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スカイ・クロラ



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スカイ・クロラの評価: 4.05/5点 レビュー 124件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全95件 81~95 5/5ページ
No.15:
(5pt)

ついに文庫に!

森先生の傑作スカイ・クロラがついに文庫本化です!!値段もサイズもお手頃なので、まだ読んだことない人も、借りて読んだことはあるけど、ハードカバーには高くて手が出せなかった人にもおすすめです。ただ、カバーのデザインがハードカバーではきれいな青空だったのに対し、ただの青一色となってしまいそこが残念です。
スカイ・クロラ (中公文庫)Amazon書評・レビュー:スカイ・クロラ (中公文庫)より
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No.14:
(5pt)

うん、いい感じ。

もわっとした、霧につつまれたような、この感じ、好きです。すっきりしたいミステリとは少し違ったいい気分。最近、推理の方がいまいちで、ちょっと離れ気味だった森博嗣でしたが、また少し、吸い込まれました。推理には出しにくい森博嗣の色がこの本には出ています。一度、読んでみてください。あと、ハードカバーは大学の教科書しか買ったことがなかった僕ですが、カバーに惹かれて買っちゃいました。(ハードカバーですが小さな本ですので余り高くありませんし。)ちょっと綺麗なカバーです。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
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No.13:
(5pt)

透明感溢れる世界

私がこの本を購入したのは、その綺麗な空の表紙に惹かれたためでした。それに一目惚れした私は、迷わずそれを購入したのです。それは、現実のようで、どこか幻想的な世界でした。生きるということや、死ぬということ……そんな純粋な言葉が、私に浸透していくようでした。そんな世界に、私はいつしか吸い込まれていくようでした。私は、この作品のそんな雰囲気をとても気に入りました。気付くと、どこかで青い空を思い描いている自分がいました。無機質かつ透明で純粋な、独立した世界観。この作品から、私は色々なことを知りました。個人的には、とても気に入っている作品です。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.12:
(4pt)

具体性のない愛

感想を書こうとしてもうまくできないので、この本のキーワードを。孤独。人と人の「あいだ」。すれ違い。生きること。死ぬこと。子供の純真さ。大人になるということ。戦争。ただ、青い空。イギリスのロック・バンド、レディオヘッドのトム・ヨークが自分たちのアルバム"the bends" を形容して「具体性のない愛(plastic love)」と言っていた。この本にもその言葉がよくあうかな、とそれだけ思う。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.11:
(5pt)

綺麗

 「ナ・バ・テア」読了後、再読しました。再読をするたびに違う感情を持ちます。「スカイ・クロラ」もとても綺麗なお話です。 人間の存在価値を考えさせられました。文章は詩的です。森作品を初めて読むと言う人には、正直お勧めはしません。しかし、飛行機が好きであったり、詩が好きな人ならば純粋に楽しめると思います。 
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.10:
(5pt)

森氏から遠く離れているあなたへ

ミステリが嫌いで、これが森作品で初めて触れる本だったけど、この世界観に浸れるのはとても気持ちいい。状況はスリリングだけどそこに違和感なく入り込めました。でもそれより何より、装丁が綺麗すぎ。星5。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.9:
(5pt)

エンタテインメントというよりも、むしろアート。

「すべてがFになる」の中に、こんな一文がある。「「Time is money」なんて言葉があるが、これは、時間を甘く見た言い方である。金よりも時間の方が何千倍も貴重だし、時間の価値は、つまり生命に限りなく等しいのである」「スカイ・クロラ」は、この一文を裏返しにしたところに生まれたような小説だ。この作品の主人公は、子供のまま大人にならず、戦争によって誰かに殺されない限り死なない子供、である。彼等の間では、「いつまで生きるつもり?」といった会話が普通に交わされる。時間も生命の価値も、彼等にとってはさして貴重ではない。主人公の、生と死と時間に対する考えは、子供から大人へなり、やがて死を迎える通常の人間である我々が、日常に埋没させて無意識に放棄してしまっている、生と死と時間の問題を躊躇なくつきつけてくれる。蛇足ながら、作中に多用されるアクロバット飛行に関する用語などは、森博嗣のVシリーズ「魔剣天翔」の中で、瀬在丸紅子が披露する名解説を参考にするのも良いかもしれない。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.8:
(4pt)

小説の形をした詩。

戦争を知らない大人たちと、戦争のなかを生き抜く子供たち。戦闘機のパイロットである主人公を中心に、リアルなようでいて、幻想的な世界で繰り広げられるストーリー。豊かなイメージと、美しい文章。生と死について考えさせられる、それでいて不思議な余韻を残す結末。装丁も美しい本です。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.7:
(5pt)

