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絞首商會



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【この小説が収録されている参考書籍】
絞首商會
絞首商會 (講談社文庫)

絞首商會の評価: 3.60/5点 レビュー 10件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

アイデアはいいが、冗長すぎる

「方舟」がやたらと面白かったので読んでみた。これがデビュー作だ。
大正時代の東京が舞台である。血液学の博士が殺された。同居していた親戚の女性は、以前泥棒に入った男に解決を依頼する。
血液型(ABO式)と輸血がようやく発見された時代だ。無政府主義者の組織が絡んでいるところも時代を感じさせる。滑り出しは上々だが、長すぎて途中で飽きてくる。本筋に関係のない記述が多すぎ。この作者らしい皮肉なツイストは多いが、「方舟」ほどの鮮やかさは感じない。真相は確かに意外だったので、ミステリとして悪くはない。でも、基本アイデアがこれなら、半分の長さで書けたのではないか。ならば引き締まった佳作として盛り上がったと思う。
絞首商會Amazon書評・レビュー:絞首商會より
4065170877

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