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ダラスの赤い髪
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ダラスの赤い髪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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邦題と表紙が良すぎる。が、内容は大きく劣る。過去回想を含めてダラダラしすぎで、全体の八割ほど進んでからようやく話が動く。終わり方も続編を意識した消化不良なもので、かなり期待外れだった。 | ||||
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他のレビューで書かれている通り、話はまぁまぁ面白い。 だが、主人公の女性(体格がよく若くしてチームリーダーになるような有能な刑事)の口調が 全部「だわ、わよ」の不自然な女言葉なので台無し。 翻訳者は、1ヶ月くらい普通の企業で働いて、現実の女性の口調を勉強してきて欲しい。 | ||||
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タフでかっこいいレズビアン刑事が主人公の長編推理小説。 想像していたより内容もなかなかハードで、読み応えありです。 恋人含めた周囲の人間関係も主人公の人間性が垣間見れてとても面白かったです。 是非、続編も出版お願いします! | ||||
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タイトルを体現して余りある! 普段は、BL文庫のイラスト等で健筆をふるってる yocoセンセイのイラスト。 “雄々しい”赤毛の女刑事(デカ)! 訳者解説によると、本国では続刊も出てるとのこと。 是非、読んでみたいし、その時は表紙も ・・・ネ! | ||||
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生活感のあるアメリカの現代ミステリ、面白かった。V. I シリーズが好きなひとは気にいると思う。主人公がレズビアン?だからどうした、っていう爽快感がありました。 | ||||
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文中もしきりと主人公の赤毛に言及あるのでこの表紙は正解。さて内容は彼女の生い立ちと直近の事件対応が交互に述べられてクライマックスで交差するというスタイルで、映画やドラマでもこの叙述は時折見受けられる。それが読者に効果的に作用するか、つまり寝食忘れて読みふける方向に持っていけるかどうかは読み手次第。私は目下の事象をひたすら追ってほしい方で、いきなり過去にすっ飛んでちょっと昔話があってまた現在に戻って少し話してまた過去に…ってのは気が散るし退屈だ。大体人間って恩人との触れ合いだって細大漏らさず憶えているとは思えないし、それを大逆転のきっかけに使われると作劇上の仕掛けとしてうさん臭さが漂う。 | ||||
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主人公はレズビアンです。恋人とのやり取りも頻繁に出てきます。私は知らずに購入しましたが、事件捜査のパートが盛り上がっても、度々はさまれる主人公のイチャイチャに興醒めし、楽しめませんでした。 | ||||
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本書を読んで、国は異なりますが往年のディック・フランシスのヒーローたちが、多くの精神的、肉体的苦難を克服して立つ真のヒーローたちだったことを思い出しながら、現実世界においては<ヒーロー>もいなければ、<ヒロイン>も消え失せ、戦い切る<女性闘士>だけが生き延びられる時代が到来したのかもしれないという思いに囚われました。 「ダラスの赤い髪("The Dime")」(キャスリーン・ケント/早川書房)を読む。 ポーランド人の血脈を持った赤い髪のベティは、ブルックリン出身、テキサス州ダラス市警察麻薬捜査課の刑事。身長は180を超え、トレーニングを欠かさず、タフな、本当にタフな女性刑事の登場です。一方、レスビアンとしての愛情溢れる生活もしっかりと保ちながら、マッチョな同僚刑事たちからの揶揄も正面から受け止め、元刑事のおじ、ベニー、元憲兵の大叔父、ジェイムズ・アールという二人の導師からの金言を心に抱いて、人として溢れる出す感情を遮二無二コントロールしながらも、今ここにある危機を圧倒的な闘志を剥き出しにして対峙し、戦い抜きます。 スリラーですから多くを書く事はできませんが、初登場の今回は、クリスタル・メスの売人が殺され、その麻薬カルテルの重要参考人までもが惨殺され、犠牲者が増えるに従いカルテル同士の抗争に発展していくのかと思わせながら、ある事をきっかけにして事件の様相は一変していきます。ストーリーはとても正攻法ですから、ミステリー的興趣は少ないと言っておきます。 メキシカン・カルテル、ABT(同じテキサスでも異なる”ブルーバード、ブルーバード“を想起)、南北戦争フリーク、ドラッグ密売に走る1パーセントのバイカー、そして米国の闇の一部を担う"マンソン・ファミリー"トラウマ。 聖書が数多く引用されています。それは、聖ミカエルの赤い髪に由来していますが、これを語ってしまうとこの物語の核心に触れてしまうことになりますね(笑)また、原題の"The Dime"にも触れることができません。「十セント硬貨が1枚あれば、どんなことでも聞くことができる」。 一人のアマゾネスがダラスの"Bank Of America Plaza"に象徴されるスカイラインを超えてゆく、超えようとする物語。それは、米国という狂信的な複雑さを持つ国の過去と現在を包含しながら、ベティの存在の<爽やかさ>をも読者にもたらすことになります。次回作のベティを心待ちにしたいと思います。 もはや男たちは大切なものを守りきれない。本当の男たちは、一体どこへ消えてしまったのだろう?AmazonのKindleを片手に「アマゾネスの物語」を読むぐらいがせいぜいなのでしょう(笑)。まったく。 | ||||
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