ボーン・コレクター

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評判

ボーン・コレクターの評価:

4.11/5点 レビュー 91件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.11pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全165件 121〜140 7/9ページ
No.45
(4pt)

読者を圧倒する、ノンストップ・ジェットコースター・サスペンス

’99年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第1位、「このミステリーがすごい!」海外編第2位。
リンカーン・ライムを主人公にした、ジェフリー・ディーヴァーの看板シリーズの記念すべき第1作である。
ライムは、捜査中の事故で四肢麻痺の体となり、左手の薬指と両肩と頭だけしか動かすことができない。
彼は行動派の女性巡査アメリア・サックスを目・耳・鼻・手足として、科学捜査の粋を集め、主役をもしのぐ印象的な犯罪者を相手に、つぎつぎと難事件に取り組む。
最初の強大な敵は、連続殺人鬼‘ボーン・コレクター’である。
数時間おきに新たな被害者を監禁する‘ボーン・コレクター’。
そして被害者の周囲に、次の犯行現場と時刻、殺害手口を示す手がかりを残しながら、次々と犯行を重ねていく。
ライムは、得意の科学捜査と、研ぎ澄まされた洞察力で‘ボーン・コレクター’のメッセージを分析・解読し、殺される前に次の犯行現場を特定し、被害者を救い出さなければならない。
次から次に、何度も迫り来るタイムリミットを前にした ‘ボーン・コレクター’ と ライムとの知恵比べ。
そして‘ボーン・コレクター’の脅威はアメリアとライムにも及ぶ。
さらにライムは、犯行の度に残された証拠から、‘ボーン・コレクター’をプロファイリングしてゆく。
本文中に挿入された「表」に項目が書き加えられてゆくにしたがって、次第に浮かび上がってくるいびつな犯人像、その過程の緊迫感も本書の読みどころである。
ジェットコースターのようなスピード感あふれるサスペンスの連続と、うねりのあるストーリー展開、そして知的好奇心をくすぐる詳細な鑑識・科学捜査のまえに、読者はただただ圧倒される。
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)より
4167661349
No.44
(4pt)

読者を圧倒する、ノンストップ・ジェットコースター・サスペンス

’99年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第1位、「このミステリーがすごい!」海外編第2位。
リンカーン・ライムを主人公にした、ジェフリー・ディーヴァーの看板シリーズの記念すべき第1作である。
ライムは、捜査中の事故で四肢麻痺の体となり、左手の薬指と両肩と頭だけしか動かすことができない。
彼は行動派の女性巡査アメリア・サックスを目・耳・鼻・手足として、科学捜査の粋を集め、主役をもしのぐ印象的な犯罪者を相手に、つぎつぎと難事件に取り組む。
最初の強大な敵は、連続殺人鬼‘ボーン・コレクター’である。
数時間おきに新たな被害者を監禁する‘ボーン・コレクター’。
そして被害者の周囲に、次の犯行現場と時刻、殺害手口を示す手がかりを残しながら、次々と犯行を重ねていく。
ライムは、得意の科学捜査と、研ぎ澄まされた洞察力で‘ボーン・コレクター’のメッセージを分析・解読し、殺される前に次の犯行現場を特定し、被害者を救い出さなければならない。
次から次に、何度も迫り来るタイムリミットを前にした ‘ボーン・コレクター’ と ライムとの知恵比べ。
そして‘ボーン・コレクター’の脅威はアメリアとライムにも及ぶ。
さらにライムは、犯行の度に残された証拠から、‘ボーン・コレクター’をプロファイリングしてゆく。
本文中に挿入された「表」に項目が書き加えられてゆくにしたがって、次第に浮かび上がってくるいびつな犯人像、その過程の緊迫感も本書の読みどころである。
ジェットコースターのようなスピード感あふれるサスペンスの連続と、うねりのあるストーリー展開、そして知的好奇心をくすぐる詳細な鑑識・科学捜査のまえに、読者はただただ圧倒される。
ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)より
4167661357
No.43
(4pt)

