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(短編集)
あなたの人生の物語
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あなたの人生の物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全131件 21~40 2/7ページ
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テッド・チャンのいくつかの作品は、人間の「自由意思」に揺さぶりをかける存在をモチーフにしている。表題作は、カート・ヴォネガットの作品に登場する「トラルファマドール星人」のような世界認識を持った地球外生命体が登場し、主人公は、彼らの言語を解析する過程でその得意な世界認識を身につけるに至る…というモチーフ。「地獄とは神の不在なり」は、キリスト教の神を無神論者の視点から見た世界だろう。 | ||||
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文学も数学も物理も大好きなので知的好奇心をくすぐられて読んでみましたが… 最初から最後まで退屈で苦痛でした… 意味がわからないところがあり読み直して理解しても 特に読み終えたあとの余韻も残りません 久しぶりに時間を無駄にしてしまいました この人の作品はもう読みません… | ||||
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リアリティーは、薄皮を通しているような、感じであったものの、作品のもつ訴える象徴的ーイメージは、深く残る。 パロディまでいかないが、シリアスでもない。 アイデア、ディーテイルでは、面白く熱中できた。一気呵成に書かれたのかも、知れない。 それ故か、イメージが、残像として強く残る。 | ||||
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表題作については、素朴な科学哲学の翻案としか思えませんでした。新たに得られる知見やSF作品ならではの新鮮な感覚はなく、著者の知識の乏しさを感じました。ただ他の短編もあり、著者の得意分野もあるかと思いますので読み進めてみようと思います。 | ||||
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『三体』を読んだ後に中華SFを読んでみたくなり購入しましたが、テンポも内容も緩く感じました。この作家の作品は今後は買わないと思う。 | ||||
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8のSF作品収録。 小説として純粋に巧みに書かれており、宗教的・既得観念的なモチーフの作品でも、情感が響きやすい作品となっているけれど、読みやすいかと言われると、人を選ぶかなというのが正直な感想。 SF好きな人にとっては堪らない世界観なのかもしれないけれど。 | ||||
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いくつか宗教観の違いか、はたまた文化圏の違いゆえに感情移入できないものこそあったものの、ほとんどはSFらしい、感心させる……すなわち、新しい視座を提供し、それによる感情を呼び起こさせるものでありました。 私的にはとても面白かった。 | ||||
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映画はみていません。純粋にSF小説として読みました。 『バビロンの塔』SF小説というよりファンタジーですね。 『理解』~アルジャーノンに花束を~を思い出しました。 『ゼロで割る』ワケワカラン 『あなたの人生の物語』とても良く書けていると思った。しかし一つも面白くなかった。 『地獄とは神の不在なり』SFじゃないよね? 宗教観の話? 全体に上手に書けているとは思いました。 しかし何にでも当てはまる事だとは思うのですが、 良く書けている・上手に書けている=面白い。ではありません。 あと宗教観や信仰を想起させる話があり、ちょっと鼻につきました。 高評価が多いので単純に私との相性とか好みの問題でしょう。 ひとっつも面白くありませんでした。 | ||||
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最初の3本ぐらいは 読めたがあとはさっぱり。 映画はかなり分かり易かったんだね。 | ||||
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注意:ネタバレあり 宇宙人と意思疎通する物語。言語学者&物理学者の共同作業で言語を読み解く。物理学者はフェルマの定理を手がかりに、言語学者は言語学の観点で解析をする。結果、宇宙人は決定論的世界を認識できる言語を持っていると結論を出す。言語学者は宇宙人の言語を学び、決定論的世界を認識できる言語を学習して、亡くなった娘に語りかける。決定論的世界では、亡くなった娘と生きているわたしとの境目はない。 | ||||
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紙で持っているけれども「息吹」をKindle版で購入したのでこちらもKindle版で再購入。 映画化された表題作もよいが、 「バビロンの塔」、「七十二文字」、「顔の美酷について-ドキュメンタリー」 もよかった。 | ||||
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映画がおもしろかったので、原作を読んでみました。 SFは古典から最近のものまで大好きなジャンルなのですが、 これは・・びっくりするほどおもしろくないですね!! 短編集なのですが、その作品も一体どこがポイントなのかさっぱり理解できませんでした。 アイディアは秀逸で素晴らしいと思いましたが・・ 他のレビュワーの方がおっしゃってるように、もしや翻訳がズレてるせいなんじゃないでしょうか・・? 美味しい素材から出した出汁の出がらしを飲まされているような、スーパードライ感がたまらなく苦痛でした。 | ||||
