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(短編集)
medium 霊媒探偵城塚翡翠
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medium 霊媒探偵城塚翡翠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全252件 161~180 9/13ページ
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予想できない形で裏切られました | ||||
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「このミス」はじめ、2019年のミステリー三冠を受賞するなど業界を席巻した本作。噂に違わぬ出来でした。 ただ、それは最後まで読んだからこそ。かなりの部分の描写が軽くて、私の趣味に合わなかったのです。 正直なところ、最初から中盤辺りまではモロにライトノベル風で、第二話の真ん中辺りで読むのをやめようかと。 でも、続けて読んで良かった! ラスト100頁は怒涛の内容です。これぞミステリーという大どんでん返しの醍醐味が味わえます。 | ||||
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面白くて引きこまれる。 Kindle版初めてでしたが、嵩張らず安くてよかったです。 これからも利用したいです。」 | ||||
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途中まではありがちというか、本格ミステリーをよく読んでいる人ほど評価しづらいのではと思いながら読み進めていました。しかしラストの、あまりにもな反転にしてやられてしまい、なるほど!と膝を打ちました。ただ途中、夢中になるほど先が気になったかと問われると、実際には指を繰るペースが鈍っていたのは確かです。ラストに至るまでが長かったので、そこを乗り切れば極上の驚きに出会えますよ。 | ||||
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相沢先生の作品を初めて読みました。最後まで引き込まれる展開もあり一気に読破しました。他の作品も読んでみます。 | ||||
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本当におもしろいミステリは犯人(?)が途中でわかるかどうかなんて気にさせない作品のこと、とあらためて思わされました。ミステリ通には物足りないのかもしれませんが、とにかく楽しめる本を!という方はぜひ。 | ||||
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本作品の著者は、デビュー作「午前零時のサンドリヨン」を読んで、期待できる作家だと感じていました。 特に、マジシャンでもあるというプロフィールで、亡くなったミステリ作家のことを思い浮かべました。 それは「泡坂妻夫」です。著者とは作風は全く異なりますが、この作家も、マジシャンでした。 ミステリとマジックには、ある共通点があって、その共通点を活かすと、優れたミステリ小説になる、ということを実証した方です。 泡坂妻夫は、日本を代表するミステリ作家の一人です。 私が、本作品の著者に期待したのは、そのマジックとの関連部分で、泡坂妻夫のように、優れたミステリの傑作を生み出してくれたら、というものでした。 本作品は、その期待に見事に応じてくれた傑作だと思います。 物語は、4話に分かれていて、男性ミステリ作家の香月史郎が、霊視によって、犯人を当てられるという城塚翡翠という女性と知り合い、難事件を解決していくというもの。 翡翠の犯人当ては、証拠の部分が弱いので、香月が、「推理」で固めて、解決に導いていく。 ところが、この作品世界では、連続死体遺棄事件が進行中だった…。 各話の目次をみると、想像がつくのですが、最終話になって、いよいよ、二人が連続死体遺棄事件と向き合うことになる。 ミステリの醍醐味は、「見事な推理力」と「意外な真相」ですが、この最終話は、その面白さを存分に楽しむことができます。 しかも、期待したマジックとの共通点から導かれる手法を用いて、極めて効果的な展開になっていました。 さて、では肝心の著者は、泡坂妻夫のことをどう思っているのだろう? じつは、物語の最後の方で、「泡坂妻夫を意識して作品づくりをした」と確信させる部分がありました。 泡坂妻夫の作品がお好きな方なら、ピンとくるはず。 これ以上は、ネタを明かすことになるので、書けませんが。 自分の期待に十分に応えていて、他の方にも自信を持って薦められる作品として、満点にしました。 | ||||
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medium 霊媒探偵城塚翡翠。 最近はもっぱら本屋大賞の入賞作品を読み漁っているのですが、 この作品。 所見はなんとなくライトノベルな感じがしていたのですが、最後まで読み切った時の驚愕は本当に久々に感じたほどのものでした!! 今回のような驚きは、東野圭吾の「悪意」を読んだ時以来のものでした。 この作品は本当に読んでみて良かった!! 読書が好きな方は是非ともお勧めしたい一冊です。 | ||||
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恐らく作者の方は大変な苦労をしたのではないかと思う。ひとつの話の中で、二通りの解法を考えなければならなかったからだ。矛盾が生じないようにつじつまを会わせた力量は素晴らしい。短編ひとつ書くだけでもかなり体力使ったのではないだろうか。 それはそれとして、最近の日本産ミステリ、この本だけではなく「屍人荘の殺人」「紅蓮館の殺人」もそうなのだが、出てくる女性の描写が「ビブリア古書店」の栞子クローンばかりなのが気になる(この本は最後になって実は違うのが分かる)。なんというか昔のPCゲームを見せられている気分で、今どきのマンガやライトノベルでもあまり出てこないタイプのキャラクターだ。正直古臭い。国産のエンタメでミステリ界が一番情報感度が低いのではなかろうか。そのあたりの古さが気にならない人には激しくオススメの本である。 | ||||
