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藻屑蟹



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【この小説が収録されている参考書籍】
藻屑蟹 (徳間文庫)

藻屑蟹の評価: 4.49/5点 レビュー 53件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.49pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

ただの小説

第一回大藪春彦新人賞受賞作とのこと、かなりの期待をして読み始めました。
主人公「木島雄介」のつまらぬ心の葛藤を読まされ続けてお終い・・・大藪春彦テイストは微塵もありません。
選考委員満場一致とは・・・そのことこそが残念。
藻屑蟹 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:藻屑蟹 (徳間文庫)より
4198944474
No.1:
(2pt)

雰囲気に騙されてませんかね?

面白くないわけではない。文章も巧いからさらりと読める。何より雰囲気がとてもいい。しかしストーリー展開と心理の変遷に必然性と感じなかった。しかし…以下ネタバレ注意。

 親友の死も結局タダの事故(陰謀ではない)だったということで、ストーリー展開上の必然性はなく、単に、いなくなった方がいいから作品集で殺害しているだけにしか思えなかったし、そもそもあの“遺言状”がそんなに価値があるとも思えない。もちろん別に価値もないことは、終盤でわかるが、私は当初から、話をひっぱるにしては弱すぎると感じたので、そもそも話の展開にリアリティを感じなかった。莫大なカネをつかまされて狂っていく運命というなら、親友がなぜ狂ってしまったのか、そっちの展開が見たかった。福島除染現場の、その部分のリアリティは面白かったが…ハードボイルド小説としては、さほど…
藻屑蟹 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:藻屑蟹 (徳間文庫)より
4198944474

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