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わが母なるロージー
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わが母なるロージーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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カミーユ警部のシリーズの番外編。 ただ一度だけの復活らしいが、もっと読みたい! | ||||
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1) 「 こんな母親がいるのか? 」 我が子への虐待ではないか。 2) こんな母親と暮らしている子供もまた何かしら精神に異常をきたすはず。耐えられない。 3) 息子のジャンは、もう成人しているのだから、こんな母親から逃げ出せばいいのに、それができないのは、暴力夫から離れられない妻がいるのと同じ心理状態なのか。 4)母親を道連れにする最後に涙、、、。もちろん母親ではなく、息子に。 | ||||
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さすがのルメートル。期待を裏切らない。 他のレビューにコメディとか喜劇とか出てくるけど、アンヌとの些細な会話のこと。 私は終始、もの悲しさしかなかった。 ラストは……ずっしりと来た。 読了後も、ジャンの思いを考えれば考えるほど、いたたまれない気持ちになる。 | ||||
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ネタバレしたくないので書けませんが皆さん同じように「消化不良」になるのではないでしょうか。お金返して、と思いました。 | ||||
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最初に「傷だらけのカミーユ」を読んだので、シリーズの時間の流れに逆行しようと思い、次に読んだのが本作。 前回、タイトルを見た段階でカミーユを女性と思い込んで読み始めたのだが、今回、ロージーとはてっきりカミーユの母だと思っていた。個人的体験だが、ルメートル作品は読み始める前から騙される。 さて、本作は概要紹介に「壮絶にして美しき終幕」と書かれているが、どうだろう。壮絶ではあるが美しいか? 犯人の要求の裏に隠された真の目的がわからず、カミーユは苦慮するのだが、読んでいる方には見当がつく。 予想通りのラストではあるが、そこに至るまで、犯人の心理描写は少なく、想像で補うしかない。長編だったらもう少し丁寧に描写されただろうか。とはいえこのシリーズは一気読み必須のため、このくらいの長さでちょうど良い。 | ||||
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『この女アレックス』で衝撃を受け、『死のドレスを花婿に』も面白かったので購入。 高レビューでもあったので期待してたのに、想像通りのオチでガッカリ・・・。⤵ ルメートルの作品は、海外小説なのに読みやすいのが魅力です。 しかしながら、必要のない性的描写はいかがなものか。 今回は控えめでしたが。 あまり面白いと感じなかったので、辛口のレビューになりました。 | ||||
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よくもこんなことを思いつくなと感心している。 著者の本は4冊目であるが期待を裏切らない。 | ||||
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ルメートルの新作、これまでと同様し一気に読み切ってしまった。ただ、前の三部作ほどの、はらはら、どきどき感はなかった。 | ||||
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ページ数が少ないので、読み応えとしてはさみしいのですが、やはりこの作家さんは日本人が共感しやすい感性を発揮されるなぁと深く思います。 | ||||
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もおー、、ロージー・・・・、私も母だけど、これはダメだよねえ | ||||
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なぜ、ルメトールはこの作品を番外編とか言って、中編にしてしまったのか。なぜ、もっと肉付けをして人物描写の 掘り下げをすることで長編にしてくれなかったのか。言いたいことのエッセンスが入っていることは認めるが、もっと この題材で読者を楽しませることが出来たのではないか。そう思えるぐらいに面白かった。彼がこの作品のヒントを 得たのは、あの「天国でまた会おう」を書いていたころと彼自身で言っている。正直に言って、「天国でまた会おう」 は自分にとっては面白い作品ではなかった。推理小説をやめたルメトールの純小説への挑戦だったと思うが、私は 魅かれることはなかった。それでもその執筆に忙しかったのか、「わが母なるロージー」が中編で終わったことは 残念なのだ。この作品のエッセンスは、母への強い思い。主人公の刑事カミーユは、生まれながらの矮躯、それは 母の極端なニコチン中毒が原因と言われているし、母の画才を彼は引き継いでもいる。彼の母への思いも強く、 母との内なる確執もある。そういったことを考えると、執拗なようだが、もっと長編にして読者を楽しませて欲し かったと思ってしまう。 | ||||
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悲しい警部カミーユの1回だけの復活!ということで購入。まだ読み終わっていませんが、意味ある復活です。 | ||||
