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殺人犯 対 殺人鬼
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殺人犯 対 殺人鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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いまゆるバカミスのような面はあるが 伏線がたいへんきれいに張られていて 残さず回収されます。 この作者が好きな人なら この作品も気に入ると思います。 | ||||
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二周目は言葉選びの妙に面白さを感じました しかし1周しかしない人も多いと思うので1周目の感想を下記します ☆いいなと思ったところ 探偵役?を出すことでノックスの十戒なるものを守りつつそういうことするかとは思いました 狂人なりの理屈も読みながら何度も見返していると察しがつくので楽しめました ☆微妙なところ 画像のように間取りなど細かいところが練ってあるのですが叙述トリックというかどんでん返しにおいてまあまあ大事なところの伏線が薄くて頑張って読み返しながら推理した割に納得感が薄いなあと思いました ☆結論 タイトルから想起されることを期待してなら読まない方がいいかも どちらかというと謎解きしたい人向け | ||||
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毎回、ぶっとんだ内容で楽しませてくれるシリーズですが、本作でも期待にたがわず想像のはるかに上をいく物語でした。 真相を当てるまでいかなくとも、想像できる人すらいないのではないでしょうか? シリーズのこれまでの作品を読んでこないと分かりにくい点があるので、順番に読んでいただいたほうが良いと思います。シリーズの過去作を楽しめた方なら、すぐに手に取り読んだほうが良いと思います。 あ、初めてこのシリーズを読む方は、読んだら怒るかもしれません。そのように読み手を選ぶ作品だと思いますが、変わったミステリを読みたい方は是非どうぞ。 | ||||
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ポップでトリックも緻密で倫理が欠けていてさくっと読みやすかったです! | ||||
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作者を知らされずに読了したとしても、「あ、これは早坂先生の作品だな」とわかるでしょう。 ・わかりやすくフェアな、それでいて斬新なトリック ・緻密な構成と伏線 ・動機や人間ドラマなど全く重視していない(失礼) 数年たったらまた読みたいな、と思わせる作品では決してありません。しかし、こんなの読んだことない!という読書体験にはうってつけといえます。 | ||||
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登場人物の名前も個性的かつキャラも確立しているのでスイスイ読み進められます。 殺人犯を暴く流れは後出し的でもあるのですが、そこから先の殺人鬼の暴露にはヤラれた感あり。 クドクドと長くもなく必要な場面のみが読みやすく描かれているのでどちらかというとラノベ感覚かも☆ | ||||
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先生の作品はほぼ読ませてもらいましたが、2019年7月現在、私の中では本作品が「誰も僕を裁けない」と一二を争うお気に入りになりました。 ですので、早坂吝作品を既読の方はレビューを見ないで読んでみるのが吉です。メフィスト賞作品や麻耶雄嵩作品などが好きな方も同様です。(当然か…) その方が楽しみの総量は増えます。 以下、(微妙に?)ネタバレしているので注意してください。 ーーーーー ただただ作品の構造が美しいのです…… ある程度ミステリー小説を読んだことがあれば、半分も読み進めない内に「あれっ、こいつが○○○じゃね?ここでミスリードさせたいのかなぁ」と文脈的になんとなく察しがつくと思われます。そのままの結果だったら失望したでしょうが、もちろんそんなことはありませんでした。まあエンジンがかかるまで多少時間かかりましたが… 本作品のすごさは構造の美しさにあると思います。たぶん割と違和感を感じます。 というかそうさせられている。なんとなくあいつがアレなんだけど何で?的な誘導。 私は頭蓋骨の内側がかゆくなりました。掻きたいけど掻けない。次第にtintingもイライラしてきました。こちらはマスをかけますが… ですが、ストレスはカタルシスのスパイスです。 伏線が回収され、謎が解き明かされて全てが繋がったとき、私は… 何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も… 繰り返し絶頂に達し、今現在も絶頂にあり、これから先も絶頂し続けるのでしょう…(悟り) メタ的にですが、ラノベ的装飾過多なキャラクターを使用することによって例の××××を意識させにくくしているのがとても面白いと思いました。 最後に、先生の奇想天外な発想、明快なロジック、そして読者に対するフェアプレー精神に敬意を表します。新刊楽しみにしています。 | ||||
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順調な刊行ペースを維持し、しかもそのどれもがアイデア満載の作者の最新作。 個人的には、本格ミステリの書き手として、東川篤哉氏と双璧を成すアイデアマン・トリックメーカ-だと思っています。長編としては短めの分量に惜しげもなくアイデアを披露するところも好感が持てます。 さて、本作でも作者の本領は存分に発揮されています。 テンポの良いストーリ展開、後から振り返ってはたと膝を打つ伏線、巧みなミスリード、不可思議な状況に対する鮮やかな解答、複雑なプロットを簡潔にまとめる手際の良さ、隅々まで計算しつくされた構成、一見安易なように思えてこれ以上はないほどに的確なタイトル、と本作もアイデア満載の作者の技巧を堪能できます。 本格ミステリ好きなら必読の傑作です。 | ||||
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孤島の児童養護施設で起こる連続殺人。主人公は殺人犯なのですが、それと同時に主人公の殺していない子供たちも次々に誰かに殺されていきます。 確かに二重に殺人が起こる作品はあまり見かけないし、斬新と言えなくもないのですが、凄く新しいものを期待しすぎてしまっていたのか…もう一人の犯人は劇的に何かあったというわけではなく比較的あっさりと見つかり、何かもの足りず…といった印象でした。ただ動機に関してはなかなか面白い発想で(どこかで見たような気もしますが…)、最後は楽しめました。 | ||||
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