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笑え、シャイロック
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笑え、シャイロックの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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カルト、画家、ヤクザとさまざま世界の経済事情を重厚ではない感じにまとめている 短編集のようで読みやすい | ||||
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女性の登場人物を殊更に無能に書いたり見下す感じは高齢男性作者特有のしぐさだなと思った。 彼女が「シップードトーだっけ?」と術語をよく知らない設定だったり、女上司の「仕事に命を賭けられない」発言を女性特有のものなのか?と揶揄したり。 まぁ男性銀行マンがこのような思考だからと言うのならそれはそうなんですが。 | ||||
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銀行の債権回収の仕事の中で先輩が教えてくれたことを参考に仕事を前向きに取り組んでいくわかってくる人の物語を描いた奇想天外な業務を行っていく男性の物語です。ぜひ一読いただくと多分楽しめると思います❗️ | ||||
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この作者は同一人物を他のシリーズにも登場させる。 この作品では「嗤う淑女 ふたたび」で野々宮恭子から嫌がらせを受けた宗教団体の後日譚がある。 多額の借金を抱えて終わりにせずに、他の作品にも生かしているのは流石だと思った。 シリーズも出版社も越えた作者らしい作品であると言える。 | ||||
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読みながら、これは池井戸潤さんの作品なのではないかと勘違いしそうでした。銀行マンの債権回収のお話です。いかに返済が困難な相手から全額回収するか、そういった話に無知な私でも、なぜか先へ先への読み急ぐほど熱中して読んでしまいました。更に殺人事件まで絡んできて・・。融資だとか土地売買だとか内容は難しくても、読者を虜にする中山七里著の魔法筆。さすがだと思いました。お勧めです! | ||||
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私も金融機関に勤めており、全体的には楽しく読ませていただきました。犯人探しものかな?と思ったけどそこの味付けは薄めで、本筋は 「回収困難な債権を如何なる手段で解決するか」 でした。確かに全て、アッと驚く手法で見事に回収されています、が。 金融機関の人間としてはそれは禁じ手でしょうというものばかり。確かに回収できてはいますが、人間性を疑うものが多い。皆さんのコメントが前向きなものばかりで、私の感覚が間違っているのかと疑いたくなりました。 そもそもそいつらに貸したら駄目でしょ、ってのが根本ですが、だからこそ揺るぎない正義の鉄槌を食らわせる、半沢直樹のようなスカッとする制裁を下すのかと思えば、債権を回収するためには、債務者(ここではあえて悪者と呼ばせてもらいます)にも莫大な利益を与えて、その利益から回収するような方法はいかがなものかと。 それでいて主人公は「優秀」という評価で締められいます。 作者が考えた物語にこんなこと言うのはナンセンスですが、山賀さんならもっと違った回収の仕方をしていたのではないかな、と考えさせられました。 | ||||
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中山七里の小説は、不思議なもので、時々無性に読みたくなる。 この「笑え、シャイロック」は題名から推察されるように金銭がらみの小説であり、警察も弁護士もある意味脇役でしかない。 しかし、読み進めるうちに夢中になり、展開から目が放せなくなる。不良債権回収という銀行の渉外の仕事を軸にして話を進めつつ事件の解決を図る。とても面白く拝読した。オススメです。 | ||||
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正しい事を正しくやる。一見当たり前の事程、やり通すことは難しい。面倒な事厄介な事に正面から向き合う。そうした「心意気」を持った人々の物語。ミステリー以上に忘れがちな本当の勇気をくれる一作。 | ||||
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主人公の成長とこれから立ち向かうだろう難題とその時のあっと驚く解決法に期待します。 | ||||
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銀行の不良債権回収を、いかにして処分するか。実際に銀行の渉外部でなければ、わからない程リアリティに富んでいます。その正確さ、ポリシーに脱帽です。また、ミステリー仕立てに物語が進行して、意外な犯人逮捕にも驚きました。金融ミステリーとして傑作である。 | ||||
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いつも読んでいます。 この人が犯人だろうと予想するのに、当たった試しがありません。予想を裏切られる展開に、ハラハラドキドキしっぱなしです。 | ||||
