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(短編集)

medium 霊媒探偵城塚翡翠



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【この小説が収録されている参考書籍】
medium 霊媒探偵城塚翡翠
medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫)

medium 霊媒探偵城塚翡翠の評価: 3.88/5点 レビュー 384件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全258件 201~220 11/13ページ
No.58:
(5pt)

すべてを良い意味で裏切る、そんな展開♪

「すべては伏線」のキャッチコピーはまさにそのまま。ラストの怒涛の謎解きは引き込まれ読み留まることが出来なかったです!
「まさか、そんな?!」という驚きを味わえる、そんな作品です。
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No.57:
(5pt)

その真実は、永遠に得られることがない。

面白かったです。
何を書いてもネタバレになりそうですが、細かく練られていて、オチも決まってます。
連続殺人鬼の正体は推理小説を読みなれた人ならば察しがつくかもしれませんが、
最終章の怒涛の展開に吃驚したのでお勧めです。
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No.56:
(5pt)

かわいいは正義

表紙絵の翡翠ちゃんが脳内で演じるぶりっ子に世の男はメロメロ間違いなし!
男性にはかなりおすすめです。
女性にはその出来すぎた女性の見せ方に反吐が出る方もいそうなので無理におすすめはしません。

ドラマティックな最終章はページをめくる手が止まりませんでした
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No.55:
(4pt)

ニュートラルな視点で書きます

本格ミステリ好きですがあくまでこの作品を単体で見た際の感想を記載します。
ちなみに各章の犯人及びオチは全て解りましたがそこはこの本の本質ではないため評価から除外します。

物語の構成としては3つの異なる事件とその間に入る最終章犯人目線のごく短編の話が続き最終章でその犯人と対峙するという流れです。

正直、最終章に入るまでは中の下くらいの作品だと思っていました。
人物描写(特に女性)が浅く記号的でハーレムアニメのキャラのような男性の妄想する可愛い女の子を具現化した言動にも辟易しました。
これも伏線のうちとはいえリアリティを感じられず物語に入り込むことを難しくさせる一因でした。
この辺りはもう少し自然な描写が出来なかったものかと感じます。
また、語彙力が乏しいのか同じ単語や似通った台詞が数ページの内に何度も登場するのも美しくはなかったです。

しかし全体の7割くらいからの真相解明パートは良く出来ており中々に読み応えがありました。
恐らくこれを書きたくて全体的な骨組みを構築したのだろうと思いますがそういう意味では作者のやり方は正解だったと感じます。
劇中の女性主人公の台詞に「簡単な謎を提示しそれを読者に解かせることによりさらなる謎を隠す」的な言葉がありましたがまさにそれをやってのけたのだなと。
そのため各章の犯人探しなどは評価の対象外とした次第です(ミステリにありがちな動機、トリックなのも狙っている可能性があるため)。

ただし、少しネタバレ感が出てしまいますが、その技法を行うためにこういった設定を用いたのは言ってみれば北斗神拳は秘孔で人間を破裂させられるという描写を続けていたのに実は秘孔ではなく小型の爆弾を使ってましたといきなり告げられるような狡さも否めませんでした。
読者は「この世界ではそういうものなんだな」と感覚を作品にリンクさせて読み進めているでしょうからそりゃないよと感じる人がいても仕方ないことだと思います。
これは物語の核心に近い部分なのでこれ以上の明言は避けますが・・・。

先に述べたこの作品における見せ場の部分については確かに数十ページに渡り延々と会話が続き少したるい感じはあるもののよく考えて作られてるなと自分は素直に感心しました。
会話相手のリアクションがこれまた漫画的で凡庸なのが残念でしたが本筋から気が逸れないよう当たり障りのない反応しかさせなかったのかもしれません。

大げさな煽り文句や賞の威光のせいで逆にマイナスの読後感を覚えた方もいらっしゃるようですが読んでみても損のない良作だと思います。
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No.54:
(5pt)

レビューは読まずに読んでください!

