める長編ですが、少し無理を感じさせられます(ネタばれになるので、これ以上は書けませんが…)。 | ||||
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聞き手がおちかさんからトラウマのなさそうな若者・富次郎に代わった。これはどういう意味を持つのか、今後の展開が楽しみだ。それそれ面白かったが、中でも表題作の「黒武御神火御殿」は日本人の『神】観がよく出ている。多神教文化の日本は神を「主」として絶対視しない。むしろ、神を「利用」し「消費」しつくす感じが強い。なので、「神」にうらぎられ御神火御殿を造りだした人の怨念は相当のエネルギーだ。著者はこうした個人の怨念を描くのが得意であるが、松本清張的なルサンチマンとは一線を画して、怪談的な方向へ行く。それはそれとして本作を読みながら、遠藤周作の「沈黙」を想起しているのであった。 | ||||
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新しい主人公での切り口がとても新鮮でした。ますます盛り上がるシリーズが楽しみ〜 | ||||
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宮部みゆきもヤキがまわったな。それとも自分が、贅沢になってしまったのか。 このシリーズだけはハードカバーで揃えて買っていただけに、本当に残念。 でもまだまだ、期待しています。 | ||||
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この本は「理不尽」な理由で恐ろしい経験をした話ばかりだ 今までの『三島屋~』は語る本人や周りの人に原因や経験があってその結果こうなったという因果応報がわかる筋だったが、これはこれで面白い 特に『黒武御神火御殿』に惹かれた 読み終わって次の日にもう一度読んだ 悪霊を退治した勇敢な武士のその後をアレコレ想像したりして、今までにない楽しみを味わった 宮部みゆきの本は、いつも買ってよかったと思う | ||||
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宮部ワールド全開で楽しませていただいてます。期待以上です。是非ぜひ皆さまにもご堪能して欲しいです。 | ||||
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聞きての代替わり!違う切り口でものすごく面白い!飽きさせないスピードで一気読みおすすめです。 | ||||
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富次郎さんデビュー作なのであんまり重い 話は宮部みゆきさん考えたのではと思いました。最初からちかちゃんのお話はきついから!富次郎の心の声お勝さんの存在、おしまさんの三人に頑張って欲しいと切に願います。幼なじみから 始まり最後の黒部 御神死ななくていい若旦那が守った人殺し の女の人。なにげに切ない。キリシタン のご禁制もの初めてで私は面白く読ませてもらいました。さすがに宮部みゆき 初めからあんまり怖がらせては富次郎さん が可哀想(笑)次作早めにお願いします。 | ||||
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三島屋百物語の第六弾だ。聞き手が富次郎に代わった。 第一章は豆腐屋、第二章は養蚕農家を舞台とする怪談だ。 宮部さんの描く江戸時代はリアルで生臭く、その反面風情もあって、独特の味わいだ。 主流から少し外れた環境を描くところに意欲を感じる。第三章は飛脚が語り手で、怪談というより不思議話か。 どれも面白い。先の見える安直な話はひとつもない。 「で、それからどうなるんだ」と気にかかって睡眠を削ってでも読まざるを得ない。達者だなあ。実力日本一ですな。 圧巻は四章表題作である。300ページの長編だ。不思議な家に何人かの男女が迷い込む。 「迷い家」の伝承を思い出すが、そんな生易しいものではないのだ。 中盤までの不気味なムードと、後半で爆発する圧倒的な恐怖は、読み応え抜群である。 呪いに立ち向かう面々に拍手を送りたくなる。最高の読書タイムでした。 | ||||
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このシリーズは大好きでずっと読んでいるが、 今回の単行本では、どの話も少しずつ的外れなカンジがしてモヤモヤしました。 原因となる因果関係がまるで分らない泣きボクロの出現や 姑が鬼のように人が変わってしまったきっかけなど。 なぜその怪異がこのタイミングでこの人に降りかかったか?に 説明がなく、腑に落ちない。 表題作の読み応えはばつぐんでとても面白かったし、満足しているが、 やはりすっきり回答の出る話でなく、消化不良。 囚われの人が7人ではなく6人というのも中途半端だし、 では御殿の主を合わせて7つの大罪かと思うと役割が見えてこないし・・・。 もう一度じっくり読み返してもっと深く理解できるように努めます。 挿絵は申し訳程度にありますが、もっと増やしてほしいですね! | ||||
