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殺人犯 対 殺人鬼



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人犯 対 殺人鬼
殺人犯 対 殺人鬼 (光文社文庫)

殺人犯 対 殺人鬼の評価: 3.63/5点 レビュー 16件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全16件 1~16 1/1ページ
No.16:
(3pt)

うーむ。

孤島のクローズドサークルで発生する殺人事件。
殺しに行った相手が既に殺されていた?
殺人犯と殺人鬼。
どちらがターゲットを先に殺すのか。
それぞれ、一体誰なのか。

幕間には殺人鬼Xの過去と殺人に手を染め始めた理由が。 それは母親の業か。
終わってみると何だったのかな...な感じ。
途中までは良かったのだが、最後のオチがな。
上手いこと言って終わらせている様にも見えるが。
納得した部分と何だかなと思う部分と。
私は後者の感が強かったかと。
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No.15:
(5pt)

期待通り

いまゆるバカミスのような面はあるが
伏線がたいへんきれいに張られていて
残さず回収されます。
この作者が好きな人なら
この作品も気に入ると思います。
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No.14:
(1pt)

意図的な語り落とが多くアンフェア

犯行動機のくだらなさは好きです。
ただし、一人称小説で意図的な語り落としが多いのどうなんでしょうね。
しかも語り落としを行う正当な理由がまったくありません。

要は作者が読者を欺くために、語り手をコマのように動かしているということでしょう。
早坂先生には期待しているだけに、非常に残念な読書体験でした。
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No.13:
(2pt)

バカミスと言われればそんな気もする

最後まで飽きずに読むことができました。
コメディですよね、これは。
ボケに次ぐボケの軽妙さにサクサク読み進めたのですが、最後の動機のところで、正直「そんなオチ?」
コメディにしては笑いが足りず、シリアスに持っていくにしては動機がしょうもない。
バカミスに振れるなら最後まで振り切ってほしかったのですが、いささか最後が中途半端な振り幅で、あっさりテイストのスープ麺みたいな後味の薄さで終わってしまったのが、なんとももったいなく……。
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No.12:
(4pt)

微バレあり タイトルでの期待はハズレ 二周目の納得感

二周目は言葉選びの妙に面白さを感じました
しかし1周しかしない人も多いと思うので1周目の感想を下記します

☆いいなと思ったところ

探偵役?を出すことでノックスの十戒なるものを守りつつそういうことするかとは思いました
狂人なりの理屈も読みながら何度も見返していると察しがつくので楽しめました

☆微妙なところ
画像のように間取りなど細かいところが練ってあるのですが叙述トリックというかどんでん返しにおいてまあまあ大事なところの伏線が薄くて頑張って読み返しながら推理した割に納得感が薄いなあと思いました

☆結論
タイトルから想起されることを期待してなら読まない方がいいかも
どちらかというと謎解きしたい人向け
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No.11:
(3pt)

驚きはしつつも,あとひと押しが欲しかった

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

登場人物たちの奇抜な名前に隠された仕掛けや,まんまとやられたミスリードなど,
荒唐無稽ではあるのですが,著者らしいと言いますか,素直に驚きや感心を覚えます.
そのため,真面目な(?)ミステリに期待をしていると,不満や不快感を覚えそうです.

ただ,見取り図から,明らかに何かありそうな雰囲気を出していたものについては,
大掛かりに見えた割には,あまり…という印象で,そこはちょっと残念に感じました.

このほか,物語の閉じられ方にもいささか物足りなさがあり,残された子供たちや,
探偵役としてクセの強いところを見せていた少年が,この結果をどう受け止めたのか,
焦点の当てられる人物が何人か居ただけに,もう少し『その後』を見てみたかったです.
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No.10:
(3pt)

物足りない

すごく楽しく読んでいたのに、探沢のエピローグも欲しかった。最後が物足りない。
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No.9:
(5pt)

想像のはるかに斜め上をかっ飛んでいく物語

毎回、ぶっとんだ内容で楽しませてくれるシリーズですが、本作でも期待にたがわず想像のはるかに上をいく物語でした。
真相を当てるまでいかなくとも、想像できる人すらいないのではないでしょうか?
シリーズのこれまでの作品を読んでこないと分かりにくい点があるので、順番に読んでいただいたほうが良いと思います。シリーズの過去作を楽しめた方なら、すぐに手に取り読んだほうが良いと思います。
あ、初めてこのシリーズを読む方は、読んだら怒るかもしれません。そのように読み手を選ぶ作品だと思いますが、変わったミステリを読みたい方は是非どうぞ。
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No.8:
(3pt)

殺人犯対殺人鬼

タイトルとあらすじから殺人犯と殺人鬼の頭脳戦を期待していたが、そういう趣向の話ではなかった。
〜以下、ネタバレ含む〜

殺人鬼の動機が判明する部分で、それを面白いと思えるか否かで評価がわかれそうだ。私はその部分が普通に読むにもバカミスとして読むにも中途半端な感じで終わってしまった。単に私の頭が固いせいか。
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No.7:
(5pt)

ライトな殺人

ポップでトリックも緻密で倫理が欠けていてさくっと読みやすかったです!
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No.6:
(4pt)