読者を圧倒する、ノンストップ・ジェットコースター・サスペンス

’99年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門第1位、「このミステリーがすごい!」海外編第2位。
リンカーン・ライムを主人公にした、ジェフリー・ディーヴァーの看板シリーズの記念すべき第1作である。
ライムは、捜査中の事故で四肢麻痺の体となり、左手の薬指と両肩と頭だけしか動かすことができない。
彼は行動派の女性巡査アメリア・サックスを目・耳・鼻・手足として、科学捜査の粋を集め、主役をもしのぐ印象的な犯罪者を相手に、つぎつぎと難事件に取り組む。
最初の強大な敵は、連続殺人鬼‘ボーン・コレクター’である。
数時間おきに新たな被害者を監禁する‘ボーン・コレクター’。
そして被害者の周囲に、次の犯行現場と時刻、殺害手口を示す手がかりを残しながら、次々と犯行を重ねていく。
ライムは、得意の科学捜査と、研ぎ澄まされた洞察力で‘ボーン・コレクター’のメッセージを分析・解読し、殺される前に次の犯行現場を特定し、被害者を救い出さなければならない。
次から次に、何度も迫り来るタイムリミットを前にした ‘ボーン・コレクター’ と ライムとの知恵比べ。
そして‘ボーン・コレクター’の脅威はアメリアとライムにも及ぶ。
さらにライムは、犯行の度に残された証拠から、‘ボーン・コレクター’をプロファイリングしてゆく。
本文中に挿入された「表」に項目が書き加えられてゆくにしたがって、次第に浮かび上がってくるいびつな犯人像、その過程の緊迫感も本書の読みどころである。
ジェットコースターのようなスピード感あふれるサスペンスの連続と、うねりのあるストーリー展開、そして知的好奇心をくすぐる詳細な鑑識・科学捜査のまえに、読者はただただ圧倒される。
ボーン・コレクター Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクターより
4163186603
No.42
(3pt)

設定が命

他の作品群とリンカーン・ライムシリーズの最大(もしかしたら唯一)の差別化のポイントが、ライムが四肢麻痺だとかアメリアが関節炎だとか、ありがちなヒーロー&ヒロインにならないように意識している点だと思います。逆に言えばそれ以外では、失礼ながらこの作品である必要性が薄いなと感じました。結局本筋では天才的なヒーローと美貌のヒロインですしね。
とはいえこういうのを好きな人向けのミステリーだと思えば、読者の期待は全く裏切られないと思いますし、楽しく読めると思うので私のようなひねくれた見方をしない人にはオススメでしょう。
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)より
4167661349
No.41
(3pt)

設定が命

他の作品群とリンカーン・ライムシリーズの最大(もしかしたら唯一)の差別化のポイントが、ライムが四肢麻痺だとかアメリアが関節炎だとか、ありがちなヒーロー&ヒロインにならないように意識している点だと思います。逆に言えばそれ以外では、失礼ながらこの作品である必要性が薄いなと感じました。結局本筋では天才的なヒーローと美貌のヒロインですしね。
とはいえこういうのを好きな人向けのミステリーだと思えば、読者の期待は全く裏切られないと思いますし、楽しく読めると思うので私のようなひねくれた見方をしない人にはオススメでしょう。
ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)より
4167661357
No.40
(3pt)

設定が命

他の作品群とリンカーン・ライムシリーズの最大(もしかしたら唯一)の差別化のポイントが、ライムが四肢麻痺だとかアメリアが関節炎だとか、ありがちなヒーロー&ヒロインにならないように意識している点だと思います。逆に言えばそれ以外では、失礼ながらこの作品である必要性が薄いなと感じました。結局本筋では天才的なヒーローと美貌のヒロインですしね。
とはいえこういうのを好きな人向けのミステリーだと思えば、読者の期待は全く裏切られないと思いますし、楽しく読めると思うので私のようなひねくれた見方をしない人にはオススメでしょう。
ボーン・コレクター Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクターより
4163186603
No.39
(5pt)

論理的な緻密さと映像が浮かぶ傑作

四肢障害者の科学捜査官 リンカーンライムの第1作だ。すばらしく緻密な捜査と犯人を追いかけるシーンは映像が身に浮かぶぐらい、すばらしい描写だ。主人公が動けない分、アメリアサックスとのコンビが見ものである。本中でのアメリアの成長も見てとれる。読み始めると一気に最後まで読まざるを得ないし、飽きさせない傑作だ。
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)より
4167661349
No.38
(5pt)

