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(短編集)
medium 霊媒探偵城塚翡翠
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medium 霊媒探偵城塚翡翠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全252件 201~220 11/13ページ
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装丁は「魔眼の筐」と瓜二つ。「霊媒」という、これまでのミステリーでは本筋であまり扱われていないテーマを扱っているところは「屍人荘の殺人」を彷彿とさせます。著者がこれらを意識していないとは考え辛く、今、流行るステリーは何かという点を追求された作品だと思いました。求められているものを書けるという才能には感服です。 最後のどんでん返しについては、説明口調が強く、また、多少のこじ付けも感じました。これについては、扱っているテーマの都合上、致し方ない部分もあると思います。 帯の書評が壮大なため、読者の期待値を上げすぎているのがもったいないと思いますが、純粋に楽しめる作品だと思います。 | ||||
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霊媒の城塚翡翠は絶世の美女。霊媒として得た情報には、証拠能力がない。それを補うのが推理作家の香月史郎であり、二人で殺人事件を解決していく。その頃、シリアルキラーによる連続殺人事件が起こっていた。満を持して二人は、この連続事件を解決しようとする。ここから先はネタバレになるので言えないが、どんでん返しの、そして裏の裏が待っている。ちょっとイヤミスぽくもあるかな。いや、ちょっと悲しい?この作家の「午前零時のサンドリヨン」は途中でつまらなくなって、読むのをやめてしまったのだが、うーん、ちょっと認識を変えないといけないかな。 | ||||
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いやぁ、これ本気のミステリーですねぇ。ミステリーは文学の中において特殊ジャンルなんだなぁと、久々に堪能しました。 また、優れたミステリーは読む者にエネルギーをくれることを思い出しました。 これ、世界で売れる古典じゃないですかね。 一言で言うと「痛快!」でした。 | ||||
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読書は苦手で、挫折した本も申し訳なくもいくつかあったのですが、本書はそんな私にでも引き込まれる文章で特に後半は読むのが辞められず一気に読みました! | ||||
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初めて、小説で騙されました。気持ちいい!そして、これが一粒で2度美味しいということなんですね、きっと。小説のタイトルを鑑みるべきだったという後悔はありますが、日常の謎ミステリーに強い興味を持ちました。トリックは、なんてことないです。ウミガメのスープのような、勘違いをするから奇跡だと感じる面白さ。圧巻でした。 | ||||
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昨年の各種ミステリーランキングで1位に輝いた作品。女性霊媒師が伝える死者等の言葉から、コンビを組むミステリー作家が論理的思考力を働かせ、殺人事件の真相を暴くという基本設定。 全4編の連作ですが、最終話以外は本格ミステリーです。各事件とも、かなり作り込まれていて、本格ファンは楽しめます。 勿論それだけでなく、各話後の幕間と最終話が絡んだメインの仕掛けが炸裂します。ただ、それは何となく途中から予想がついてしまう気がします。 | ||||
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面白かったです。 | ||||
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とても、面白かったです。 物語の内容は書けませんが、すべてが伏線で最後にはうまく回収されます。 読み終えて、スッキリしました。 もし映画化されるのなら、原作に忠実で実写化して下さい。 『屍人○の殺人』のような原作ファンを裏切るような映画化なら、絶対止めて下さい。 | ||||
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かなり面白かった。 前半はどうかと思ったが、後半。特に最後のエピローグが良かった | ||||
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帯の謳い文句に偽りなく、最終章を一気に読み進めたくなる完成度の高さに痺れました。人に薦めたくなる作品です。 私はミステリは月に1冊読むかどうかぐらいで、犯人やトリックを当ててやろうとがっつり意気込んで読むほうでは無いですが、 それぐらいに気軽に楽しみたいと思い読みはじめる方が一番ドツボにハマると思います。 霊媒という超常が絡んできますが、そのルールはしっかり説明されますので、主人公の香月視点で推理しながら読み進めていくと世界観に没入できると思います。 終盤で、ある名探偵の名言が引用されるのですが、そこで本書と最終章のタイトルに隠された意味に気づき唸らされました。 | ||||
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最後は一気に読み切ってしまいました。 最初から最後まで飽きる事無く楽しく読めます。 | ||||
