長いお別れ

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評判

長いお別れの評価:

4.36/5点 レビュー 290件。 A ランク

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平均点4.36pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全446件 121〜140 7/23ページ
No.326
(5pt)

本当は外国の小説はあまり好きじゃない。

もう何度も読み返してる…。
この『長いお別れ』でチャンドラーを知った。

他の作品も全部読んだ。
でもこの『長いお別れ』にはとても叶わない。

正直、背景描写などが面倒くさいって思う時もある。
でもセリフが圧倒的にかっこいーんだよ。

ストーリーがどうのこうのは言わない。
そこにいるマーロウが格好いいんだ。

喧嘩なんか弱くたっていい。
友達ってなんだろう。
約束を守るってなんだろう。
全ての子供達に読ませたい。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
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No.325
(5pt)

It's A Man's Man's Man's World.

「いっしょに寝ることにきめた」
「お金が目当てなのね」と、彼女はいった。
「シャンペンはおごったぜ」
「シャンペンなんか、なにさ」と、彼女はいった。

気の利いた台詞を吐くためには、
説得力のある身体と行動力が必要だなと思った。

男同士の友情の話。

大好きな本です。
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B000JATSCW
No.324
(4pt)

男の友情に惹かれる

推理展開はそれ程、スリリングではないけど、ラストの主人公との友情のシーンは痺れる。マーロウの生き方がいかしてる。
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B000JATSCW
No.323
(4pt)

あの1文を語らせるために

作家には「この1文のために」という作品があるようですが、この小説もまさにそう。終盤に出てくる「ギムレットにはまだ早すぎるね」の1文を語るために、チャンドラーは壮大なミステリーと人間模様を構築したのでした。それ以前のストーリーは、この言葉に重みを持たせるための伏線に過ぎません。

マーロウの生き方は非常に男っぽく不器用で、効率優先の現代社会では通用しないでしょう。それだけに、どことなく憧れを抱いてしまうのです。
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B000JATSCW
No.322
(5pt)

村上春樹訳が出ているが清水俊二訳で十分

村上春樹訳の「ロング・グッドバイ」が話題になったようだが、私は清水俊二訳のハヤカワ文庫
版の「長いお別れで十分」である。私にとっての表題は「ロング・グッドバイ」ではなく「長い
お別れ」なのだ。確かに今、初めて読む人にとっては、村上の新訳が今風で良いかもしれない
が、昔からのチャンドラー・ファンの者にとっては、清水訳を支持するのではなかろうか。
両者の訳に多少違いがあるようだが、瑣末な問題に過ぎない。昔の作品であるし、時代背景を
考慮すれば、むしろ清水訳の方がノスタルジーがあっていいと思うのだが。つまらいこだわり
かもしれないが、ミステリは文庫がいいのだ。「ロング・グッドバイ」の装丁画もマンガ的で
気に入らない。ま、しかし、村上春樹の新訳が出たことによって、若い読者にチャンドラーの
名作が見直されることになったことは良いことかもしれない。また、いつの日か購入すること
になっても、私は文庫版の「長いお別れ」を選ぶだろう。
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No.321
(4pt)

何重にも重なった結末

この作家の作品は初めてだったが フィリップ・マーロウの名前は 聞いていた。
あ〜この作家が生みの親なんだ。
やっと巡り合えたと思った。

ハードボイルドはあまり読むこともなく、この作品もそのジャンルに入るらしいことから、
最後まで読めるかと懸念していた。
が・・・取り越し苦労に終わったし、それどころか結構な厚さの文庫はあっという間に最後
のページにたどり着いた。
単なる殺人事件ではない。男の友情が絡んだ事件。
これが結末か・・いや違う。
本当に奥が深かった。
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No.320
(5pt)

フィリップ・マーロウは、“サムライ”だ!

