■スポンサードリンク
(短編集)
medium 霊媒探偵城塚翡翠
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
medium 霊媒探偵城塚翡翠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全252件 141~160 8/13ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
所々に散りばめられた違和感が悉く伏線として機能していて、それらを見事に回収しながら展開される怒涛のクライマックスが圧巻でした。 ぜひ自身で推理しながら読み勧めて欲しいです。きっと残り数歩のところで吊橋が落とされるような歯痒さを感じるとともに、その鮮やかさにため息を漏らし、あるいは頭を抱えて叫び出したい衝動に駆られることでしょう。 また、文が整理されていて非常に読みやすく、普段は読まない人でも身構えること無くミステリーの世界に入り込めると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自分が今まで見てきていた感じていた推理小説、ドラマ、映画の類は、赤ちゃんレベルだったと感じた。圧巻。でもちゃんと人間味もひしひしと伝わる | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったが、ミステリというより乱歩の少年探偵団的な冒険活劇のような面白さ。倒叙ものを二重にしたような構成も楽しい。ただクイーンもどきのロジックには相当穴がありそうだ。 第一話はプロローグ的なものだからかトリックはありふれていてすぐに見当がつく。重ねて言えば鑑識を舐めすぎていると思う。 第二話の老作家は仕事部屋には自著も入れないという話だったが、これはどうなんだろう?新刊は例外? 第三話、殺された魂はその瞬間に停滞して苦しみ続けるという設定は「菜月の霊が憑依する」場面では大きく崩れていて、まあ最後まで読めばそういうことだったんだなと推測されるが、第三話の殺人未遂はもっと安全に防げた筈で、この点は非常に後味が悪い。凶器もすぐに見当がつく。 第四話、ああやっぱりなという感じだが、これでよく今まで捕まらなかったなという感じが強かった。犯人馬鹿過ぎ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三冠は言い過ぎかな。無駄にハードルを上げなければ、面白い作品と言って良い。ただ主人公の正体が現れてからの崩し方が過剰で、単に嫌な女になってしまった。エピローグでまだバックグラウンドに色々ありそうとしながらも、後味悪くなっちゃったね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やばいっす | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凄まじい剛力で組み立てられた精緻な迷宮。ひととおり解決されたかに見える謎はその通りではなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オタク作家の願望充足ミステリと思わせておいて、最後に見事な背負い投げを食らいました。 何重かの仕掛けの最初の一つくらいは、かろうじて予想できましたが、その後の展開はなかなか意外でした。 後から思えば、おかしいと思ったのに、、、という箇所はありましたが、その意味にまで考えが至りませんでした。 昔の作品になりますが殊能将之氏の「ハサミ男」に近い驚きがありました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
只々素晴らしかったです。ある程度話の流れから真相は追えても、「先に提示された真実から先を考えようとしない」という罠に見事にハマっちゃう。最初と最後だけ読んだらチープなのかもしれないけど、この本は全体を2回読んでようやく完成されるミステリーなんです。いやー、久々に震えるミステリー読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリを好んで読む自分としては霊媒というオカルト要素と推理のコラボは正直期待できないと思って今までスルーしていましたが、「証拠として成立しない霊障を頼りに証拠を集め、論理的に証明する」という形式は目新しく楽しく読めました。稀代の名探偵と比べると些か平凡な主人公の推理力を補う要素として非常に良くできていたと思います。どんでん返しが予想通りすぎるとの感想は真犯人の正体という点だけにしか着目していない意見に感じられます。またラストの長口上は確かに若干の蛇足感は感じましたが、怒涛の勢いで明かされるトリック解明の筋道は素直に楽しめると思います。ラストのシーンであるキャラクターに共感できない、嫌な奴にしか見えないという意見は正直「ちゃんとエピローグまで読んだのかな?」という疑問すら浮かびます。とにかくおすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