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三島屋シリーズの偶数巻は、ハートフルで微笑ましいお話という法則を見事に打ち砕く良い意味で裏切られました。 エログロまで行かなくても人の、それも家族や男女が抱く業を凄みを感じさせる筆致で描写する辺りはさすがの宮部さんです。 不慣れな小旦那の初先発をおもんぱかって(?)語り手を選抜した蝦蟇仙人こと灯庵老人の、これまで描かれなかった人となりや、もしかしたら準レギュラーに加わりそうな骨董品屋の親父さんなどサブ的な登場人物も丁寧に掘り下げて描かれていますので、変調百物語の愛読者さんたちには読んで損はない秀作だと思います。 惜しむらくは予約日の都合でアマゾンさんで購読できなかったことでしょうか・・・ | ||||
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宮部みゆきは多才な作家である、というのは誰しも認めるところであろう。デビュー作『我らが隣人の犯罪』や直木賞受賞作『理由』がミステリーだったので、ミステリー作家というジャンルに入れられることが多い。しかし、回向院の茂七シリーズは同じミステリーでも時代小説だし、アニメ化された『ブレイブストーリー』はエンデの『はてしない物語』に迫る良質のファンタジーだ。さらに『荒神』は怪獣ものだし『さよならの儀式』はSFだ。そしてこの「三島屋変調百物語」シリーズはホラー小説である。いったいどれだけの引き出しを持っているものやら。 さて、「三島屋変調百物語」は、前作で聞き手のおちか嫁いだことにより、新たに三島屋の次男・富次郎が聞き手となった。聞き手が女から男に替わることで、話の内容もがらっと変わる。第一話「泣きぼくろ」にそれがよく表れている。要するに色っぽい話になったのである。さすがにそうした話は若い女性の前では語れないだろう。 しかし、圧巻は第四話(表題作でもあるが)「黒武御神火御殿」であろう。年齢・性別の異なる六人が、正体不明の御殿に迷い込んで脱出が不可能になる。そこで起きる怪異な現象の数々。なぜ彼らはそんなところに迷い込んだのか。そもそもこの異様な屋敷は何なのか。謎は深まるばかりだ。一応時代小説の形をとっているが、私が受ける印象は東野圭吾『パラドックス13』のようなSFと同じだという感じだ。異様な世界からの脱出を目指して命がけの奮闘が始まる。 | ||||
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さすがの宮部節! 楽しく読みました。ただ最後の章が長かった。途中でだれてしまいました。 冨次郎さん、頑張って聴き役して下さい。応援します。 | ||||
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今までのシリーズと比べ、ぞ~ッと背筋が凍るような怖い話はなかったですね。 前作も1作目はすごく面白かったけど、あとの話はパッとしないなと思ったけど、今回は全体的に大人しめというか・・。 軽い気持ちで読むことをおススメします。 とはいえ、さすが宮部みゆきで、謎かけもあり、人間の複雑な心理を巧みに描いている場面あり、やはり面白かったです。 | ||||
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このシリーズ、ずっと読んでますが、今回も面白かったです! 個人的には「姑の墓」が一番怖かったかなあ。実質的な一家離散ものはこっちのような気がします。 「黒武御神火御殿」はホラー映画見てるみたいでした。江戸ものでこの雰囲気ならハリウッド映画になっても行けそうな気がします。 おちかさんは肝座ってたんだなあ、と富次郎さん見てると思いますが、富次郎さんはまだ新人?だし、彼なりの優しさと育ちの良さが良いように作用することがこの先増えてくるんじゃないでしょうか。今後に期待してます! | ||||
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デビュー戦だからまだぎこちない感じに書かれていますね〜 まあ、おちかの1作目見たいな雰囲気でした。 他のレビューさんも書かれてましたが グッとくる話はなかったですが、 これからの成長する富次郎さんに期待してます。 あと、外伝で蝦蟇仙人の日常も読んで見たいな〜と、 厳しくも優しい蝦蟇仙人にスポットがあたらないかな〜 | ||||
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前作は角川書店さんが挿絵を豊富に入れてくれたのに、今作の毎日新聞出版さんはバッサリと切り捨てやがった。 毎日新聞に連載されてたんだから出版社選べんもんね。 残念至極。 | ||||
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