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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「方舟」がやたらと面白かったので読んでみた。これがデビュー作だ。 大正時代の東京が舞台である。血液学の博士が殺された。同居していた親戚の女性は、以前泥棒に入った男に解決を依頼する。 血液型(ABO式)と輸血がようやく発見された時代だ。無政府主義者の組織が絡んでいるところも時代を感じさせる。滑り出しは上々だが、長すぎて途中で飽きてくる。本筋に関係のない記述が多すぎ。この作者らしい皮肉なツイストは多いが、「方舟」ほどの鮮やかさは感じない。真相は確かに意外だったので、ミステリとして悪くはない。でも、基本アイデアがこれなら、半分の長さで書けたのではないか。ならば引き締まった佳作として盛り上がったと思う。 | ||||
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