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コンテクスト・オブ・ザ・デッド
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コンテクスト・オブ・ザ・デッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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ゾンビを通して世相を切るみたいな感じで言いたいことはなんとなくわかるが 後半に進むにつれて尻すぼみ。 | ||||
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今まで読んだ小説の中で一番つまらなく、ほぼ初めて読むのを諦めました。 はっきり言って、読む時間の無駄です。 この本を読むなら他の本を読んだ方が絶対良いです。 本当にひどい。 | ||||
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最初から最後まで私には面白くなかったです。 | ||||
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話にスピード感がなく、ゾンビの動きのごとくダラダラと長い。ちょっと緊迫してきたかと思ったら場面転換しちゃうし。登場人物にあまり個性が感じられないのは作為的なのか。誰目線で読めばいいのかよくわからなかった。 | ||||
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読むものがなかったときに本屋で見かけて購入しました。 自分の期待していたものではありませんでした。 これはお金払う価値ないわ。 | ||||
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全般的に、今日本で小説に携わる人たちだけに向けられた閉塞感、内輪向けの空気に満ちていた。 何より登場人物の大半が、作家、作家ワナビー、編集者といった小説界の人間ばかりであり、それを生かす大きな仕掛けがないこともあって、物語を縮める致命的な設定ミスになっているようだ。主要テーマが、日本だけで通じる『あうん』的なコンテクスト(文脈)の打破だっただけに、皮肉な作品になったように見える。 羽田圭介は純文学的なコンテクストに囚われない作品をずっと書き続けている若手作家の1人だが、この『Context of the Dead』では、果たしてそれでいいのだろうかと自問自答しているようだ。 芥川賞で権威づけられ、一時期TVタレントとしても大ブレークした彼は、今も日本の小説界の最前線に立っていると言える。純文学の重圧は、そんな旬の若手作家をとらえ、このような後退を促す作品を書かせたのだろうか。羽田がその空気を読んだとしたのならとても残念なことだ。 メジャーの最前線にいない大多数の小説を書く人、または愛読家ではない大多数の読者にとって、純文学のコンテクストとは、ほとんど気にならないものだ。ポップスで言えば、それは演歌に違いない。 もちろん古典文学を読むことや、世界的に小説が衰退した今、小説を書くことを懐疑することは非常に大切なことだ。 だが、小説、物語とはたかが数百年で衰退するようなものではない。今という時代の風を感じていれば、自然と新しい小説が書ける。それが現代作家の当たり前の共通認識ではないか。 羽田のセルパロらしいKという作家も、おそらく最後にそういう新境地に達するのだが、テーマとしては明らかに弱い。 作中では、バカ売れする漫画業界にパラサイトする日本の小説界の哀れな現状が書かれているが、未だに古典のコンテクストを意識しすぎる作家ばかりが最前線にいるために、そうなっているのではないかと思わされる。 ネット情報時代の今、世界中であらゆる分野に模範的なコンテクストがはびこり、人々がそれに隷属している事。日本で生まれ育った者が共通して無意識的に物語上のコンテクストを持っていること。今作にはそんなテーマもあり、そこをもっと広く、または深く掘り下げれば、世界の読者をも魅了する普遍的な作品になっていたのではと思う。 世界中にすでに死んだ者たちが溢れているということを、ゾンビ現象として転嫁した最初のアプローチは古いようでいて、インパクトがある。ただ、400ページを超える長編であるにも関わらず、ゾンビ現象が日本の枠を超えて広げられていない。 羽田圭介という作家自身のパーソナリティの力で、最後まで読ませるものにはなっている。 ユーモアセンスは抜群で、特にAVについての持論はオモシロかった。 TVに見る彼自身は、従来のTV受けする作家のコンテクストから完全に外れる魅力的な人である。 だが、人気絶頂期に書かれたこの小説がゾンビに食らいつかれそうなものになっているのは、とても残念なことである。■ | ||||
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ゾンビだけでなく、人間の生活にもスポットを当てていて、映画のように やたらと過剰に交戦的な人間バーサスゾンビではありませんね 生活とゾンビが当たり前のように進んでいく物語は、凄いと思います そして、人間のなかにも、ゾンビのような人が………本当にリアルな小説だと思います | ||||
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内容は面白いです。 無駄に暗くなることもなく、偶にクスッとするところもありました。 読み終わって…いや、読んでいた途中から少し思っていたのですが、 ちょっと長すぎるのかな…? 羽田さんらしい批判的示唆に富み、ユーモアもありました。 因みに私は普段ブックカバーはしないのですが、珍しくしました。 表紙のモデルの女の子がとても可愛いです。 | ||||
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スクラップアンドビルドでの視点がおもしろかったので、本作も期待して読み始めたが、がっかり。 まるで、「なんちゃってウォーキングデッド」。 | ||||
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本の中の世界観に引き込まれ、夢中で読んでしまうほど。おすすめです! | ||||