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とても面白かったです。 中山作品は展開が素晴らしいので。 | ||||
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サラリーマンとしては、身につまされたりしますが最後はスッキリします。 | ||||
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面白かったが、やはりこの人は、警視庁殺人課の、ストーリーが、より面白い。 | ||||
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中山七里さんの本です。 銀行の債権回収のプロ山賀が殺されて、山賀の弟子が、山賀を殺めそうな債権を持つ人間の債権回収をしつつ、山賀殺人事件の真相を暴いていく、という展開。 とはいえ、一人、また一人と、一癖二癖ある債権者がでてくるのですが、それを主人公の結城が対処していく感じです。 山賀の哲学を、いかに結城が引き継いでいくか、という物語に、山賀殺人事件の真相が絡んでくるのですが、ただ、犯人が「それしかないわな…」というところの人なので、意外性はありませんでした。 連ドラになりそうな内容だと思いました。暇つぶしには最適です。 | ||||
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①ミステリー小説というよりは、銀行の債権回収の知恵が学べる本だ。 ②債務支払不履行に陥る事情も様々だが、取り立てる方法も色々ある。これが抜群に面白い。 ③正直、シャイロックの異名を取る優秀な取り立て行員を殺害した理由は感心出来ない。そこに落とし込むしかなかったのであろう。それ以上に債務者の個人的生き様と取り立てのアイデアの面白さが存分に楽しめる銀行小説である。 ④著書の溢れる知的好奇心とアンテナ方向を広げる探究心に感心する。飽きずに読めるのも著者の多方面への関心があるからである。 今回も(いつも)裏切らない。 お勧めの一冊だ。 | ||||
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山賀は良かった。 しかし、結城のキャラ、セリフが臭くて残念だった。 債権回収のアイデアは良かった。そっちをもっと見たい。 | ||||
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五つの掌篇とエピローグ。債権回収にまつわる出来事と殺人との関係...。ミステリ風であるが「犯人捜し」はおまけみたいです。それに殺害された上司がかかわった最初の二編に比べ主人公が関わる後半の三編では面白さに違いがありすぎる。 読後感はわるくないけれど何か物足りない。犯人捜しの伏線は最初の二編だけで事足りるし、意外性もあまりない。 主人公の活躍も殺された上司の劣化コピーにしか感じられなかった。面白くないわけではないが、期待したほどの作品でもなかった。 | ||||
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回収困難な不良債権案件にどう対応していくのかと、優秀な回収担当の銀行員である山賀を殺害したのは誰なのか、の二本立てで物語が展開されていて一気に読んだ。 「貸したカネをきっちり回収し、そのカネをまた必要な顧客に利用してもらう。それが金融の本来あるべき姿だ。バブル崩壊の責任の一端は、自分に課せられた仕事を先送りにしたその時々の回収担当者にもある。金融に身をおく者の無責任さと他力本願が日本経済を壊滅させた」 という山賀の言葉は、銀行員だけでなく目先の利益しか考えない多くの人間に当てはまると思った。 主人公の結城が突然肝が据わって刑事とも対等に話したり皮肉を言うようになったのはやり過ぎな感じもしたが、いかに山賀案件を回収していくのか、そのアイディアが秀逸でよく考えられていた。 振興衆狂に登場する奨道館の書籍エピソードは「ふたたび嗤う淑女」に登場した話で、そのつながりも楽しめた。 | ||||
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中山さんの最近の作品です(^-^*)/ まず内容としては、全く興味も面白さも感じない金融取り立て物であり、好きな作家の新作として情報は知ってましたが未読の作品でした。 でも、全く興味も面白さも感じない題材にしては、その内容の中で最大限に面白く仕上がっていた点は、中山さん流石だな!と思いましたし、 バブル崩壊やリーマンショック時に、更にダメージを広げる要因となった銀行員たちの失態と愚かなシステム(不良債権をごまかすために単なる対処療法の新たな貸付処理と、3年で異動になるから融資後に失敗しても失点となりにくい)が分かりやすく描かれており、とても勉強になりました! ただ、本筋とは異なる豆知識で、現実とは異なる事を真実のように書かれていた点は至極残念であり、中山さんの勉強不足を感じて少し醒めましたし、 金融取り立てという題材を選んだ必然性を感じる事がなかったり、 複数の作品で、矜持という言葉を何度も使うキャラクターが多いのは人物の書き分け不足を感じたりして、残念でした(>_<) 金融取り立て物としては見事な案で、きちんと不良債権を回収していくので、そういう内容としては、きちんと面白くオススメです(^-^*)/ | ||||
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