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どの話もそのイメージがすごい。 そして見事な語り口で数ページ読めば、もう作者の創った世界にどっぷりと浸れます。 久しぶりに夢中になって読みました。 | ||||
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異星人の文字らしきものを解読するストーリーにはゾクゾクして興奮を覚えました。しかし、自分の子供の物語 の挿入部分の必要性?何故ここに?何を意味しているの?文字解読ストーリーとどの様な関係性があるの?ただ単 に物語の流れを邪魔しているだけではないの?・・・と違和感を覚えました。 好みあるいは感受性の差なのかもしれませんが「本書は読む人を選ぶ作品だ・・・」というような表現は、上か ら目線の、人を見下す感じがして好きではありません。 | ||||
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素晴らしい内容だった。今まででダントツ。 | ||||
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不勉強ながら知らない作者の方で何気に手に取ったのも偶然でしたが、その内容に圧倒されました。文章力や構成力は積み重ねでも身につけることができますが、閃きや想像力は生まれ持ったものなんだということを痛感させてくれる才幹だと思います。しかも滅多に作品を書かないと聞いて二度びっくり。まさに天才ですな。 | ||||
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レビュー消されちゃったからコンパクト版で、いきますのよ~~~! 「バビロンの塔」「理解」「ゼロで割る」「人類科学の進化」「地獄とは神の不在なり」には、作者がある仕掛けをしてるんだけど、それに訳者が気づかなかったから、訳からは手がかりもオチもみんな消えてますわ。「ゼロで割る」がなんかよーわからん話だと思った人!そのとおりなのですわ! 「あなたの人生の物語」これは「自由意志を持たないものは、天国と地獄のどちらかに行くんだけど、どちらなのかは前もってわからない」という、「地獄とは神の不在なり」と同じテーマですわ。なんにせよ、ふつうに読めば主人公に共感できるようなものではありませんわ。共感したとしたら、それは「自由意思がない」という状態を想像できず、ルイーズの能力をたんなる予知能力だととらえているからですの。映画もそうですわね。 「72文字」よくわからなかったんですの。 「顔の美醜について――ドキュメンタリー」読んでませんわ。 「バビロンの塔」は「そうか、円筒印章だ~」が天地創造についての新知識なので、すこしあとの >何世紀にもわたる人間の労働は、天地創造についてこれまで人間が知っていた以上のことを、なにひとつ明らかにしなかった と矛盾していますわ。これは原文では矛盾していない(というかここがオチ)のですが、浅倉氏が「そうか~」以降の時制を変えてしまったため、矛盾してるし、オチもなくなってしまいましたの。 「理解」の最後の文は >I comprehend the Word, and the means by which it operates, and so I dissolve. >わたしはその”ことば”を、そしてそれによって操作される意味を了解し、かくしてわたしは崩壊する。 byが抜けてるし、meansは「方法」で、「意味」という意味はありませんの。 レイノルズは「自分は聖人だと主張する気はない」と言ったんですけど、救世主じゃなくて神さまのほうでしたの。the Wordも聖書にでてくるやつですわ。それに気づいていれば >わたしは”ことば”と、それが働く方法を了解し、かくしてわたしは崩壊する。 という訳になりますの。「"ことば"が働く方法」すなわち意味を理解するというギャグでしたの。 「地獄とは神の不在なり」 堕天使が >Decide for yourselves. That is what we did. We advise you to do the same. >みずから決めるがいい。それがわれわれのおこなっていることだ。おまえたちもおなじようにするがいい と言ったんですが、what we didが訳で現在形に変わってますの。でもこれ、天使が自由意志を持ったため堕天使にされたことをいっているから、意味が通じなくなりますわ。 「ゼロで割る」「人類科学の進化」は大物なので、ホームページに書きましたの。 | ||||
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映画になった話は読みながら衝撃を受けた。よき衝撃。数学や物理がまったくわからないけど、この光の定義を知った時の衝撃はわかった。時間、光、だからこういう構造になってるのかー、と最後にいろいろと考えてしまうのもより印象に残るしくみっぽくてよい。映画は見てないけど、これどうやって映画にするのだろうと思ってしまった。ほかに塔の話も印象に残った。 | ||||
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ネビュラ賞、ヒューゴー賞を受賞した短編がズラリと並ぶ。 表題作「あなたの人生の物語」は、普段SF小説を読まない自分でも着想や構成がユニークだと思うが、主人公が淡々と運命を受け入れる姿に違和感を持った。 未来は不確実で自由意志によって未来は変えられるという考え方と、運命は決まっているという考え方があるとすると、筆者は後者の思想なのだろう。 本作品の主人公は自由意志を放棄し、自らを事象の波に漂う存在となることになんら葛藤を抱き絶望している様子はない。 でも、普通は起きて欲しくない未来は何としてでも回避しようとしないだろうか。 「バビロンの塔」「理解」も面白いが、訳語が物足りない。その他の作品も宗教的バックグランドがある方が独特の世界観を理解できそうだが、解説も特にない。 残念ながら自分には消化しきれない作品という印象。 | ||||
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映画を見て原作を読んでみた。短編って思ったが、佳作揃い。 | ||||
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