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文壇や出版業界の内情や文学論とゾンビを組み合わせるというアイデア自体は斬新だし、面白いと思う。 しかし、最後まで物語の世界に引き込まれる事はなかった。 特に後半はグダグダの展開になり読むのが苦痛だった。 まず、登場人物が多すぎる気がする。 登場人物ごとに多くの物語が同時進行するのだが、もう少し絞ってもよかったのではなかろうか。 どの人物にも感情移入できずストーリーが散漫になっていると感じた。 周囲の空気に流され主体的な思考を放棄し、思考が画一化する事に対する警告のような事を物語を通して読者に伝えたかったのかもしれないが、それをゾンビを通して表現する事に無理があったように思う。 ゾンビが出現した世界における人間の行動や思考についての話なら、マックス・ブルックスの「WORLD WAR Z」の方がはるかによく書けている。 変に純文学とかと絡めないで、娯楽に徹したゾンビ小説にした方が面白かったのではなかろうか? | ||||
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ネタ本ですね。思いつきで書き始めたような作品で面白くない。羽田圭介さんは黒冷水のときからのファンだったのですがそれから面白いと思ったものはひとつもない。 もっとストレートに伝わってくるところが好きだったのですがなんだか文章をわざと難しくしていたりこねくり回したらしてる感じがして読みづらくなりました。最後まで読まなかったです。彼の作品ももう読みません。 | ||||
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うーーーーん。 途中でしんどくなり読むのを諦めました。こういったお話は引き込まれないと読了できないですね… 冒頭部がすごく面白かっただけに中間でダラダラした展開で最後まで読む気をなくしてしまいました。 テーマはおもしろかったのにな。。。 | ||||
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正直なトコ、読み進みにくかった。 「ゾンビ」の「お約束」を皆知ってる、知ってて当たり前、何で知らない事があり得るんだ?と、その部分だけがピンポイントに楽しかった。 …知らんくても何の差支えもない「お約束」って、そういや溢れ返ってるよなあw的に。 読了直後の率直な感想は「あー…なんか疲れた」です | ||||
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箸にも棒にもかからない、中途半端な作品。南雲晶の章が一番ゾンビサバイバルしていて楽しいが、ゾンビに襲われる場面描写も純文学チックで緊迫感が伝わりづらい。ゾンビ×純文学と言うプランは惹かれるものがあるが、作者が伝えたい事が先行して、それにゾンビを安直に結び付けた感がある。オチの説明も妙に親切過ぎて考えさせられる事もなく、後半はページを繰るたびにブックオフへ持って行くことばかり考えてしまった。黒冷水のようなタッチで書けば面白かったのに | ||||
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ゾンビ小説のわりには「人に流されずに自分を持つことが大事だよ」・・・というきちんとした教訓があります。 が、しかし・・・そうじゃない人はゾンビになっちゃうよという設定がどうもそぐわない。 そもそも読者はゾンビ小説を手に取った時点で教訓や学びなんか求めちゃいないし、 求めてるのはB級チックなはちゃめちゃ感なわけです。 なのに道徳的なものを持ちこまれてもなぁ・・・と少々興ざめしました。 はちゃめちゃなゾンビサバイバル物でもなければ、 説教入った教訓物とも言い難いし、どっちにしても中途半端なんですよね・・・。 でも、装丁はサイコーにイカしていると思います(`・∀・)b | ||||
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文章がいまいち 笑いをとりにいっているとこは見事にスベってますね 恐怖感や疾走感は一切ナシ 自分の生きている狭い世界を作品に昇華させる作風のはねだくんですが、無理槍ゾンビ物に仕立てた感が強すぎる ゾンビ好きからすると期待外れ感は否めず、腹立たしくもある ゾンビブームに便乗したかったのだろうか ところどころの皮肉が、愚痴っぽくてうざったい文章になっているのもいただけないが、これは近年のロメロ映画のオマージュか? わかっているようでわかっていないはねだくんの薄っぺらさを感じる作品 図書館で借りて読みました 本が売れないわけだ | ||||
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途中までは結構楽しめました。ゾンビがリアルに出現したらどういう社会現象が起きるかという着想が面白い。 けれども、後半のいわば謎解き編に入っていけば行くほど興ざめに。 この理屈では、統合失調症患者が一番ゾンビ化しないということになるのではないでしょうか。 ラストは奇をてらった締めくくり方ですが、これでは広げたままの大風呂敷に近いと感じました。 | ||||
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人間がゾンビになるのか、ゾンビが人間になるのか、区別がつかない。ゾンビの地球侵略を描くSF小説ではもちろんない。不思議なのはゾンビ化した人間とゾンビ化していない人間の区別がつかなくなることだ。著者は、ゾンビを人間の心に巣くう魔性として描きたかったのかもしれない。しかも、ゾンビ化した人間のほうがゾンビ化していない人間よりはるかに人間らしい心を持っている者がいることだ。さまざまな人物が登場し、次々とゾンビ化していくことで、ストーリーは混乱を極めるがそこがこの小説の面白さでもある。映画化されれば面白いと思う。小説なので、主人公をもっと明確に描いてほしいという感想をもった。次作にも期待したい。 | ||||
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「生きている」とはどういうことだろう。 改めて考えてみる機会を与えられた。 購入するときは、作者名で興味を持って購入したのだが、読み始めてみると読みやめられなかった。 描かれている世界はゾンビが襲来してきた近未来。 オチャラけた物語かと思ってただ楽しめるだけのものかと思って読みだした。 だが、簡単に読み進められない深さがあった。 ゾンビが急繁殖し始めてからの時間経過や社会の対応には、少々精査されていないようにも思えたがそのようなことが気にならない面白さがあった。 羽田圭介氏、さすが。 次作品も期待。 | ||||
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