論理的な緻密さと映像が浮かぶ傑作

四肢障害者の科学捜査官 リンカーンライムの第1作だ。すばらしく緻密な捜査と犯人を追いかけるシーンは映像が身に浮かぶぐらい、すばらしい描写だ。主人公が動けない分、アメリアサックスとのコンビが見ものである。本中でのアメリアの成長も見てとれる。読み始めると一気に最後まで読まざるを得ないし、飽きさせない傑作だ。
ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)より
4167661357
No.37
(5pt)

論理的な緻密さと映像が浮かぶ傑作

四肢障害者の科学捜査官 リンカーンライムの第1作だ。すばらしく緻密な捜査と犯人を追いかけるシーンは映像が身に浮かぶぐらい、すばらしい描写だ。主人公が動けない分、アメリアサックスとのコンビが見ものである。本中でのアメリアの成長も見てとれる。読み始めると一気に最後まで読まざるを得ないし、飽きさせない傑作だ。
ボーン・コレクター Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクターより
4163186603
No.36
(4pt)

これが名高きシリーズの1冊目!

 噂と評判はきいていたものの、長く放置していた一冊を、ようやく今読了しました。 確かに面白いです。リンカーン・ライムという四肢麻痺の主人公にはいささか面食らいますし、今までにない「名探偵」登場というところでしょうか。 いかにも映像向きのこの作品、息つく暇もなく走りっぱなしのストーリーですが、チョット都合良すぎの感じがしないでもなかったけど、翻訳が良いのか400頁を超す長編なのに読みやすいこと。 それから余談ですが、トレッキーの私が作中何カ所かくすぐられる言葉が見受けられました。「ライカー司令官(副長ですよね)」「ドクター・クラッシャー」「非論理的」「いつかこの病気が治療される時代が来る・・」宇宙船・・ など。ジェフリー ディーヴァー氏もスタートレックの視聴者なのだと思うと嬉しくなります。
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)より
4167661349
No.35
(4pt)

これが名高きシリーズの1冊目!

 噂と評判はきいていたものの、長く放置していた一冊を、ようやく今読了しました。 確かに面白いです。リンカーン・ライムという四肢麻痺の主人公にはいささか面食らいますし、今までにない「名探偵」登場というところでしょうか。 いかにも映像向きのこの作品、息つく暇もなく走りっぱなしのストーリーですが、チョット都合良すぎの感じがしないでもなかったけど、翻訳が良いのか400頁を超す長編なのに読みやすいこと。 それから余談ですが、トレッキーの私が作中何カ所かくすぐられる言葉が見受けられました。「ライカー司令官(副長ですよね)」「ドクター・クラッシャー」「非論理的」「いつかこの病気が治療される時代が来る・・」宇宙船・・ など。ジェフリー ディーヴァー氏もスタートレックの視聴者なのだと思うと嬉しくなります。
ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)より
4167661357
No.34
(4pt)

これが名高きシリーズの1冊目!

 噂と評判はきいていたものの、長く放置していた一冊を、ようやく今読了しました。 確かに面白いです。リンカーン・ライムという四肢麻痺の主人公にはいささか面食らいますし、今までにない「名探偵」登場というところでしょうか。 いかにも映像向きのこの作品、息つく暇もなく走りっぱなしのストーリーですが、チョット都合良すぎの感じがしないでもなかったけど、翻訳が良いのか400頁を超す長編なのに読みやすいこと。 それから余談ですが、トレッキーの私が作中何カ所かくすぐられる言葉が見受けられました。「ライカー司令官(副長ですよね)」「ドクター・クラッシャー」「非論理的」「いつかこの病気が治療される時代が来る・・」宇宙船・・ など。ジェフリー ディーヴァー氏もスタートレックの視聴者なのだと思うと嬉しくなります。
ボーン・コレクター Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクターより
4163186603
No.33
(4pt)

