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コンテクスト・オブ・ザ・デッド
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コンテクスト・オブ・ザ・デッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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今まで読んだ小説の中で一番つまらなく、ほぼ初めて読むのを諦めました。 はっきり言って、読む時間の無駄です。 この本を読むなら他の本を読んだ方が絶対良いです。 本当にひどい。 | ||||
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最初から最後まで私には面白くなかったです。 | ||||
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話にスピード感がなく、ゾンビの動きのごとくダラダラと長い。ちょっと緊迫してきたかと思ったら場面転換しちゃうし。登場人物にあまり個性が感じられないのは作為的なのか。誰目線で読めばいいのかよくわからなかった。 | ||||
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読むものがなかったときに本屋で見かけて購入しました。 自分の期待していたものではありませんでした。 これはお金払う価値ないわ。 | ||||
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全般的に、今日本で小説に携わる人たちだけに向けられた閉塞感、内輪向けの空気に満ちていた。 何より登場人物の大半が、作家、作家ワナビー、編集者といった小説界の人間ばかりであり、それを生かす大きな仕掛けがないこともあって、物語を縮める致命的な設定ミスになっているようだ。主要テーマが、日本だけで通じる『あうん』的なコンテクスト(文脈)の打破だっただけに、皮肉な作品になったように見える。 羽田圭介は純文学的なコンテクストに囚われない作品をずっと書き続けている若手作家の1人だが、この『Context of the Dead』では、果たしてそれでいいのだろうかと自問自答しているようだ。 芥川賞で権威づけられ、一時期TVタレントとしても大ブレークした彼は、今も日本の小説界の最前線に立っていると言える。純文学の重圧は、そんな旬の若手作家をとらえ、このような後退を促す作品を書かせたのだろうか。羽田がその空気を読んだとしたのならとても残念なことだ。 メジャーの最前線にいない大多数の小説を書く人、または愛読家ではない大多数の読者にとって、純文学のコンテクストとは、ほとんど気にならないものだ。ポップスで言えば、それは演歌に違いない。 もちろん古典文学を読むことや、世界的に小説が衰退した今、小説を書くことを懐疑することは非常に大切なことだ。 だが、小説、物語とはたかが数百年で衰退するようなものではない。今という時代の風を感じていれば、自然と新しい小説が書ける。それが現代作家の当たり前の共通認識ではないか。 羽田のセルパロらしいKという作家も、おそらく最後にそういう新境地に達するのだが、テーマとしては明らかに弱い。 作中では、バカ売れする漫画業界にパラサイトする日本の小説界の哀れな現状が書かれているが、未だに古典のコンテクストを意識しすぎる作家ばかりが最前線にいるために、そうなっているのではないかと思わされる。 ネット情報時代の今、世界中であらゆる分野に模範的なコンテクストがはびこり、人々がそれに隷属している事。日本で生まれ育った者が共通して無意識的に物語上のコンテクストを持っていること。今作にはそんなテーマもあり、そこをもっと広く、または深く掘り下げれば、世界の読者をも魅了する普遍的な作品になっていたのではと思う。 世界中にすでに死んだ者たちが溢れているということを、ゾンビ現象として転嫁した最初のアプローチは古いようでいて、インパクトがある。ただ、400ページを超える長編であるにも関わらず、ゾンビ現象が日本の枠を超えて広げられていない。 羽田圭介という作家自身のパーソナリティの力で、最後まで読ませるものにはなっている。 ユーモアセンスは抜群で、特にAVについての持論はオモシロかった。 TVに見る彼自身は、従来のTV受けする作家のコンテクストから完全に外れる魅力的な人である。 だが、人気絶頂期に書かれたこの小説がゾンビに食らいつかれそうなものになっているのは、とても残念なことである。■ | ||||
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スクラップアンドビルドでの視点がおもしろかったので、本作も期待して読み始めたが、がっかり。 まるで、「なんちゃってウォーキングデッド」。 | ||||
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文壇や出版業界の内情や文学論とゾンビを組み合わせるというアイデア自体は斬新だし、面白いと思う。 しかし、最後まで物語の世界に引き込まれる事はなかった。 特に後半はグダグダの展開になり読むのが苦痛だった。 まず、登場人物が多すぎる気がする。 登場人物ごとに多くの物語が同時進行するのだが、もう少し絞ってもよかったのではなかろうか。 どの人物にも感情移入できずストーリーが散漫になっていると感じた。 周囲の空気に流され主体的な思考を放棄し、思考が画一化する事に対する警告のような事を物語を通して読者に伝えたかったのかもしれないが、それをゾンビを通して表現する事に無理があったように思う。 ゾンビが出現した世界における人間の行動や思考についての話なら、マックス・ブルックスの「WORLD WAR Z」の方がはるかによく書けている。 変に純文学とかと絡めないで、娯楽に徹したゾンビ小説にした方が面白かったのではなかろうか? | ||||
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ネタ本ですね。思いつきで書き始めたような作品で面白くない。羽田圭介さんは黒冷水のときからのファンだったのですがそれから面白いと思ったものはひとつもない。 もっとストレートに伝わってくるところが好きだったのですがなんだか文章をわざと難しくしていたりこねくり回したらしてる感じがして読みづらくなりました。最後まで読まなかったです。彼の作品ももう読みません。 | ||||
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うーーーーん。 途中でしんどくなり読むのを諦めました。こういったお話は引き込まれないと読了できないですね… 冒頭部がすごく面白かっただけに中間でダラダラした展開で最後まで読む気をなくしてしまいました。 テーマはおもしろかったのにな。。。 | ||||
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箸にも棒にもかからない、中途半端な作品。南雲晶の章が一番ゾンビサバイバルしていて楽しいが、ゾンビに襲われる場面描写も純文学チックで緊迫感が伝わりづらい。ゾンビ×純文学と言うプランは惹かれるものがあるが、作者が伝えたい事が先行して、それにゾンビを安直に結び付けた感がある。オチの説明も妙に親切過ぎて考えさせられる事もなく、後半はページを繰るたびにブックオフへ持って行くことばかり考えてしまった。黒冷水のようなタッチで書けば面白かったのに | ||||
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読んでいて気分が悪くなる。売れない作家の偏った視点でしかなく、途中で読むことを諦めた。久しぶりの悪書。 | ||||
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編集者の耳を舐める作家は渡辺〇一先生のことかなあ、とか、 メッタ斬りをする男か女か分からない小林は豊崎〇美のことかなあ、 とか、桃咲カヲルは綿矢〇さのことかなあ、とか、文壇事情に多少知識があると面白い。 ただ、羽田圭介氏本人は、「日本はアイヌと琉球民族以外は単一民族」とインタビューで語っていたり、 「女性作家は~」と女性をひとくくりにする文脈があったり、勉強不足感がある。 あと、文章が「〇〇させられた」「〇〇させられる」など、日本語がおかしいところがあって、引っかかった。 | ||||
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