レビューを読んでしまうとどうしても楽しみが減滅する作品だと思うので、ぜひ何も考えずに読んでほしいなと思います。私もなーんにも考えずに読んだら、顎が外れそうになるびっくり仰天の結末で、さらに、自分の中の、いやーな男性性にも気づかされました。
超能力をミステリーのエッセンスとして上手に取り入れて、科学や論理の本質は崩さない、むしろ魅力的に生かす、という点では今村昌弘さんの『魔眼の匣の殺人』と同じようなイメージですが、個人的にはこちらの作品の方が、謎が残らずにすっきり読み終わることができるので、とても好印象でした。
作品の構造的には、連作短編の最後で伏線回収という形になっていて、古くは『ぼくのミステリな日常』、新しいところでは、『本と鍵の季節』『Iの悲劇』でもみられるタイプの作品ですが、、、こういう前情報もいらないですよね。とにかく、レビューは読まずに読んで楽しんでほしい作品です。
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No.53:
(4pt)

2019キングオブミステリー

美少女探偵もの。警察と協力して解決するという、ありえないけどある意味王道。帯のあおりを気にせずに読んだ方が楽しめる気がする。ときどき文章が急にかためになったりやたら描写が細かくなったりするところもあるけどそれって伏線だろうか。このあたりもミステリー王道たるゆえんか。キャラクターがいいのでちょっとダークになりがちなはずの話だけれどカラッとしていて読んでいて楽しい。なんといっても表紙の女の子が妖艶。ジャケット、文庫版はどうなるんだろ。
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No.52:
(4pt)

今、求められている本格ミステリー

装丁は「魔眼の筐」と瓜二つ。「霊媒」という、これまでのミステリーでは本筋であまり扱われていないテーマを扱っているところは「屍人荘の殺人」を彷彿とさせます。著者がこれらを意識していないとは考え辛く、今、流行るステリーは何かという点を追求された作品だと思いました。求められているものを書けるという才能には感服です。
最後のどんでん返しについては、説明口調が強く、また、多少のこじ付けも感じました。これについては、扱っているテーマの都合上、致し方ない部分もあると思います。
帯の書評が壮大なため、読者の期待値を上げすぎているのがもったいないと思いますが、純粋に楽しめる作品だと思います。
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No.51:
(5pt)

一種のイヤミス

霊媒の城塚翡翠は絶世の美女。霊媒として得た情報には、証拠能力がない。それを補うのが推理作家の香月史郎であり、二人で殺人事件を解決していく。その頃、シリアルキラーによる連続殺人事件が起こっていた。満を持して二人は、この連続事件を解決しようとする。ここから先はネタバレになるので言えないが、どんでん返しの、そして裏の裏が待っている。ちょっとイヤミスぽくもあるかな。いや、ちょっと悲しい?この作家の「午前零時のサンドリヨン」は途中でつまらなくなって、読むのをやめてしまったのだが、うーん、ちょっと認識を変えないといけないかな。
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No.50:
(5pt)

痛快!!

いやぁ、これ本気のミステリーですねぇ。ミステリーは文学の中において特殊ジャンルなんだなぁと、久々に堪能しました。
また、優れたミステリーは読む者にエネルギーをくれることを思い出しました。
これ、世界で売れる古典じゃないですかね。
一言で言うと「痛快!」でした。
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No.49:
(5pt)

感無量、、

読書は苦手で、挫折した本も申し訳なくもいくつかあったのですが、本書はそんな私にでも引き込まれる文章で特に後半は読むのが辞められず一気に読みました!
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No.48:
(5pt)

探偵は何人いるのか

初めて、小説で騙されました。気持ちいい!そして、これが一粒で2度美味しいということなんですね、きっと。小説のタイトルを鑑みるべきだったという後悔はありますが、日常の謎ミステリーに強い興味を持ちました。トリックは、なんてことないです。ウミガメのスープのような、勘違いをするから奇跡だと感じる面白さ。圧巻でした。
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No.47:
(4pt)