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面白い ここまで伏線を張り巡らせた作品を書き上げた著者に感動すら覚えます 作品自体は文句なく面白いんです ですけど・・・ すいません どうしても翡翠が作者の自己投影に見えてしまいます 作者の美少女化願望みたいなものが見えてしまって一抹の気色悪さを感じてしまいます 作者さんのことは調べず読むべきですね | ||||
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すごく面白いです! | ||||
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面白かった | ||||
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なんか辛辣な評価が上位に来てますけど、十分面白いのでおすすめです!最終章以外あんまり面白くないですが、ちゃんと理由があるので納得。あ、でも最初から面白く書いた上での最終章の展開だったら神小説でしたね | ||||
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若干,ネタバレ注意です. 結論から書きますと,この本は,人物に感情移入することが好きな方には,オススメです. というのも,ミステリーとして,事件やその解決のみを重視する方には,見えてこない伏線があるからです. 否定的なレビューがあるから避ける,というのはもったいないです. このレビューを見て,ほんの少しでも興味が出たら,ぜひこの本を手にとってみてください. 以下,具体的なレビュー. まず,この本のレビューに関して,以下のような辛口のレビューがあります. 1.展開に意外性がない 2.ヒロインである翡翠が(特に終盤)不快である 上記のレビューについて,個人的な所感を書きます. 1.展開の意外性がない ミステリー好きにとっては,オチの予想がつくというレビューもありました. しかし,個人的には,終盤の展開は衝撃を受けました. 詳しくは,ネタバレになるので語れませんが,主人公とヒロインの本当の「顔」について,種明かしがあります. また,この部分は,次のレビューに関連してきます. 2.ヒロインである翡翠が(特に終盤)不快である 作中翡翠は,男性が理想的だと考える女性を具現化したような存在として描かれています. 精緻な人形のような美しい外見に対して,喜んだり,すねたりといった感情が,素直に表にでてしまう子供っぽい一面も併せ持っています. いわゆるギャップ萌えというもので,主人公と同様,自分も読んでいて翡翠の魅力に魅かれていきました. それゆえに,終盤の種明かしでは,衝撃を受け,読んでいてつらくなるほどでした. 恐らくは,その部分に,不快感を示す読者もいるのだと思います. しかし,そこをグッとこらえて,最後まで読み切ってほしいです. そして,読み終わった後,内容を振り返ってみて下さい. そこで,ふと気づくことがあります. もし,翡翠の「種明かし」の内容がすべて真実なのだとすると,説明がつかないことが多々あるということです. 例えば,彼女が駅で不良に絡まれるシーンがあります. そこで彼女は,過去にその不良の被害にあった女性のことで激しく彼らに抗議をしました. 面識のない相手に対して,知るはずのないことを,です. また,彼女が犯人のアジトに連れ込まれた際に,彼女はそこで起きた悲劇を感じ取り,怯えていました. もしかしたら,彼女が警察から何らかの情報を得ていて,それらはすべて芝居だったと考えるかもしれません. しかし,そのような機密情報を,例えば,不良に簡単に打ち明けたりするでしょうか. また,犯人のアジトを警察がつかんでいたのなら,翡翠が危険な目に合わずとも,警察がそこで張り込んでいればよかったのではないでしょうか. ミステリーとして,事件やその解決方法のみに着目すると,確かに意外性はないのかもしれません. しかし,この本は,事件に対してのみではなく,城塚翡翠という人物の本当の姿を考察するための伏線も,張り巡らされています. 思いっきり翡翠のことを好きになって,衝撃を受けて,そして最後に本当の彼女について考えてみてください. 翡翠の種明かしを鵜吞みにしないで,彼女が持つ異能の力や,主人公に向けていた思いが,本物であったのか考えてみて下さい. 最後に,作中に登場した,お気に入りのセリフで締めます. 「人間は,自ら謎を解いたり,秘密を見つけたりすると,愚かにもそこにそれ以上の謎や秘密があるとは考えないものなのです」 城塚翡翠 | ||||
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前半の霊媒を用いて論理を組み立てる推理がマンガのようで非常にワクワクした。そして怒涛の後半。解決編というだけでは飽きたらない快感を得られた気がする。 | ||||
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スっごく面白かった! | ||||
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すごい面白いです! 霊媒探偵とゆうタイトルに引かれ購入したんですが、読んでみてゾクゾクしちゃいました♪ | ||||
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とても綺麗で満足。 | ||||
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推理小説家と霊媒師が殺人事件に挑む短編集…という形式ではあるが二重三重の構造になっていて、終盤の怒涛の展開は途中までは予測できても、見事に裏切られた。 キャラが特異な推理小説はいくらでもあるが、ある意味このコンビは抜きんでているし、何よりロジックの展開が混み入っているうえ、さらにそれをひっくり返すロジック構造は精緻を極めている。 全く知らない作家だったが日本の本格物?では最高に楽しめた一冊だった。他の本も読んでみよう。 | ||||
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読後はもう「あぁ…」「やられた」と思わず口に出してしまうほどの衝撃。 また翡翠に会いたい。そう思ってしまった。そう思った時点でもうすでに私は取り憑かれているのかもしれない。 | ||||
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