(短編集)

ゾンビ・アパート



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    ゾンビアパート
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    初公開日(参考)2015年05月
    分類

    短編集

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    ゾンビアパート

    2015年05月25日 ゾンビアパート

    ねえ、四号室の山本さんって、何者なの――いつかあなたは「それ」に出会うモダン・ホラーの鬼才が描く、9つの恐怖!(「BOOK」データベースより)




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    No.5:
    (2pt)

    また読もうとは思えない

    初めて読んだ作家。題名が題名だが、何となく手にとって読んでみた感想。
     何とも全ての話がどこかで読んだことのあるようなお話集。

     「ゾンビ・アパート」は感心できなかった。典型的な「ごく普通のゾンビ」に
    「恐怖の粉」を薄く振りかけたような筋。最後もありきたりで、こうだろうと予
    想可能な「オチ」になっている。小説も一つの発見がなければ、単なる作文か、
    独りよがりの妄想になってしまうと感じた。これくらいの筋立てで、恐怖小説で
    すよと言われても、どうにも相槌一つ打てない。アイデアだけが先行し、全くふ
    くらみのない話。

     「襲名」はけっこうその表現や取り扱う題材が面白かった。きちんと調べてか
    ら話を組み立てたと思われる所が多い。「鰍沢」という演目に、グロテスクな描
    写がうまく重なっている。著者は「筆達者」なのか、それとも描写する力を曲げ
    てしまった「悪達者」なのか。「遊星からの物体X」のような後味。

     「深夜の舞踏会」、アイデア倒れ。「愛児のために」、悪趣味すぎる。

     「やがて、空から」も結局はゾンビもの。どうにも作者のアイデアが、一つの
    インスピレーションからいくつもの話を紡いだような感がある。「本作」ではな
    く「派生した」・「スピンオフした」・「傍流のような」話であり、感心できない。
    C級ビデオの「ウォーキングデッド」の一話一話を提示されているようで、何と
    も読んでも何も残らない。

     「横恋慕」。まるで江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」と「押し絵と旅する男」(こ
    の短編の中で作者自身が触れているが)この二つのモチーフを結合させたものと
    しか思えず、話自体は面白いとも思うが、新奇さが全くない。これでは興趣を削
    がれてしまう。
     その他3作品は何も残らなかった。

    そこそこ読ませる作品であるし文章力もある。しかし肝腎の「何を描きたいのか」
    という点で、今一つの作品集。「ホラーもの」で短編集を作るので、とりあえず
    こんな作品を作ってみました、とちゃんと下拵えも味見もせずに、出した料理の
    よう。

     暇つぶしにはなるが、また読み直そうとは思えない。
     多分、多作になって十分な時間がなく上梓してしまったか。
     やはり   ☆☆ くらいです。
    ゾンビアパートAmazon書評・レビュー:ゾンビアパートより
    4309023800
    No.4:
    (3pt)

    怪奇幻想小説。異色作品で挑戦的な試み。

    異色の幻想・怪奇小説。単に幻想的要素だけでなく、しっかりホラー要素も織り込まれた短編小説集。冒頭の「ゾンビアパート」には度肝を抜かれた。だが、中盤から終盤にかけて正直意味不明な展開が続き、内容を理解するのにも一苦労だった。ミステリー性はやや低いかも。
    ゾンビアパートAmazon書評・レビュー:ゾンビアパートより
    4309023800
    No.3:
    (5pt)

    一気に読んでしまった。

    短編集。とても読み易いので、一気に読んでしまった。

    基本はホラーなんだけれども、各エピソードの味付けは様々なので、飽きずに楽しめる。
    強いて言えば、「人の姿をして暮らしているが、中身は異形の存在が社会に紛れている」っていう展開が多めかな。
    タイトルにゾンビと入っているけど、ゾンビ要素は皆無で、むしろクトゥルー神話の深きものどものような化物が近い。

    あとハッピーエンドの作品は少ないかも。まあ破滅=幸せと捉えればハッピーエンドかもしれないが。

    おすすめです。
    ゾンビアパートAmazon書評・レビュー:ゾンビアパートより
    4309023800
    No.2:
    (3pt)

    30年近く前の作品から書き下ろしまで集めた短編集

    全9編の短編集。ホラーの王道ともいえる表題作のほか、少しSFチックな話も含まれ、必ずしも全てが怖いという訳ではありません。

    いわゆるオチ的なものは少ないですが、全編通じて、だいたい共通するのは気持ち悪さであり、えぐい表現もままあります。

    オーソドックスなストーリーが多いと思いますが、噺家が主人公の「襲名」や哀切漂う「愛児のために」等が印象的でした。
    ゾンビアパートAmazon書評・レビュー:ゾンビアパートより
    4309023800
    No.1:
    (5pt)

    普通の人間が一番怖い

    『ゾンビ・アパート』『襲名』『深夜の舞踏会』『愛児のために』『やがて、空から』など、ホラー短編9本をおさめた作品集です。
    表題作『ゾンビ・アパート』のように、著者の奇想、あるいは奇怪な妄想と呼びたい、グロテスクなアイデアが冴える短編がずらりと並びます。
    しかし、著者の作品でいちばん怖いのは、ごく普通の人間たち。
    私たちのすぐ隣で生活しているような、日常あたりまえに顔を突き合わせているような、普通の人々がふとした拍子に見せる、ドロリと生々しい嫉妬、怨念、傲慢、惑乱の恐ろしいこと。
    誰にでもお勧めできる本ではないかもしれませんが、これは「クセになる」気持ち悪さですよ。
    ゾンビアパートAmazon書評・レビュー:ゾンビアパートより
    4309023800



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