続きの一冊が出た後に読んだので、魅了されたのが遅い新参者なのですが、とても素敵なミステリーの一冊との出会いでした。まず、表紙の少女に魅了され、題名と作者の名前にも惹かれ手にとりました。 ミステリーのベテランの方々が低評価されているのを多く見ましたが、それはミステリーの読み過ぎで目が(心が)逆に曇らされてしまっているのではと感じました。 確かに、読み始めると、どこかで読んだような推理と結末が続いていきます。そして、なんとも軽い読み応え。しかし、いやこのままでは無いはずと読み進めることで得られる読み応えと気持ちの良さは、コレは確かに読んで良かったと思えるものでした。 どこかで読んだようなと思える内容も、結局ライトノベルじゃないかと思わされる読後感も、すべては作者の仕掛けであり作戦なのでしょう。主人公についても何が本当なのか、読後にさらに分からなくなるという仕掛けもあり…。 という時点で既に作者の術中に嵌っている証拠なのですが、それでも良いから読み返したい、いや続きの一冊を読まなければいられないと今はとても気持ち良く感じているところです。 主人公を下品と評しているのも見ましたが、それは現代の一般の少女を知らなさ過ぎ、もしくは自分の描いた理想を見事に崩された結果なのでしょう。 それと、ありふれた主人公という枠にはめてしまっては、本当の魅力は見えてこないでしょう。 ぜひ、ミステリーに慣れてしまった曇り眼鏡を外して読んでいただきたい一冊です。 こんなに瑞々しい物語をありふれたものにしか感じられないなんて勿体ないですよ。 今後もどこまでもすべてが伏線なのでしょうね。 とてもオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある程度犯人はこの人だなっていう予想は当りましたが、まさか、そういうことだったとは思いませんでした!! 読みやすい文体なので、ライトなミステリー小説を読みたい方や世界がひっくり返る快感を味わいたい人は是非読んでみてください! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半は前半で面白いけれど後半の大どんでん返しに脱帽した。エピローグは翡翠という人物の解釈を読者に委ねる形が取られ、深く考えさせられた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何を書いてもネタバレになりそうなので、あまり多くは語りたくないが、読んで決して損はない作品。 強いて言うなら、自分が事件を暴くことで犯人以上に苦しむ探偵(役)の心情が切なくいじらしい。。。 これまで多くのミステリを読んできたが、今までとは違う「魅力的な探偵」に出会えた気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第3話までは平凡な展開で殺人鬼の正体もすぐに察しがつくような安直な展開。どう決着をつけるのかなって思った第4話でいやはやそう来るとは。翡翠ちゃん凄い!面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犯人はわかりますし,個々のトリックはありきたり しかし,あるどんでん返しをきっかけに,事件の解決法が別ルートも出てくるというのは面白い | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後の章まで根気強く読んでいきますと ちゃんと最後に裏切ってもらえます。 途中で読むのをやめてしまうと おもしろさ半減、いや1/5ぐらいか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネタバレになるから簡単にまとめるけど最後の遊園地の半券がめっちゃ切なくて、もう時間が経って過去になったんだなって色々思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とびっきり美人な城塚翡翠。霊視能力があるということで、推理小説作家の香月史郎とタッグを組んで事件を解決する。翡翠が霊視で犯人を特定し、香月が裁判でも争えるように推理を組み立てる流れ。倒叙ミステリの類ではあるが、個々の事件が解決に至るところは大したことはない感じがした。でもこれは読者が騙されているのだ。この作品の真の姿は最後になって分かる。「あっ、そういうことなの?」というのが怒涛のように攻めてくる。単純に読者を裏切るパターンというわけでもなく、多重構造でだましにかかってくる。最後の最後で頭をガツンとやられた感じです。しかも私は女性の怖さに震え上がりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直、ぐいと読者を惹き付けるほど手練た文章ではないと思いました。特にネタバレではないと思いますが「双眸」という単語が再三出てきます。言い換えの言葉を使ってほしいと、若干の辟易を感じながら読み進めていきました。 パラレルストーリーの編み込みはいい感じで、少しずつ結末へと期待が膨らみました。 結末、全てが解き明かされたとき、この作品の凄さを感じました。読後感は脱帽、感服、えらい作品があるもんだ、と評価は一気に上がりました。 表紙絵がとっても素敵なところもよいですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
記憶を消してもう一度読みたい!! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!