■スポンサードリンク
蒼色の大地
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
蒼色の大地の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
8人の作家の螺旋プロジェクトの一環として書かれたものだと知らず、著者のファンとして読んだが楽しく読めた物語だった。 蒼い目を持っているだけで蒼鬼と忌み嫌われ虐げられてきた灯。そんな灯に手を差し伸べた数少ない幼馴染の鈴と、鈴の兄の新太郎。3人の行き方が交錯した先に、差別や戦いのない世界は訪れるのか。 前半は、灯、鈴、新太郎のそれぞれの境遇と生き方が描かれていたが、後半はお互いの立場での争いに巻き込まれ対立していく。 後半はじれったい展開が続いたし、海でも山でもない蒼い目と黒い目を持った人間の関わり方もいまひとつ描ききれていなかったように感じた。 最後はなんだかよく分からないうちに攻め込まれて、あまり見せ場がないまま終わってしまった感じで物足りなさが残ったのが残念だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あるテーマで8人の作家が、原始から近未来までの各時代でそれぞれ物語を書く、小説BOCの「螺旋プロジェクト」という企画の中の1冊。本作は明治時代の物語。 同じ村に住んでいた幼馴染が、それぞれ海軍と海賊に分かれ対立せざるを得ないという設定は、オーソドックスながらも冒険小説としてはそそられる。海軍の巡洋艦奪取や、クールな海賊と主人公の生い立ち等、構成等もそれなりに凝ってはいますが、幼馴染のうちの一人の行動が、無鉄砲で甘過ぎるのが気になってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
多分氏の本は初読。螺旋プロジェクトという事で、下地があるからか、初読でも読み難い気はしなかった …が、正~直なトコ、この能天気なお譲さんが「酷い目」に遭わずに、常に「助けの手」が入るのが、「この人は、特別別格であり、稀少である」の象徴の気がして、「普通の人は、無理だろうよ」な印象だった 同族と「断絶」しなきゃ「融和」も出来ないとすれば、どっちがいいんだろうなー 「姫」は危機には遭うけれど、災難をその身に引き受けて、美しく散ることはあっても「穢れ」からは一線引いて置けるんだよね~。みたいなお伽っぽい感じだった | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!