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黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続
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黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全51件 1~20 1/3ページ
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三島やさんの百物語の聞き手が変わりましたが、本当に優しい人たちで私も家族の一員になった気分です。 | ||||
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三島屋のシリーズは1から全部読んでいます 期待どおり時間を忘れて読んでしまいます | ||||
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このシリーズを読むのは実に2年ぶりだった。前作からかなり時間がたったのので記憶がおぼろげであるが内容は新鮮だった。もちろんおちかの話題も所々に出てくるので良かった。第四話の黒武御神火御殿はこの作品の半分300ページを超える大作で非常に面白かった。 一般文学通算2811作品目の感想。通算3751冊目の作品。2024/04/30 11:10 | ||||
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思っていたよりもきれいで、中身も面白く読みやすかった。 | ||||
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宮部みゆきの江戸もの、大好きです。全部読み終わっていないけれど、夜寝る前のゆったりしたときに読むと幸せ感に浸れます。1巻~5巻まではkindleで読み、6巻からは単行本にしました。挿絵もあり簡単に目のページに遡ることもできて、本を読むのなら紙媒体です。 | ||||
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宮部さんの本 大好きです。 ほとんど持っています。みんな面白く次から次へと読みたくなりいつの間にか宮地ワールドになっています。 | ||||
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商品購入してすぐに届きました。 商品も美品で良かったです。母にあげようと思います。 | ||||
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綺麗な品物でした。 | ||||
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おちかさんが結婚し聞き手が従兄弟の富次郎さんに変わりました。だからなのか以前とはテイストが変わったような気がします。「黒武御神火御殿」は長く深い話でした。分かりやすい罪・誰の目にも罪と分かることだけでなく、原罪を意識してほしかったと個人的には思いました。どこかに付箋があったかもしれませんが見逃しました。 | ||||
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待ちに待っていた文庫です 面白いです おちかのあとの聞き手がまた違った感じで読んでいてたのしいです | ||||
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表題作の迫力が凄い | ||||
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ミッションスクール卒の私のキリスト教観ほぼ(だいたい)そのまんまな表題作。そして表題作内にあるのは武士・堀口様を通して描かれる人間賛歌。 屋敷の主人も、「デウス様はもうええわ…」と割り切れればあやかしにならずに済んだのに。しかも最期は神道にすがってるってどういうことなのよ? | ||||
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「百物語」シリーズの第六作で富次郎を聞き手とした初作。"おちか"シリーズのコンセプトを私は気に入って、作者の作品の中では本シリーズが一番好きになった。富次郎シリーズも楽しみである。本作ではこれまでの経緯を説明した「序」を除けば、「泣きぼくろ」、「姑の墓」、「同行二人」及び「黒武御神火御殿」(表題作)の4つの不思議話を収録している。 冒頭の「泣きぼくろ」では、まず、新しい聞き手となった富次郎に対する蝦蟇仙人の揶揄から始まるが、語り手が富次郎の幼い頃の友人で豆腐屋<豆源>の八人兄弟姉妹の末っ子の八太郎で、語りの内容も<豆源>の一家離散の経緯に纏わる不思議話というリラックスした設定。対話もタメ口で砕けている上に、不思議話が、<泣きぼくろ女>こそ登場するものの、長兄の嫁の不義に始まる姉妹の性的"業"の連鎖を語ったもので、まずは無難なスタートという事か。尚、富次郎が語りの内容を絵画化するという趣向が始まる。「姑の墓」は、隅田堤での"花見"という華やかな出だしで、語りも"桜"に纏わるもの、語り手も桃源郷の様な山里の"桜村"出身の絹物商の女将の"お花"という趣向。対話も煌びやかに進む。「宿業を背負った"おちか"の<陰>vs能天気な富次郎の<陽>」という対比を出す意匠だろう。そして、語りは"お花"の実家の<かがり屋>の裏山に季節には"山桜"に囲まれる村の墓所があり、毎年、この墓所の丘で"花見"をする村の決まりがあると進む(どう見ても、桃源郷)。