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絶声



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【この小説が収録されている参考書籍】
絶声
絶声 (集英社文庫)

絶声の評価: 2.92/5点 レビュー 12件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)

ミステリと言うよりはドタバタ・コメディの印象が強い駄作

失踪した大富豪(失踪届が出されていてその有効(発効)期限が近付いている)の「死亡認定」が大富豪のブログが更新された事に依って延長されている間に異母弟を含む兄弟姉妹3人が遺産相続を巡って争う、という設定は面白いと思ったが、「死亡認定」が家裁調査官の真鍋の一存に掛かっているという構成が拙いと思った。

結末もそうなっているのだが、真鍋は立場上、ブログの更新PCの特定、遺産相続関係者の身元調査が出来るので、他の登場人物達は単に(金欲で)ドタバタ・コメディを演じているという印象しか受けず、スリルもサスペンスも感じない。作者はブログの内容に工夫を凝らしているが、上述した通り、真鍋はブログの更新PCの特定が出来る上に、そもそもブログが大富豪の肉声か否か分らない訳だから、読者にとって求心力が無い事この上ない。

更に、ブログを更新していた人物は金(慰謝料)を貰ってやっていたと言うが、この人物にとって大富豪が金で許せる相手とは到底思えない。大富豪が自身の死後のこの人物の行動を信じるとも到底思えない。ミステリと言うよりはドタバタ・コメディの印象が強い駄作だと思った。
絶声 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:絶声 (集英社文庫)より
4087443078
No.5:
(2pt)

よかった、図書館で借りて。

初めにネタが思い浮かんで適当に人物を配置して作ったという趣の作品です。設定や人物にまるでリアリティがなく、漫画を読んでいるような気持ちになりました。
下村敦史さんの作品は既に数冊読んでいますが最悪といってもいい駄作です。時間の無駄でした。
絶声 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:絶声 (集英社文庫)より
4087443078
No.4:
(2pt)

中身がスカスカ

読んだ後、「あーあ、レビューの点数に騙された!」と失望することが時々ある。本書はその典型かも。面白くない。読んで損した。

 まず、中身がスカスカ。改行に次ぐ改行で分量も水増しされ、行間自体もスカスカ。不要と思える会話も一杯。決して主観ではなく、誰にでも見える。

 作者にしてみれば、その方法でページ数も稼げたし、原稿料も入るしで短期的には良いことづくめだろう。けれど長期的には読者の信用を失い、やがて見限られる。

 提示された謎やトリック自体には見るべきものがある。けれどこの内容とストーリーなら、ページ数は3分の1で十分。280ページはどう考えても過剰。
絶声 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:絶声 (集英社文庫)より
4087443078
No.3:
(2pt)

仕掛けありき

好きな作家なのだけど、今回はいつものリアリティに沿った面白さが感じられず。
トリックから始まった展開なのはわかるけど、肝心の遺産相続の展開や、突然現れる第三者はストーリー的には台無し。
いつもの読み応えある丁寧な展開ではなくて、トリックのみに頼った結果平凡な作品になってしまった。
絶声 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:絶声 (集英社文庫)より
4087443078
No.2:
(2pt)

次こそはと思い続けて

「闇に香る嘘」からずっと応援しています。新刊ハードカバー購入を自分に許している数少ない作家さんですし、発売日には期待を持って本屋さんに行くのですが…

終盤の種明かしはなるほど!と思いましたが登場人物の中で心を寄せたくなる魅力的な人が1人もいないのは小説読みとしては残念でしかありません。
けど、やっぱり期待しています。
頑張って書き続けて下さい。
絶声 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:絶声 (集英社文庫)より
4087443078
No.1:
(1pt)

読んで損した

自分本位な奴らがただひたすらに私利私欲に走って終始ギャースカ喚いてる。
終盤では作者自身が「ご丁寧に」実はコレはこうこうこう言う意味で裏を返せばこういう事なんだよ、とトリックの解説(苦笑)
居酒屋で上司が唾飛ばしながら喋る武勇伝を心あらずのまま聞き流してる感覚に陥りました。

そのネタバレを聞いて「再読必須!」をうたっている小説ですが、まぁ読み返すのも面倒くさいまとまりのない印象にも残らない本文。

最近出た東野圭吾の「希望の糸」同様に終盤直前に何のインパクトもない登場人物が突然現れて実はその人物が事件の鍵を握っているっていう展開にもウンザリ。人物描写も何もあったもんじゃない。

エピローグでは主人公が突然改心してハイおしまい。
驚愕のラスト?いや、それ以前の問題です。
絶声 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:絶声 (集英社文庫)より
4087443078

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