後半であれよあれよ

顔と薬指しか動かない全身麻痺の主人公というユニークな設定。最初は専門用語の多さになじまなかったが、話が進むにつれそれも慣れてきた。ニューヨークの大都市の中、ミクロの証拠材料と現場に行けない主人公の脳だけで、加害者たちが間一髪で何度も助かってしまうのはちょっとうまくいきすぎだと思うが、意外な犯人にびっくり。後半で話がスピードアップして、最初のもたつきを忘れたかのように一気に読めた。映画も見てみたい、と思った。
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)より
4167661349
No.32
(4pt)

後半であれよあれよ

顔と薬指しか動かない全身麻痺の主人公というユニークな設定。最初は専門用語の多さになじまなかったが、話が進むにつれそれも慣れてきた。ニューヨークの大都市の中、ミクロの証拠材料と現場に行けない主人公の脳だけで、加害者たちが間一髪で何度も助かってしまうのはちょっとうまくいきすぎだと思うが、意外な犯人にびっくり。後半で話がスピードアップして、最初のもたつきを忘れたかのように一気に読めた。映画も見てみたい、と思った。
ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)より
4167661357
No.31
(4pt)

後半であれよあれよ

顔と薬指しか動かない全身麻痺の主人公というユニークな設定。最初は専門用語の多さになじまなかったが、話が進むにつれそれも慣れてきた。ニューヨークの大都市の中、ミクロの証拠材料と現場に行けない主人公の脳だけで、加害者たちが間一髪で何度も助かってしまうのはちょっとうまくいきすぎだと思うが、意外な犯人にびっくり。後半で話がスピードアップして、最初のもたつきを忘れたかのように一気に読めた。映画も見てみたい、と思った。
ボーン・コレクター Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクターより
4163186603
No.30
(5pt)

ロカールの相互交換原則

1997年発表、邦訳1999年9月20日発売、ジェフリー・ディーヴァーを日本でも大ブレイクさせた傑作。多くのレビュアーがご指摘の通り、ベイセル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーというすばらしいキャストにもかかわらず、原作が1000倍は素晴らしい出来栄えである。ディーヴァーの本作がブレイクした原因は明白だ。巻末463ページ以降にリンカーン・ライム著『証拠物件』第四版(ニューヨーク、フォレンジック・プレス刊、1994年)巻末用語解説より抜粋などという、とてもすばらしいユーモアとともに説明されている現在の科学的調査、たとえばガスクロマトグラフ質量分析計やロカールの相互交換原則といったものをミステリー・推理の世界の領域に持ち込んだ事である。過去の優れたミステリー・推理作家達が!持ち出しようがない科学的調査にディーヴァー特有のジェットコースターの様なドライブ感ある文体と幾重にも用意された伏線とプロットが結びついた本作こそ、大ブレイクの原因だ。併せて、リンカーン・ライムとアメリア・サックスという素晴らしいキャラクターが初めてクロスする瞬間が素晴らしい。僕はそこに人間と人間との宿命的なロカールの相互交換原則を感じてしまう。もう一つ、翻訳者がここまでのディーヴァーの翻訳者より数段素晴らしい。池田真紀子氏はディーヴァーの持つスピード感を全く失わずに見事な日本語化をされたと思う。100年に一冊の大傑作。
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)より
4167661349
No.29
(5pt)

ロカールの相互交換原則

1997年発表、邦訳1999年9月20日発売、ジェフリー・ディーヴァーを日本でも大ブレイクさせた傑作。多くのレビュアーがご指摘の通り、ベイセル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーというすばらしいキャストにもかかわらず、原作が1000倍は素晴らしい出来栄えである。ディーヴァーの本作がブレイクした原因は明白だ。巻末463ページ以降にリンカーン・ライム著『証拠物件』第四版(ニューヨーク、フォレンジック・プレス刊、1994年)巻末用語解説より抜粋などという、とてもすばらしいユーモアとともに説明されている現在の科学的調査、たとえばガスクロマトグラフ質量分析計やロカールの相互交換原則といったものをミステリー・推理の世界の領域に持ち込んだ事である。過去の優れたミステリー・推理作家達が!持ち出しようがない科学的調査にディーヴァー特有のジェットコースターの様なドライブ感ある文体と幾重にも用意された伏線とプロットが結びついた本作こそ、大ブレイクの原因だ。併せて、リンカーン・ライムとアメリア・サックスという素晴らしいキャラクターが初めてクロスする瞬間が素晴らしい。僕はそこに人間と人間との宿命的なロカールの相互交換原則を感じてしまう。もう一つ、翻訳者がここまでのディーヴァーの翻訳者より数段素晴らしい。池田真紀子氏はディーヴァーの持つスピード感を全く失わずに見事な日本語化をされたと思う。100年に一冊の大傑作。
ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)より
4167661357
No.28
(5pt)