不思議話とは<かがり屋>の女性がその"花見"に参加する事が許されないという事だが、不思議話と言うよりは、藩の豪商から嫁いで来た"お花"の義姉と姑("お花"の実母)との関係を中心とした人情譚で、語り終えた"お花"(嫁取りが近い)が実母と同年齢で姑となる事を自覚して積年の憂いを晴らすという爽やかな佳品。富次郎が描いた絵も洒落ている。 「同行二人」では、まず、"ホトトギスの初音"と"卯の花腐しの雨"とで季節感・風雅味を醸し出す。語り手は亀戸の"天神様"の裏手長屋生まれで、ガキの頃は腕っ節が強くて喧嘩っ早かったという亀一。語りの内容は、その亀一が生真面目な継父と折り合いが悪く家出して"火消し"を目指すが、イジメを受けて逃げ出した所を"ある方"がその逃げ足に目を付けて飛脚としてスカウトするが、ある事をキッカケに<のっぺら坊>と道行となる模様。<のっぺら坊>という怪異、雷と"火消し"の因縁、亀一が今では"ある方"と同じ役職に就いているという因果を織り込んではいるものの、風雅な出だしとは対照的に興趣を欠いた凡作。本作の半分以上の長さを占める掉尾の表題作の「黒武御神火御殿」は、馴染みの質屋の二葉屋が三島屋に持ち込んだ「黒武家」という家紋が入った印半天が発端で、その印半天には「あ」「わ」「は」「し」「と」「め」「ち」という文字が当て布の下に縫い込まれていたという暗号ミステリ風の出だし。そして、暗号解読のために富次郎が書籍が専門の幹一に相談を持ち掛ける点が巧みな繋ぎ(幸せ一杯の"おちか"が再登場する)。幹一は直ぐに見当が付いた様だが、「外れていたら空騒ぎになるし、当っていたら剣呑な事になる」と口を濁し、猶予期間を申し出る一方、同じく見当が付いたらしい"おちか"は、もし最初に印半天を持ち込んだ二葉屋の女中の"お秋"("神隠し"に遭った経歴あり)が語り手になったら、用心して下さい、と富次郎にアドバイスするという読者の興味を鷲掴みにする展開。間で吸血鬼の絵の話題に触れて欧州に目を向けさせる点も巧妙で、幹一は(口止めした上で)文字が"オラショの唄"だと打ち明ける。剣呑な訳だ。そして、語り手は"お秋"と共に"神隠し"に遭ったという札差の放蕩息子だったと自称する現在は古傷だらけで歳不相応の白髪の甚三郎。そして、甚三郎が語る"ある屋敷"に纏わる時空が歪んだ鬼気迫る怪異譚(これ自身素晴らしい)が、印半天の由来、2人が"神隠し"に遭った事由及び2人の宿縁を解き明かして秀逸であると同時に、甚三郎の体験が自身の放蕩の因果応報だと悟る因果譚及び屋敷の主の正体が甚三郎達と共に屋敷に閉じ込められた武士の藩が弾圧して流罪にしたキリシタン武士であり、閉じ込められた全員が何らかの罪を犯していて、屋敷の主が全員を罰している(積り)という凄まじい因縁譚となっているという卓抜した創り。前三話はやや軽めだと思ったが、掉尾の表題作に圧倒される秀作だと思った。 | ||||
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迅速な対応ありがとうございました。 | ||||
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宮部みゆきさんのファンですが、このシリーズは本当に面白いと思います。特に、江戸時代の雰囲気が良く伝わります。 | ||||
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状態もよく、このシリーズはやっぱり面白い。 | ||||
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説明どおりでした。 | ||||
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百物語の聞き手が変わったにもかかわらず、相変わらず、読み進むにつれて引き込まれていく体験談ばかりでした。 | ||||
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「三島屋~」シリーズの6冊目ですね。5冊目までは、文庫が出ているのですが、待ちきれなくてこれはハードカバーで買いました。前巻(伍之続)「あやかし草子」で、語り手にして、女主人公の「おちか」が嫁に行ってしまい、道楽息子(と決めつけるには問題があるけど)で従兄弟の富次郎が語り手を引き継ぎます。そのせいか、作者のテイストが変わったのか、これまでのようなハッピーエンド(前巻でいえば「だんまり姫」とか)、ほのぼの系あやかし(前巻の「金目の猫」、2冊目の「あんじゅう」「逃げ水」のような話が少なく、一家離散やら、巻き込まれた人間が全滅に近い死に方をするような、陰惨な終わり方の話が多いようです。 しかしながら、新装シリーズは始まったばかり、7冊目に相当する部分が、新聞連載中だと聞いていますので、期待しております。やっぱり、この作者のストーリーテラーとしての能力は、買いです。 | ||||
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全体としては 面白かったです。ただし いくつか 不満の点があります。故に 星 四つです。第1話の 最後 、語り手の 主人公の 父親が 家出しますが その 理由が 書かれていません。読者があれこれ想像しなくてはいけないのでしょうか? ちゃんと 描いてほしかったです。 表題作の「黒武御神火御殿」とても面白かったです。息つく暇もなく 一気に読みました。ただし これも 最後の 理由ずけのところ、「言わぬが花」的に 書いていますが これも もうちょっと 描いてほしかったです。モヤモヤ感が残ります。 でも 全体としては 面白かった! 2020年8月26日 「熊本日日新聞」で「三島屋変調百物語 よって件のごとし」が 始まりました。楽しみです。 | ||||
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