潤みと翳り
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点9.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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デビュー作「渇きと偽り」が高い評価を得た「連邦警察官フォーク」シリーズの第2弾。オーストラリアの大自然を舞台に、密室劇とも言うべき心理サスペンスが繰り広げられる濃密なヒューマンミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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なんだよ、このオチは。それまでのストーリーが台無しdeath。 やっぱ、ヘニングマンケル先生以外はクズ作家なんだろうか。 | ||||
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前作「渇きと偽り」に続く豪州メルボルンのフォーク連邦警察官を主人公とした作品。主となる事件は前作と全く別ものですが、フォークの内面、家族、故郷に対する思いは前作から継続したものになりますので、前作を読んでないと面白みは半減以下になります。前作も感じましたが豪州を舞台とする以外は目新しい設定、謎、人間関係などは特にないと思いますが、不思議とフォークやその他人物に感情移入し、気が付けばページをめくる、という感じで一気に読んでしまいました。章ごとに時間軸が異なるのですが、"良い加減"で異なる時間軸(次章)に続くのでリズムよく読むことが出来るという感じです。 | ||||
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前作『渇きと偽り』の続編が出ていると知ったので購入して先日読了した。森で行方不明になった女性の謎を追う『羅生門』のような話かと思ったら、以外にもミステリーを基軸に置いた群像劇で、どちからと言うと誰もが抱える家族の問題をテーマにしたミステリーにとどまらない作品だった。登場人物たちの背景の話は、自分にも子供がいるので親である登場人物たちの気持ちが痛いほど分かるし、長年会っていない父親との関係の話も色々と考えるところがあった。オーストラリアも日本も色々と似ているところが多いのか、家族の問題はどこでも同じなのか等々考えてしまう。 主人公のアーロン・フォークも枯れた中年男性ぽくカッコ良いし、どこかで誰かドラマ化してくれないかなと思いながら最後まで読みました。 あと、どの場面も頭の中で想像できるくらい文章が分かりやすくて、独特の文体などがなく読みやすいです。なぜかなと思ったら作者の女性は元新聞記者らしいですね。どおりで…と思いました。 | ||||
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企業の合宿研修で森に入った5人の女性。道に迷い、やっとの思いで脱出したとき、そのうちの1人が消えていた。 遭難か、事件か、外界から隔絶された自然は、女性たちの虚飾を容赦なく剥ぎ取っていく。オーストラリアの 森を舞台に繰り広げられる複雑な人間関係に基づくサスペンス。謎解き小説としては、やや複雑(人工的)な作りである。 | ||||
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これを書いているのは9月23日の15時頃。 発売後1月半を過ぎたが、今のところ、この本にレビューは1点も入っていない。 文庫の初訳ミステリで、現代の話で、作家は前作でかなり話題になった人である。 この状況はちょっとミステリではないか。 それでは、478ページのこの本を読了したので、レビューを書きます。 言いにくいことだが、400ページ付近から明らかになる事件の真相に意外性はなかった。 現場には5人の女しかおらず、1人が消えたという状況設定だから、作者の打つ手は限られている。それを考えると、5人に起きたできごとをできるだけ複雑にするように努力はしている。 400ページまで楽しく読むことができたので、読者として特に不満はない。ミステリ向きかどうかはわからないが、筆力のある作家だ。オーストラリアの森の描写も楽しかった。 | ||||
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