名作であることは、疑う余地のないこと。古典と位置づけても異論はない。

何故、これ程までにレイモンド・チャンドラー、フィリップ・マーロウが評価されるのか。

主人公であるフィリップ・マーロウに侍(サムライ)の精神性や人生観を感じました。
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No.319
(5pt)

秋の夜長のハードボイル再読【フィリップ・マーロウ】

「ギムレットには早すぎる」で有名な本書。名台詞があるだけでなく、作品の完成度も優れており、ミステリーの範疇におさまらない、一流の文学作品に仕上がっています。先ほどの台詞は物語の最後の鍵となっているので、未読の皆様はギムレットを飲むときに隣の女の子にそっとささやくだけでなく、出自を確認しておくのは礼儀だと思います。
駄目なテリー・レノックスになぜマーロウはそんなに手をかけるのかよくわからない面が多々ありますが、本書から男の生き様について教わることは多いはずです。男は我慢しなければならない局面がいっぱいあります。自分に好都合のことでも、マーロウは自分の信念に正直なのです。つまり自分の信念が No といったら絶対にそちらを選択しません。本当損な生き方をしているのですが、マーロウは自分を変えません。その生き様に私たちは震えるのです。
今回で3回目の再読。いつも私たちに新しい感動を与えてくれる本書はいつまでも手放せません。だんだん本書のマーロウの年齢に近づいていく私ですが、マーロウの生き様に近づけるのはまだまだのような気がします。いくつになっても本書から教えられることばかりなのでしょう。こんな場合マーロウはどうするのか。こんなことを考えながら、数年後また手にとることでしょう。それにしてもローズのライムジュースで作ったギムレットを飲んでみたい。
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No.318
(5pt)

蒸し暑さを吹き飛ばす芳香

1泊2日の突然の関西出張で、車中と、待ち時間に読んだ。
京都、大阪の風のない街中で、本書を読み、
一人で飲む酒の味は、また格別だ。

20代で読んだときは、Barで一人で酒を飲むなんて、
全く考えられなかった反面、一緒に酒を飲む友人は何人もいた。
今は、酒は一人で飲む。
友人は、一人もいない。
一人で飲むようになってはじめて、
マーロウやテリーの心情がわかるようになった。

10年前は気づかなかったが、今回気づいたことは、
この名作に、最後のほうで一瞬だけ日本人が登場すること。

50年前の作品だが、全く古さを感じさせない。
チャンドラーの結構は全編にわたって揺ぎ無く、
マーロウのせりふは光を放ち続け、
最後の一行を読み終わった後も、
深い芳香は、いつまでも消えることがない。
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No.317
(5pt)

いつ読んでも楽しめる

たぶん今回3回目くらいになりますが再読してまたしても感銘を受けました.チャンドリアンにはたまらない一冊.ギムレットを飲みたいと思わせてくれた一冊でもあります.日本語で読んで英語で読むとまたさらに味わい深いです.ハードボイルドを文学研究の対象にさせたともいえる大作.
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No.316
(5pt)

ロサンゼルスの感傷

チャンドラーは短い作家としてのキャリアからしても作品が少ないが、秀作ぞろいだと思う。そして、この”長いお別れ”こそは、最高傑作ではないだろうか。物語の初めの描写から、プロット、主人公マーロウの一人称から描き出されるロサンゼルス、全てが素晴らしい。そして、本当に素晴らしいのはシーン。つくづくチャンドラーは、シーンの作家だと思わされる。

シスコ・マイオラノスが”ギムレットには早すぎるね”と言うシーン、こんなシーンを描ける作家が何人いるだろう?

