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絞首商會
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絞首商會の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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いわゆる「ホームズ形式」をベースとした推理小説で、舞台となる時代背景も現代で無い点も合わさって、作品の雰囲気は非常に良かった。ワトソン役が実質的には一人ではなく、最終的にチームを組んで真相に迫る形となる終盤は特に面白い。ただ、視点がワトソン役の固定ではなく様々な視点から描写が行われることもあり、序盤は物語の展開がやや緩やかに感じた。冗長に感じるほどではないが、もう少しテンポ良く展開してくれれば文句なしの★4以上評価の傑作。 | ||||
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中古品だけど読むには十分。 | ||||
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無政府主義者の存在が、途中かなり希薄な感じを受けた。 無政府主義者という設定がミスリードの要諦なのであれば(ひょっとしたら違うのか?)、 途中の希薄感は物語の作りとしては、勿体無いなと思った。 誘拐とか、暗闇の攻防とかでその雰囲気づくりをしたとも思えるが、 鼓堂博士殺人の話に終始フォーカスが向いてしまい、無政府主義者の話は何処へやら、 と感じながら読みすすめることになった。 物語は面白いと思う。 但し、「方舟」にしても、「サーカスから来た執達吏」もそうなのだが、 どことなく文章が硬い感じがする。 この硬さがどこから来るのかは、さっぱりわからない。 わからないのだけど、なんというか、無理して書いてる気がする。 とても才能のある書き手だと思うので、 硬くならずに伸び伸びと書いてもらうと、別の境地が開けるような気がしてならない。 ということで、読み手の勝手な思いを書かせてもらいました。 新作、お待ちしています。 | ||||
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法医学の一大権威である大学教授が自宅庭にて刺殺体で発見される。しかも被害者は無政府主義の秘密結社「絞首商會」と関わりがあるらしい。加えて、以前被害者宅に侵入した元泥棒に遺族が犯人捜しを依頼するという、何とも型破りな設定。 事件現場の謎や怪しげな友人たち、次の事件が起きるタイミング等が程よく、本格的な探偵小説です。時代背景を踏まえた事件の構図も良く練られていましたが、もう少し物語をコンパクトにまとめられたほうが読みやすいと感じました。 | ||||
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トリックは奇天烈ではありませんが、容疑者四人それぞれの行動理由がとても面白かったです! | ||||
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面白くて一気に読んだ。 文章力、比喩に優れ、世界に引き込まれる。 最後のトシコの語りに胸を打たれ、何度か涙ぐんだ。 何よりも、動機が斬新! この時代ならではの設定が生きている。 真相とそこに至るまでの推理も面白く、ミステリとして楽しめた。 | ||||
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文章がよい。 一つの文章の中にたくさんの情報を盛り込みながら、 その並べ方が巧み。 だから読んでいて気持ちよい。 特殊設定はないかもしれないが、はらはらする場面もあり、 幾多の事件や謎の配置が秀逸で面白い。 静かな丁寧な雰囲気にも とてもリアリティを感じた。 再読したくなる作品だと思う。 | ||||
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