生と死と死。

森氏の小説を読むのはこれが初めてでした。熱心な読者の中には「森氏を初めて読む人にこの作品を読んで欲しくない」と、言う人もいますが、私は必ずしもそうではないと思います。戦争の中で起こる「生と死」の疑問。誰もが一度は心に抱いたことのある疑問だからこそ、とても深く入り込んで読むことが出来ます。ラストは賛否両論、意見は様々に分かれます。この本を読めば、「生と死」に関して自分なりの答えを見出すことが出来ると思います。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.6:
(5pt)

森博嗣が理解できる本

森博嗣氏はミステリ作家ですが、この本をジャンルで分けるならばミステリではありません。でも、1番森博嗣という人が出ている作品だと言って間違いないと思います。これを最高傑作と言ったら、これ以降にこれより優れた作品がないということになってしまうので、そうは言いません。でも、最高傑作に限りなく近い作品だと言って良いと思います。文章、装丁すべてにおいて、ため息の出る一冊です。
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No.5:
(5pt)

本当に空を飛んでいるような優れた文章

人気ミステリィ作家森博嗣による綺麗な小説です.犯人探しの推理小説ではありませんが,決して読者を置き去りにした趣味的小説ではありません.森博嗣の有名な飛行機好きから,その点を心配されているファンの方は,安心して読んでいただきたいと思います.「犀川&萌絵シリーズ」や「瀬在丸紅子シリーズ」における森ミステリィの魅力は,個性的なキャラクターたちや,読者を騙す見事なトリッキーさに拠るところも大きいでしょうが,他の作家にない最大の魅力は“地の文に味が付いている”ことだと思います.文庫版『有限と微小のパン』に島田荘司の優れた解説が付いていますが,そこでの“森博嗣の文章は絶えず独立した一行になりたがっている”という指摘は実に的確に思われます.というのもいわゆる「新本格派」のミステリィの中には,ときどき文字を追うのが苦痛になってしまうような作品があるのですが,森博嗣のミステリィにはそのようなことがまずないのです.『スカイ・クロラ』では,その魅力が最も良く発揮されています.空中での淡々とした記述はとても美しく,テンポの良い詩のようで,本当に空を飛んでいるような感覚を与えてくれます.『冷たい密室と博士たち』や『今はもうない』など大好きなのですが,この『スカイ・クロラ』が今や一番お気に入りの作品となりました.
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.4:
(5pt)

青い空の下の夜の町

なんだかすごかった。だから、スカイ・クロラ地に足をつけて生きることが出来ない。そんな自分たちは、果たして本当に生きているのだろうか?そんな不安定なまま、生きる。だらだらと、生き続ける。地に足など着けない。だから、足は浮く。その替わり、空をはうように。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.3:
(4pt)

変化球。

空を這うモノ、、、Sky Crawler。地に足を着けて生きろ、なんていうがその反意だろうか。結末の虚無感が心地よかった。それは眠りに落ちる瞬間の心地よさと似て。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.2:
(4pt)

空を這う者...?

この本のタイトルを訳すと、こうなるのでしょうか。新聞のベストセラーで紹介されていたのと、店頭で平積みになっていたのと、表紙の美しさがあいまって、思わず買ってしまいました(私はあまりハードカバーは買わない人です。文庫になるまで待つ・笑)。森先生のミステリー系作品は読んだことなくとも、名前は知っていたので、同一人物と知って驚いています。文章が作品によって違うかどうまでは分かりませんが...意外なことに、戦闘機乗りの話です。時は近未来なのでしょうか。戦争が会社によって行われているような時代です。パイロットで主人公のカンナギユーヒチは、より前線の基地に配属され、そこで女性パイロットであり、上司のクサナギに出会います。しかし日常に任務を遂行していく中で、二人の共通点が...吉本ばななばかり読む私にとっては、不思議な感じがする度合いと毛色が、村上春樹の「スプートニクの恋人」に似てる気がするんですが...(あまり参考になりませんが^^;)美しい文章に、どこか変わった登場人物たち。それらに魅了されることは請合います。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586
No.1:
(4pt)

題名と結末

主人公の心情をあらわす時の文体が心地よかった。 途中はどんな結末を迎えるのか皆目検討つかなかったが いざ結末を迎えると、あぁ一貫しているなと思った。 見事な虚無感となにか新たな考えをもたらしてくれた。
スカイ・クロラAmazon書評・レビュー:スカイ・クロラより
4120031586

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