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テンポがよくて、作品自体も中編ですぐ読めるので、気軽な読書にはちょうど良い。 ただ過去のカミーユ警部シリーズの重く暗い感じが好きな人には物足りないと思う。 ラストの展開もなんとなく途中でわかってしまったしね。 あと、カミーユ警部シリーズの続編を出して欲しいという意見が散見されるが僕は反対。 作者のルメートル自身も「もう書かない」と言ってるが、あの3部作で完璧。 カミーユ・ヴェルーヴェンの物語はあの3部作で十分であり、本作ですら僕は書かなくても良かったと思っている。 あれ以上書くのは蛇足でしかない。あれ以上書くとダラダラしたシリーズになってしまう。 3部作で潔く終わりにしたルメートルは賢明だと思う。 | ||||
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相変わらずの高い文章力で、ぐいぐい読ませます。あっという間に読み終わってしまいました。案外あっけない結末だったけれど、それも本作のテーマに合っていて良かったです。 | ||||
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うーん。短編とはいえ、やや消化不良。ただ、テンポよく引き込まれる感じは絶妙。 | ||||
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時系列に淡々と進んでゆく 主人公の頭の回転に 必死でついていくように 読み急いでしまいました | ||||
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「その女アレックス」のカミーユ警部シリーズの久し振りの新作(すでに2013年にフランスで出版されていましたが、今般邦訳版が出ました)です。物語のスピード感とテンポが速く、またしても一気読みでした。二転三転のどんでん返しや、しゃれた会話、読者のミスリードを誘う記述は、いつも通りです。爆弾犯人は早々に出頭するのですが、物語の緊迫感は最後まで続きます。読後感も悪くありません。 | ||||
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同じフランスのノワール作家ジョゼ・ジョバンニの『穴』という傑作がなければ、この作品のタイトルも『穴』になっていたかもしれない。誰が邦題を決めたのかは知らないが、選択されたのはルメートルの先輩作家であり、アメリカン・ノワールの旗手であるジェイムズ・エルロイ。エルロイが自らの母が犠牲者となった殺人事件をノンフィクションで追った『わが母なる暗黒』をリスペクトした形で、本書は『わが母なるロージー』とされたのだろう。原題はジルベール・ベコーの同名シャンソン曲から取られている。どちらもある意味で本書の鍵を握る重要なタイトルとなっている。 カミーユ・ヴェルーヴェン警部三部作は完結したはずなのだが、何故か第二作『その女アレックス』と第三作『傷だらけのカミーユ』の間に挟まる中編小説がここに登場する。というか、こんなに売れているのに、今頃翻訳とは、出版社も小出しにするものだ。 ルメートルの200ページ前後の中編小説は珍しく、恐る恐るページを開くと、おっと、しょっぱなから引き込まれてしまった。一発の爆弾が炸裂する幕開け。そして犯人は自首してくる。七つの爆弾を仕掛けた、それらの爆発を避けたいのなら、要求を聴け! 犯人は、どう見ても凶悪には見えないぼんやりしたようにすら見える普通の青年。何という驚愕の展開! 言わずと知れた一気読み。相変わらずのストーリー運びの面白さ。何よりも嬉しいのがヴェルーヴェン警部とそのチーム、さらに飼い猫ドゥドゥーシュとの再会である。皆が元気だ。そして外には爆弾。使われた爆弾が、何と、『天国でまた会おう』の中で何度もお目見えした大地次世界大戦下、山ほどフランスの農村にまき散らされたドイツ軍の砲弾、うち炸裂を免れた不発弾なのである。 脅迫の裏側の真実を徐々に手繰り寄せてゆくカミーユ・ヴェルーヴェンと、深謀遠慮の準備を重ねてきた天才犯罪者の間に横たわる驚愕の真実が、悲しく、そして深く、たまらなく、人間の愚かさとしたたかさを示してゆく。短いが、ほぼ完ぺきと言えるプロット。ルメートル健在なり! | ||||
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人はそれを心から望んでいるにもかかわらず、まさにそれを何よりも強く欲するがゆえに、それを裏切り、壊すことがあり得る。結末を予想することは難しくないが、問題はそこにはない。 | ||||
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おおっ、嬉しいオマケだ。 大好きなサスペンス小説の主人公はキングのビル・ホッジス、オールスンのカール・マーク、そして本作ルメートルのカミーユ・ヴェルーヴェン。 そのうち2つはシリーズ完結して残るは特捜部Qシリーズ、しかしそれは映画鑑賞であって小説未読なので、喪失感のなか救いの一冊でした。 本作はカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ3部作「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」「傷だらけのカミーユ」発刊後、番外編として発表されたもので、時系列としては「その女〜」の後、「傷だらけ〜」の前の話となる。 本作合わせて全4作、タイトルに見られるように女性がキーパーソンであり、「傷だらけのカミーユ」も読めばカミーユの恋人アンヌがそれだとわかる。 本作には、そのアンヌがカミーユと携帯メールのやりとりだけで登場するが、熱心な読者はその後文字通り “傷だらけ” になるカミーユの未来を知っているので、とても悲しい気分で読めてしまう。 私的には著者が現在執筆中の世界大戦三部作より本シリーズが好きで、やはり「傷だらけ〜」以降のカミーユが読みたい。 | ||||
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