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ツリーハウス



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【この小説が収録されている参考書籍】
ツリーハウス
ツリーハウス (文春文庫)
ツリーハウス

ツリーハウスの評価: 4.48/5点 レビュー 54件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

アメリカのペーパー・バックの類例のような、本が物理的に厚いだけの冗長なお話

重そうで、実は薄い内容。 話が長すぎます!!

ある家族 (集団) の戦前から、ほぼ現在までのお話ですから、話がある程度長くなるのは仕方がないとしても、ここまで時系列的にダラダラ書かれると角田(さん)の筆力・構成力を疑ってしまう。 著者の筆力はそれほど変ってないのでしょうから、これだけ無理な生産を続けていると書く材料が、薄味のものしか無くなり、かといって頼みの担当編集者にも良い主題の提供が、だんだん出来なくなったのでしょう。
 少なくとも絶対的に言えることは、この本の場合、「お祖母さんのルーツ探し」 の物語としての根源的な力が弱すぎる。食堂の話として、並列的に出てくる副主題のような話も (余りにだらだら続くので、途中から、3ページ置きに読んだのでお祖母さんの話との関係が分からなくなりましたが)、当然ですが、余りにも陳腐で弱すぎます。

 ウイスキーの水割りで、だんだんミネラル・ウオーターの割合が多くなり、彼女にも作家としての 【お勘定】 の時間が近づいていることを感じさせる。 どんな作家にも小説の無限的生産はあり得ないとは知りつつも・・・・・・『対岸の彼女』、『空中庭園』 ぐらいをピークとして、あとは減衰曲線か。
ツリーハウスAmazon書評・レビュー:ツリーハウスより
416328950X
No.1:
(1pt)

新ジャンル

個々のキャラクターに魅力はあるが、限られた枚数で全ストーリーを追おうとしている為か、あらすじを読まされているような気分になる。もっと場面を絞ってそれぞれを丁寧に描いても、時の流れを感じさせることは十分可能な筈である。この作品がプロットノベルとでも呼ぶべき新ジャンルであるのならば、私の感覚が古いのかもしれない。少なくとも小説ではないと思う。
ツリーハウスAmazon書評・レビュー:ツリーハウスより
416328950X

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