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絶声
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絶声の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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中盤以降、どういう展開になるのかと読むのをやめられませんでした。 なかなか面白かったですよ。 ちょっと種明かしが安物のミステリーっぽいというのが気になりますが、作品を壊すほどのものでもありません。 十分評価できる作品だと思います。 | ||||
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この面白さ、裏切られさ。 読んで気持ちよかったです。 | ||||
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とにかく今までにないトリックを創作したのは見事だと思いました。本書に関する限りちょっと踏み込むとすぐにネタバレになってしまうためは多言できませんが、最初はよくある手のコンピュータテクニックを使った嫌がらせのようにみえます。これは故人が死ぬ前に仕掛けたのかな、などと思わせるのですが、これが思わぬ人間ドラマに発展していきます。不満をいえば、こういう謎解きものの常として少々図式化されてしまっているため、主人公やA子の人間があまり描けていない点でしょうか。また、進行を急ぐあまり愛子がなぜ失踪宣言をしてほしくないのかといった内容を地の文であっさり説明してしまっているあたり、すこし話の進行を急ぎすぎている感じがしました。作者としては斬新なトリックを思いついたので早く結論部分に持っていきたかったのでしょうが、もう少し寄り道した方がミステリーとして以前に小説として厚みがでたのではないかなと、その辺が残念です。 | ||||
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失踪した大富豪(失踪届が出されていてその有効(発効)期限が近付いている)の「死亡認定」が大富豪のブログが更新された事に依って延長されている間に異母弟を含む兄弟姉妹3人が遺産相続を巡って争う、という設定は面白いと思ったが、「死亡認定」が家裁調査官の真鍋の一存に掛かっているという構成が拙いと思った。 結末もそうなっているのだが、真鍋は立場上、ブログの更新PCの特定、遺産相続関係者の身元調査が出来るので、他の登場人物達は単に(金欲で)ドタバタ・コメディを演じているという印象しか受けず、スリルもサスペンスも感じない。作者はブログの内容に工夫を凝らしているが、上述した通り、真鍋はブログの更新PCの特定が出来る上に、そもそもブログが大富豪の肉声か否か分らない訳だから、読者にとって求心力が無い事この上ない。 更に、ブログを更新していた人物は金(慰謝料)を貰ってやっていたと言うが、この人物にとって大富豪が金で許せる相手とは到底思えない。大富豪が自身の死後のこの人物の行動を信じるとも到底思えない。ミステリと言うよりはドタバタ・コメディの印象が強い駄作だと思った。 | ||||
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初めにネタが思い浮かんで適当に人物を配置して作ったという趣の作品です。設定や人物にまるでリアリティがなく、漫画を読んでいるような気持ちになりました。 下村敦史さんの作品は既に数冊読んでいますが最悪といってもいい駄作です。時間の無駄でした。 | ||||
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読んだ後、「あーあ、レビューの点数に騙された!」と失望することが時々ある。本書はその典型かも。面白くない。読んで損した。 まず、中身がスカスカ。改行に次ぐ改行で分量も水増しされ、行間自体もスカスカ。不要と思える会話も一杯。決して主観ではなく、誰にでも見える。 作者にしてみれば、その方法でページ数も稼げたし、原稿料も入るしで短期的には良いことづくめだろう。けれど長期的には読者の信用を失い、やがて見限られる。 提示された謎やトリック自体には見るべきものがある。けれどこの内容とストーリーなら、ページ数は3分の1で十分。280ページはどう考えても過剰。 | ||||
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好きな作家なのだけど、今回はいつものリアリティに沿った面白さが感じられず。 トリックから始まった展開なのはわかるけど、肝心の遺産相続の展開や、突然現れる第三者はストーリー的には台無し。 いつもの読み応えある丁寧な展開ではなくて、トリックのみに頼った結果平凡な作品になってしまった。 | ||||
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若い頃にはこの話に共感出来なかったかも。 死の間際になって気づく、自分の悪行とひりつくような孤独。でもこのおじさんはこんな風に死んでいい人じゃないとは思うけど。 遺産を取り合うハイエナ、とか言ってるけど、困窮している事は知っているのだし、生前贈与してやれよ。ブログのことといい、性格が悪すぎ。だから孤独なんだよ。 | ||||
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予想外のトリックで面白かった。 読了後、ある箇所を読み返すのは必至! 人は亡くなる時、如何なる物質の何もかも持っていけないから、如何に生きたかという精神論的な自己満足が大事になるのかなと、思った。 父親のブログでの悔恨は心の叫びだが、時すでに遅し。辛い。 | ||||
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失踪中の大物相場師の資産家のブログが更新され、失踪宣告が先送りされるなか、遺産目当ての3人の子供達の思惑が交錯する。 当然、物語のメインとして次々と更新されるブログに仕掛けがあると想像出来ます。一方、一癖ある家政婦や策略めぐらすチンピラ等の脇役、そして父親の知られざる過去の告白などが活かし切れず、ラストに至るまでのサイドストーリーが、テーマが遺産争いにしてはやや盛り上がりに欠けた印象です。 | ||||
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「闇に香る嘘」からずっと応援しています。新刊ハードカバー購入を自分に許している数少ない作家さんですし、発売日には期待を持って本屋さんに行くのですが… 終盤の種明かしはなるほど!と思いましたが登場人物の中で心を寄せたくなる魅力的な人が1人もいないのは小説読みとしては残念でしかありません。 けど、やっぱり期待しています。 頑張って書き続けて下さい。 | ||||
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自分本位な奴らがただひたすらに私利私欲に走って終始ギャースカ喚いてる。 終盤では作者自身が「ご丁寧に」実はコレはこうこうこう言う意味で裏を返せばこういう事なんだよ、とトリックの解説(苦笑) 居酒屋で上司が唾飛ばしながら喋る武勇伝を心あらずのまま聞き流してる感覚に陥りました。 そのネタバレを聞いて「再読必須!」をうたっている小説ですが、まぁ読み返すのも面倒くさいまとまりのない印象にも残らない本文。 最近出た東野圭吾の「希望の糸」同様に終盤直前に何のインパクトもない登場人物が突然現れて実はその人物が事件の鍵を握っているっていう展開にもウンザリ。人物描写も何もあったもんじゃない。 エピローグでは主人公が突然改心してハイおしまい。 驚愕のラスト?いや、それ以前の問題です。 | ||||
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