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チャイルド・ファインダー 雪の少女
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チャイルド・ファインダー 雪の少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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アメリカの本だが、今までに無いミステリー小説。不思議な雰囲気の流れ。面白く読み終え、保存版です | ||||
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日本国内でも子供が行方不明になる事件がしばしば起こる。家族の気持ちを思うと痛ましい限りである。 チャイルドファインダーという言葉に引かれて読み始めたが、最後までハラハラさせてくれる内容だった。 ネタバレになるので、内容については触れないが、次回作を楽しみにしています。 | ||||
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なかなか考え付かない設定、読み進まずにはいられない展開が素晴らしい、面白い 2作目(Batterfly girls)の翻訳が待たれます(主人公child finderの過去がわかるらしい)、早く翻訳お願いします、遅くなれば、原作を買うしかありませんが、読むのに時間がかかるし、ハラハラしながらも早く読めない、など、苦しさが予想されますので、 | ||||
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読み終わってすぐに続編がないか検索するくらいおもしろかった。 行方不明の子供、虐待、とテーマは重いが不思議と暗くない。 登場人物たちのこれからが幸せであるといいな、と思わせられた。 | ||||
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ページがどんどん進み、とても早く読み終わりました。その分面白かったということでしょう。チャイルドファインダーという仕事、必要ですね。ちょっと前もニュースで女の子が不明になっていましたが、両親としては当然いずれ帰ってくると思い続けます。それに終止符を打つ仕事ですが結果はほぼ2択ですか。実際はこの本のように、警察の方と組んでやったほうが、やりやすいのでしょう。警察の資料なんて普通簡単には見せてもらえませんんよね・・・。 | ||||
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真っ白な雪の中3つの足跡が向かうのは何処なのか? 337頁の中で紡がれるそれぞれの子供達の強さ哀しさ寂しさ、スノウガールは誰も見つけてくれなかった男に救われ囚われチャイルド・ファインダーに見つけ出される。見つけてもらえなかった少年があまりにも切ない…酷すぎる。 ハンディを背負った子供と言う設定がずっしりと重く読みながら泣いてしまった。 チャイルド・ファインダーであるナオミも保護される前に自分が何処から逃げて来たのか記憶が無い… 一緒に逃げたはずの妹が居た事を後半記憶が蘇り思い出す。 何とも重い重い内容、最近もキャンプ中に行方不明になった女の子がいるし長期に渡り拉致監禁された少女の事件も記憶に強く残っている。 子供の拉致は異常な小児性愛者が関わる事件が殆どで、無事に保護されても子供達は心が壊されてしまう。 社会と大人は全力で小児性愛者から子供を守る責任がある。 続編が本国で出版!創元推理文庫 殿 是非翻訳出版お願いします! | ||||
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久しぶりに一気に読みました。訳も読みやすいです。登場人物の心理描写・雪に閉ざされる自然描写 どちらも素晴らしい。過酷な雪の世界に連れて行かれる小説です。続編の出版を心待にしています。 | ||||
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「チャイルド・ファインダー 雪の少女 "The Child Finder"」(レネ・デンフェルド 創元推理文庫)を手に取る。「沼の王の娘」(カレン・ディオンヌ)、「鎮魂のデトロイト」(シーナ・カマル)などを読んできて感じることは女性作家の「感性」に時に反撥を感じることがあるので(笑)、警戒しながら読みました。 舞台は、オレゴン州の高地、森林、スモール・タウン。逃亡した、あるいは失踪した、あるいは連れ去られた子供たち。主人公、ナオミはその子供たちを見つけ出すために雇われる私立の「チャイルド・ファインダー(子供見つけ人)」です。彼女もまた、己がIDを失い、過去の「記憶」の喪失とその突然の発露に苛まれています。 のっけから彼女は、行方不明の少女、マディソンを探してほしいと家族から依頼されます。厳しい自然の中、ナオミは「目的意識に滅ぼされないようにしながら」、一歩一歩、少女の行方、その真実へと近づいていきます。 スリラーとしては、ナオミの捜索と邦題タイトルが表す「雪の少女」のシーンがクロスして描かれていきますが、サスペンス手法としては常套的です。また、オレゴンの深い森林の中という限られた社会が身近ではない環境であるがゆえに、私自身の想像が追いついていかない部分もありますね。でも、ある種の<血の連鎖>という真相へ向かって物語は静かに進行していき、清冽なエンディングを迎える作者の余計なものを削ぎ落した展開は潔く、美しいと感じました。 今回は、チャイルド・ファインダー、ナオミのキャラクターにコミットしたと言っていいでしょう。オレゴンの厳しいアウトドア、つらい「記憶」、哀しみ、子供たちを見つけるというパッション、そして不思議なことに「悪」を体現化した登場人物が一人もいないことの驚きの中、マディソンの家族、レインジャー・デイヴ、雑貨屋の主人、州警察、そして養母メアリー、そしてもう一人、メアリーに引き取られた少年、ジェロームの存在がこの降る雪のように静かな小説に深い彩りを添えています。ナオミと彼らのとても印象的な会話、描写がおそらく「霊性」をもたらすのだと思います。 「数でもなければ、自分を売り渡すことでもなく、お返しに何かを求めることでもない。安全を求めて願うことでもない」。人への思いは出会えたことで、既に完結しています。 聖なるナオミ、あなたがあなたでいる限りあなたを助けずにはいられない。 次回作を期待しています。 | ||||
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