ハードボイルドファンは、その全てのシーン、台詞を覚えていると言っても過言ではないだろう。

次に読むときには、冷えたギムレットにしようか、それともバーボンにしようか。じっくり名作を味わおう。
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No.315
(5pt)

男の生き方

原寮が心酔したというレイモンド・チャンドラーの名文句。
「さよならをいうことはわずかのあいだ死ぬことだ」
このせりふの本当の意味がわかるまで僕は読み続けるだろう。
そのころにはどんな大人になっているのだろうか?
楽しみである。
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No.314
(5pt)

出来れば原著も併せて

好きなハードボイルド小説は?と聞かれたら、おそらく8割近くの人がこの作品かダシール・ハメットの『マルタの鷹』を挙げるだろう。この小説はハードボイルド界ではそれ程の金字塔である。もし本格派ミステリが好きな人がこの小説を読んだら拍子抜けしてしまうかもしれない。特にすごいトリックがあるわけでもないし、背景に過去の怨念から来る謎があるわけでもない。
どのレビューでも書かれているがこの小説の魅力はやはり単純に文章の素晴らしさにある。人物、情景の描写とマーロウのワイズ・クラック、これにつきる。特に最初にテリー・レノックスという人間をロールスロイス・シルヴァーレイス一つで端的にあらわすシーンと、マーロウとレノックスがギムレットを飲みあうバーの描写は秀逸。生涯忘れられない情景になります。ワイズ・クラックについては他のレビューで多く取り上げられているのでそちらを参考にしてください。いつか使いたいセリフのオンパレードです。
この小説は清水俊二さんという人が訳されています。この方は確か戸田奈津子さんの師匠で翻訳家の大家みたいな人です。訳は大変素晴らしく、日本人にとってはこの人なくしてマーロウなしと言ってもいいくらいですが、大変失礼なんですけど実は原著と比べると仮定法などでわかりにくい部分(当然僕にもわかりませんけど)を少々飛ばしてたりもするので出来ればこの小説を読み終わったら原著にもがんばって挑戦してほしいです。ビートルズの歌詞あたりで鍛えれば、なんとか読めるようになりますので是非がんばってほしいです。それ程文章が素晴らしい作品なんです。
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No.313
(5pt)

珠玉の言葉

~主人公のフィリップ・マーロウってどんな感じの人なのかな?~~ と、読みながら考えていたらこういう描写がある。
「.....髪は濃い鳶色。グレイが少々混じっている。眼も鳶色。身長六フィート一インチ半。体重はおよそ百九十ポンド。姓名はフィリップ・マーロウ。職業は私立探偵」
シンプルにして明快な人物描写。彼の描写はともかく、マーロウの眼から見た一人称単数で語られていく話を読めば、自然「この人」がどんな人~~なのかはっきりとわかります。
全編を通じてマーロウとレノックスの言葉は少ないが暖かいやり取りに「こんな関係になれる友達って欲しいよね」と感じる瞬間も。
この本、文庫で持っているのですが既に三冊目。
何故かと言うとしょっちゅう読むのでぼろぼろになってしまい、ページがほつれる度に新しく買っているから。初めて読んだのは二十歳の頃、ずい~~ぶんと啓蒙された部分もありましたが、しょせんけつの青いガキがまねしても格好がつかないという事もよくわかりました。
ストーリーの最後、「ギムレットにはまだ早すぎるね」という台詞が素晴らしいと世間では評判のようでしたが、それがなぜなのか自分にはわかりません。しかし早く「ギムレットの似合う大人」になりたいものだとは思います。~
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
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No.312
(5pt)

人生のロールモデル

私には生き方のお手本としたい人物が何人かいる。フィリップ・マーロウはその中の一人だ。フィリップ・マーロウは信念を大事にする男だ。信念を貫くために、時として冷徹になり、自分自身が傷つくこともある。
私自身がフィリップ・マーロウの足元にも及ばないことは百も承知。それを嘆くことよりも、そうなりたいと想い続け、挑戦し続けることが大事なのだ。そのためにもフィリップ・マーロウの信念が強く出ているこの作品を読み続けたい。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
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No.311
(5pt)