ロカールの相互交換原則

1997年発表、邦訳1999年9月20日発売、ジェフリー・ディーヴァーを日本でも大ブレイクさせた傑作。多くのレビュアーがご指摘の通り、ベイセル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリーというすばらしいキャストにもかかわらず、原作が1000倍は素晴らしい出来栄えである。ディーヴァーの本作がブレイクした原因は明白だ。巻末463ページ以降にリンカーン・ライム著『証拠物件』第四版(ニューヨーク、フォレンジック・プレス刊、1994年)巻末用語解説より抜粋などという、とてもすばらしいユーモアとともに説明されている現在の科学的調査、たとえばガスクロマトグラフ質量分析計やロカールの相互交換原則といったものをミステリー・推理の世界の領域に持ち込んだ事である。過去の優れたミステリー・推理作家達が!持ち出しようがない科学的調査にディーヴァー特有のジェットコースターの様なドライブ感ある文体と幾重にも用意された伏線とプロットが結びついた本作こそ、大ブレイクの原因だ。併せて、リンカーン・ライムとアメリア・サックスという素晴らしいキャラクターが初めてクロスする瞬間が素晴らしい。僕はそこに人間と人間との宿命的なロカールの相互交換原則を感じてしまう。もう一つ、翻訳者がここまでのディーヴァーの翻訳者より数段素晴らしい。池田真紀子氏はディーヴァーの持つスピード感を全く失わずに見事な日本語化をされたと思う。100年に一冊の大傑作。
ボーン・コレクター Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクターより
4163186603
No.27
(4pt)

ジェットコースター・スリラー?

「ジェットコースター・スリラー」という腰巻きの惹句であるが、あたっている。次から次へと繰り広げられる、連続殺人魔の犯行と、天才犯罪科学者リンカーン・ライムの推理の、息をもつかせぬ連続ワザ。ちょっと、リンカーンが超人的過ぎるのと、犯人の動機とWhy?に弱いものがあるが、久しぶりに、時間を忘れて読みふける読書の快感を味あわせてくれた。また、鑑識技術やニューヨークの歴史についての、著者の知識の深さには脱帽。こういう蘊蓄てんこ盛り小説につきものの、あざとさや、まだるっこしさが感じられないのも、著者(翻訳者?)の力か。思わず映画のDVDを借りて見てしまったが、うーむ、原作をフリーズドライにしたようなもの。映画だけをとれば、それなりのできばえなんですが、2時間に原作のたっぷりつまった中味を盛り込むのは無理だったようです。アメリア役のアンジェリーナ・ジョリーは可愛かったが。
ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)より
4167661349
No.26
(4pt)

ジェットコースター・スリラー?

「ジェットコースター・スリラー」という腰巻きの惹句であるが、あたっている。次から次へと繰り広げられる、連続殺人魔の犯行と、天才犯罪科学者リンカーン・ライムの推理の、息をもつかせぬ連続ワザ。ちょっと、リンカーンが超人的過ぎるのと、犯人の動機とWhy?に弱いものがあるが、久しぶりに、時間を忘れて読みふける読書の快感を味あわせてくれた。また、鑑識技術やニューヨークの歴史についての、著者の知識の深さには脱帽。こういう蘊蓄てんこ盛り小説につきものの、あざとさや、まだるっこしさが感じられないのも、著者(翻訳者?)の力か。思わず映画のDVDを借りて見てしまったが、うーむ、原作をフリーズドライにしたようなもの。映画だけをとれば、それなりのできばえなんですが、2時間に原作のたっぷりつまった中味を盛り込むのは無理だったようです。アメリア役のアンジェリーナ・ジョリーは可愛かったが。
ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫) Amazon書評・レビュー: ボーン・コレクター〈下〉 (文春文庫)より
4167661357