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午前零時のサンドリヨンから読んでいると、色々な意味でびっくりする作品。 ミステリの傑作を勧めるときは、「ま、わりと楽しめるよ」と少し、こちらのテンションを 落とすのが礼儀で、間違っても「これは傑作だよ、最後はずっと、うおーー、と叫びながら 読んでいた」なんていってはいけない。 | ||||
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ここまで絶賛されるほどの何かがあるんだろうなぁと期待しながら読み始め、あれれ?これはオチが随分と分かりやすいなぁ…と思いつつも話が面白いし読みやすいからまぁいいかと読み進め、最後に騙されました。なるほど、片方に気をとられているうちにもう片方に騙されるんだなぁ、と実感。なかなか面白かったです。 | ||||
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殺人事件が起きたら警察の刑事が捜査するのが普通。それが何時のころからか私立探偵が登場し、主役の座を奪 っている。その後、物理学や数学の教授だったり推理作家或いは普通のサラリーマンだったりする。本書では何と 霊媒師と作家のコンビである。 オカルトとミステリーの組み合わせなんて成立するんだろうか?犯人が分かりましたとか、霊のお告げがありま したでは証拠にならない。それをどの様に物的証拠または犯人の自白に追い込むのか。理論構築が迫力ある筆致で 読者に迫る。そう来たか!と唸らせるところがいい。 繊細な筆致でヒロイン・城塚翡翠の人間像を描き上げている、と同時に物語の流れがスムーズで読みやすい作品 でした。 | ||||
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最後のどんでん返しにしっかり騙されました。お見事!! | ||||
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表紙の女の子が可愛かったので、ジャケ外です。 最後のパートでは、作者が乗り移りましたね、たぶん。 次回作も大いに期待です。翡翠がほんと、カワイイ。 | ||||
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レビューを見てるとかなり否定的な意見もあるので買うか迷いましたが、『全ては伏線』の謳い文句に期待して買うことにしました。 全四話のうち三話までは、主人公の霊媒師が霊視したことをヒントに、もう一人の主人公である推理作家が論理的に証明する事で事件解決するというもの。 その設定は面白いものの、トリックや動機は過去何回も見たことがあるものですし、主人公二人の恋愛要素も出てきて、最近はこういうのを入れないと売れないのかなぁと思いつつ呼んでました。 『全ては伏線』となってなければ途中で読むのをやめていたかもしれません。 でも最後まで読んで、作者の意図どおりに気持ちよく騙されて、面白かったです。 ラノベだとのレビューも散見されますがそれすらも伏線になってると思いますし、自分はちゃんとしたミステリーだと思いましたよ。 | ||||
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作者のファンなので購入しました。 ネタバレは見ない方がいいです。 ミステリーというよりラノベだなあと思って読んでいましたが、ミステリーでした。 登場人物に嘘吐きがいます。 | ||||
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めっちゃ重層的で底の知れない作品。霊媒とミステリ作家のバディものという「飛び道具」的な建付から、すでに作者の目論見は始まっています。 主人公が結局どんな人物だったのかすら、はっきりとは書かれておらず、この1冊限りでは読者の印象に委ねられています。読み手によって色々な印象なのではないかと。 「日常の謎」めいた、奇想ではなく観察に根ざしたトリック、流行りの小説の文体や構成、世間が作者に貼っているレッテルすら逆手にとった叙述トリック、それらが単なる騙しに留まらず、読者へのヒントにもなっているフェアネス。さらには、この作品そのものすら対象に含めたミステリ批評の趣向まで凝らされています。装幀がまた見事で、各話の表紙も含めて、実によく心配りされています。 1冊にここまで惜しげもなく詰め込んでしまってこの先どうするのか…と余計なことを考えてしまうほどでした。 巻の半ばくらいまで「話題の作品っつても、最近こんなもんだよなぁ」とページを捲る手が惰性になりかけた人ほど、最後の90ページに快哉を叫ぶのではないかと思います。ぼくはそうでした。 繊細な工芸品のようなこの作品を、これから何度かは読み返します。きっとその度に新たな発見があるでしょう。 | ||||
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普段推理小説はほとんど読まないので、初心者の感想ですが、すごく楽しく読めました。推論はちょっと私には難しく、何度か読み返しましたが、推理以外の部分もすごくテンポ良くそれでいて繊細さもあり、終始退屈せず一気に読み終えられました。 最後まで読んだ印象は、あぁやっぱり、えええ?、なんか切ない。って感じですが、読後感も爽やかで、久しぶりに読んだ推理ものは買って後悔しない作品という感想です。 推理物が好きな人には、思うところがあるかもしれませんが、シックスセンス(古いな。)を楽しめる人には楽しい作品に思います。 | ||||
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