男の美学

初めてフィリップ・マーロウの世界に足を踏み入れました。愚直なまでに自らの信念を、男の美学を貫き通す、つむじ曲がりの皮肉屋。しかし誰もが自分の心の片隅に守っておきたい世界。原作は今から50年前に出版されたようですが、いまだに根強い人気を誇る所以でしょう。ウィットの効いた社会風刺の描写もさることながら、魅力的な登場人物が多く、それぞれの個性に語らせる会話を、じっくり味わって頂きたいと思います。
「アルコールは恋愛のようなもんだね。最初のキスには魔力がある。二度目はずっとしたくなる。三度目はもう感激がない。それからは女の服を脱がせるだけだ。」
「こんなとき、フランス語にはいい言葉がある。フランス人はどんなことにもうまい言葉を持っていて、その言葉はいつも正しかった。さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ。」
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No.310
(5pt)

チャンドラーの最高傑作

20年前にチャンドリアンの道を歩ませてくれるきっかけとなった一冊です。今ではマーロウの歳を過ぎても、かれのような誇りのかけらも持てずに生きている。
この作品ではマーロウよりテリー・レノックスの魅力が光っている。彼だけでなく、留置所の警官に至るまでの描写がすごく良い。
チャンドラーの英文は格調高く緊張感があり、難しいところも有るが大変参考になる。
でも、清水さんの翻訳のマーロウの方が大人で私は好きだ。
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No.309
(5pt)

かぶれました

いわずと知れたハードボイルドミステリーの古典である。ミステリーとは限らない、いろんな小説や映画の一人称で語る主人公は、フィリップ・マーロウ私立探偵のプロトタイプである(らしい)。今回初めて「実物」を読んだ。マーロウは今まで読んだハードボイルドの主人公たちの誰にでも似ているようで、実に男臭く、クレバーで、似ていなかった。
この文章に接して、この文体にかぶれなかったら、本好きではない。マーロウの粋なセリフをいつか自分も呟いてみたいと思わなければ、男の資格はない。日本のどこかの評論家が「チャンドラーの小説は優れた独身中年小説だ」といっていたが、肯べなるかな。
42歳。いい女に「結婚に反対する理由がなにかあるの」といい寄られて彼はいう。「100人のうち2人にとっては素晴らしいことさ。あとの98人にとっては形式に過ぎないんだ。」かっこいい。こんなセリフを吐いてみたいものだ。むりだけど。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
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No.308
(4pt)

私のマーロウ初体験記録

もしあなたの目の前にめったに見られない素敵な女性が目に入ったら、あなたはどう観察しますか?もし、話かけられたらどうしますか?もし、頼みごとをされたら?もし、誘惑されたら・・・・あなたは?
若い・中年・老年関係なく、みじめに逃げちゃいますか?どうします?
心おきなくマーロウを体験してみてください。
年齢に関係なく、個性に関係なく、スタイルに関係なく、この本を読んで自分風ににマーロウをアレンジできたらきっと毎日が変わるかな・・・・
ストーリーよりも「マーロウ」を感じてみたい人、お薦めです。
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
B000JATSCW
No.307
(5pt)

タフでセンチメンタル

何よりまず文体がすばらしい。
 マーロウのスタイル(生き方)が小説のスタイル(文体)そのものとなっていて、何度読み直しても飽きることがない。むしろ読み直すたびに新しい発見があったりする。「長いお別れ」はチャンドラーの作品群の中でもやはり出色です。
 女性の扱い方とかも好きですね。真似したいけど到底無理。失望しつつも嫌いになれない、というのがマーロウの女性観といったとこでしょうか。彼流の優しさだけでも参考にしたいですね。事件の陰には必ず女が隠れている、なんて言うけど、『長いお別れ』もまた「女」なくしてその魅力を語ることはできません。
 とは言えこの小説は何より男の友情の物語。タフでセンチメンタルなマーロウがこの小説で行き着く場所はどこなのか? ロ!バート・アルトマン監督の映画『ロング・グッドバイ』も観て下さい。結末は違いますが、こちらも感動です。
 
長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: 長いお別れ (1958年) (世界探偵小説全集)より
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