前評判が高い

昨年の各種ミステリーランキングで1位に輝いた作品。女性霊媒師が伝える死者等の言葉から、コンビを組むミステリー作家が論理的思考力を働かせ、殺人事件の真相を暴くという基本設定。

全4編の連作ですが、最終話以外は本格ミステリーです。各事件とも、かなり作り込まれていて、本格ファンは楽しめます。
勿論それだけでなく、各話後の幕間と最終話が絡んだメインの仕掛けが炸裂します。ただ、それは何となく途中から予想がついてしまう気がします。
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No.46:
(5pt)

ありがとうございました。

面白かったです。
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No.45:
(5pt)

騙されました!

とても、面白かったです。
物語の内容は書けませんが、すべてが伏線で最後にはうまく回収されます。
読み終えて、スッキリしました。
もし映画化されるのなら、原作に忠実で実写化して下さい。
『屍人○の殺人』のような原作ファンを裏切るような映画化なら、絶対止めて下さい。
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No.44:
(5pt)

後半か最高

かなり面白かった。
前半はどうかと思ったが、後半。特に最後のエピローグが良かった
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No.43:
(5pt)

medium(手段,媒介,中間)

帯の謳い文句に偽りなく、最終章を一気に読み進めたくなる完成度の高さに痺れました。人に薦めたくなる作品です。

私はミステリは月に1冊読むかどうかぐらいで、犯人やトリックを当ててやろうとがっつり意気込んで読むほうでは無いですが、
それぐらいに気軽に楽しみたいと思い読みはじめる方が一番ドツボにハマると思います。

霊媒という超常が絡んできますが、そのルールはしっかり説明されますので、主人公の香月視点で推理しながら読み進めていくと世界観に没入できると思います。

終盤で、ある名探偵の名言が引用されるのですが、そこで本書と最終章のタイトルに隠された意味に気づき唸らされました。
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No.42:
(5pt)

最初から最後まで楽しめます

最後は一気に読み切ってしまいました。
最初から最後まで飽きる事無く楽しく読めます。
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No.41:
(5pt)

とはいえ、絶賛しないわけにはいかない

午前零時のサンドリヨンから読んでいると、色々な意味でびっくりする作品。

ミステリの傑作を勧めるときは、「ま、わりと楽しめるよ」と少し、こちらのテンションを
落とすのが礼儀で、間違っても「これは傑作だよ、最後はずっと、うおーー、と叫びながら
読んでいた」なんていってはいけない。
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No.40:
(5pt)

もうひとつ先は読めなかった

ここまで絶賛されるほどの何かがあるんだろうなぁと期待しながら読み始め、あれれ?これはオチが随分と分かりやすいなぁ…と思いつつも話が面白いし読みやすいからまぁいいかと読み進め、最後に騙されました。なるほど、片方に気をとられているうちにもう片方に騙されるんだなぁ、と実感。なかなか面白かったです。
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No.39:
(5pt)

繊細な筆致と迫力ある理論構築がすばらしい。

殺人事件が起きたら警察の刑事が捜査するのが普通。それが何時のころからか私立探偵が登場し、主役の座を奪
っている。その後、物理学や数学の教授だったり推理作家或いは普通のサラリーマンだったりする。本書では何と
霊媒師と作家のコンビである。
 オカルトとミステリーの組み合わせなんて成立するんだろうか?犯人が分かりましたとか、霊のお告げがありま
したでは証拠にならない。それをどの様に物的証拠または犯人の自白に追い込むのか。理論構築が迫力ある筆致で
読者に迫る。そう来たか!と唸らせるところがいい。

 繊細な筆致でヒロイン・城塚翡翠の人間像を描き上げている、と同時に物語の流れがスムーズで読みやすい作品
でした。
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