一流のB級ミステリです

作者を知らされずに読了したとしても、「あ、これは早坂先生の作品だな」とわかるでしょう。

・わかりやすくフェアな、それでいて斬新なトリック
・緻密な構成と伏線
・動機や人間ドラマなど全く重視していない(失礼)

数年たったらまた読みたいな、と思わせる作品では決してありません。しかし、こんなの読んだことない!という読書体験にはうってつけといえます。
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No.5:
(4pt)

コンパクトにまとまりミスリードも有り。

登場人物の名前も個性的かつキャラも確立しているのでスイスイ読み進められます。
殺人犯を暴く流れは後出し的でもあるのですが、そこから先の殺人鬼の暴露にはヤラれた感あり。
クドクドと長くもなく必要な場面のみが読みやすく描かれているのでどちらかというとラノベ感覚かも☆
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No.4:
(2pt)

早坂先生の作品の中で一番つまらないもの

早坂先生は、素晴らしい作品を多数書いてらっしゃって、すでに本格ミステリー業界を代表する先生だと思うのですが、この本はつまらない。これはいけない。

最後に明かされる犯人の動機はいつも通りの冗談なのですが、冗談をミステリーに昇華させるのが先生の魅力のはずが、冗談が冗談のままになっている。これはおもしろくない。構成の工夫はあるので、全然おもしろくないわけではないけれど。

もしかしたら、講談社には傑作を書くが、光文社にはB級品しか書かないと決めてらっしゃるのか? それとも、連載という執筆の仕方が苦手でいらっしゃるのか?

タイトルからは、2人の人殺しの鬼気迫る対決をイメージしますが、そういうのはまったくありません。いつもの本格ミステリーです。
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No.3:
(5pt)

うおぉおおっっっ、rらいち…イッくぞぉォぉ!!

先生の作品はほぼ読ませてもらいましたが、2019年7月現在、私の中では本作品が「誰も僕を裁けない」と一二を争うお気に入りになりました。

ですので、早坂吝作品を既読の方はレビューを見ないで読んでみるのが吉です。メフィスト賞作品や麻耶雄嵩作品などが好きな方も同様です。(当然か…)
その方が楽しみの総量は増えます。

以下、(微妙に?)ネタバレしているので注意してください。

ーーーーー

ただただ作品の構造が美しいのです……

ある程度ミステリー小説を読んだことがあれば、半分も読み進めない内に「あれっ、こいつが○○○じゃね?ここでミスリードさせたいのかなぁ」と文脈的になんとなく察しがつくと思われます。そのままの結果だったら失望したでしょうが、もちろんそんなことはありませんでした。まあエンジンがかかるまで多少時間かかりましたが…

本作品のすごさは構造の美しさにあると思います。たぶん割と違和感を感じます。
というかそうさせられている。なんとなくあいつがアレなんだけど何で?的な誘導。

私は頭蓋骨の内側がかゆくなりました。掻きたいけど掻けない。次第にtintingもイライラしてきました。こちらはマスをかけますが…

ですが、ストレスはカタルシスのスパイスです。

伏線が回収され、謎が解き明かされて全てが繋がったとき、私は…

何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も…

繰り返し絶頂に達し、今現在も絶頂にあり、これから先も絶頂し続けるのでしょう…(悟り)

メタ的にですが、ラノベ的装飾過多なキャラクターを使用することによって例の××××を意識させにくくしているのがとても面白いと思いました。

最後に、先生の奇想天外な発想、明快なロジック、そして読者に対するフェアプレー精神に敬意を表します。新刊楽しみにしています。
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No.2:
(5pt)

殺人犯対殺人鬼

順調な刊行ペースを維持し、しかもそのどれもがアイデア満載の作者の最新作。

個人的には、本格ミステリの書き手として、東川篤哉氏と双璧を成すアイデアマン・トリックメーカ-だと思っています。長編としては短めの分量に惜しげもなくアイデアを披露するところも好感が持てます。

さて、本作でも作者の本領は存分に発揮されています。

テンポの良いストーリ展開、後から振り返ってはたと膝を打つ伏線、巧みなミスリード、不可思議な状況に対する鮮やかな解答、複雑なプロットを簡潔にまとめる手際の良さ、隅々まで計算しつくされた構成、一見安易なように思えてこれ以上はないほどに的確なタイトル、と本作もアイデア満載の作者の技巧を堪能できます。

本格ミステリ好きなら必読の傑作です。
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No.1:
(4pt)

最後のほうは面白かった

孤島の児童養護施設で起こる連続殺人。主人公は殺人犯なのですが、それと同時に主人公の殺していない子供たちも次々に誰かに殺されていきます。
確かに二重に殺人が起こる作品はあまり見かけないし、斬新と言えなくもないのですが、凄く新しいものを期待しすぎてしまっていたのか…もう一人の犯人は劇的に何かあったというわけではなく比較的あっさりと見つかり、何かもの足りず…といった印象でした。ただ動機に関してはなかなか面白い発想で(どこかで見たような気もしますが…)、最後は楽しめました。
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