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君の知らない方程式: BISビブリオバトル部4
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君の知らない方程式: BISビブリオバトル部4の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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絶版だった本を手に入れられました。 | ||||
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最初の1・2巻はAudibleで聴き、続きが気になって3・4巻はKindleで購読。趙面白かったです。山本先生、続き期待してます♪ | ||||
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この4冊目が一番楽しめたかもしれない。 過去3冊も良かったが、今回は恋愛エピソードがベースで進んでいくこともあって非常にワクワクしながら読めた。 中身に関しては他のレビューで書かれていることに一つ一つ肯定も批判も分け隔てなく、なるほどと頷きながら非常に参考になった。自分では表現しきれない何かモヤモヤしたものを代弁してくれた。 うまく表現するものだなぁと腑に落ちるレビューばかりだ。これではレビューのレビューになってしまっているではないか。 私はラノベを読んだことがないので今回の反モラル的な展開には今までのキャラクター性から少々逸脱気味で衝撃的であったが山本裕氏の繰り出す荒唐無稽な展開にはいつも楽しませていただいているので、今回も「そうきたかー!」と非常に驚き楽しめた。この展開は私とって初出なのだ。 山本氏の荒唐無稽がいつも楽しみで、どの作品を読んでも必ず「えー!嘘でしょ!バカじゃないの!?そんなのあり!?」と声が出てしまう場面がいくつかある。それが愉快で非常にたまらないのです。そのくせ泣かせる場面もしっかりあるからたまらない。 所々俺妹の影響を受けていて参考にしたのかな?と感じる節があるが‥気のせいだろうか。 ただ、俺妹の重要な顛末、オチを壮大に書いてしまうのは勘弁してほしかったなぁ。 先生氏のかんそうを空に言わせるのではなく、ネットのレビューなりでで書いてもらいたかった‥。 だって完全にネタバレレビューなんだもの。 追記 現在web東京創元社マガジンで続編の1話が閲覧できるが、次号の発売はいつになるのだろうか。 しかし、この一話‥‥殆どが‥なんというか在日朝鮮人、中国人、世の中のデマといった左寄りからの一方的な話と日本バッシングなのである‥‥その気配はビブリオバトルのテーマが戦争だった時にも溢れていたが、日常を忘れてお気楽エンターテイメントを楽しみたい私としては、このような社会的、政治的思想の内容には ネットから離れても読まされるのか‥と正直「ウンザリ」である。 山本氏の気持ちをキャラクターに言わせているだけで本編には必ずしも必要ないと思うし、個人的ブログでやってほしい。 真偽は別としてプロバガンダ本かよと悲しくなった。 | ||||
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文庫化が待てなくて思わず購入しました。そのあとネット連載してるのを思いだして検索したら山本先生は昨年脳梗塞で入院後、今年にかけて五巻目を書いておられるとしり、人間の脳はバックアップ出来ない、パソコンに設定下書きがあったとしても脳が思考できなければ作家は生きられない怖さを闘病日記を読んで思った。体調優先で執筆して欲しい。続きは読みたいと読めることに思わず安心してしまうのが読者のダメなところ。 | ||||
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本作が、モラルそっちのけの作品と同様の解答を出したことに、少なからずショックを受けています。 複数の異性から迫られた際、空のような解答を出す作品は、よくあります。あるんです。 特に、ハーレムもの作品を(ご都合主義的に)改変したファンの二次創作や、その流れを汲む「なろう系」といわれる小説群では、全く珍しくありません。 モラルより、ストレートな欲望を優先する作品では、複数の魅力的な異性をキープする展開に陥りがちですし、その際のお題目はきまって「誰も傷つけたくない」なのです。なんて便利な言葉。 したがって、私の感想は「ああ、またか」でした。正直、私はこの方程式を知っているのです。 モラルについて悩んだ結果が、モラルの無視であるなら、最初からモラルなんて知ったこっちゃない! という軽い娯楽作品と同様の結末になるのは、まあ必然ではあるのですが。 でも、もっと目新しい結末を期待していたので、がっくりきたのも事実です。 ハーレムエンドの一番の懸念は、複数の異性を侍らせてる側が主導権を握ってしまうことだ、と個人的には思います。 誰か1人切り捨てても代わりがいる側と、そうではない側。それは強者と弱者の関係です。 表面上互いを尊重しあうことはできるけれど、構造的にフェアではない。 弱者の目線で社会正義を追及する武人君が、そのことをどう感じるのか。次回作に期待。 | ||||
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前作でも多少感じたけど、この作者はどこかおかしいような気がする モラルもそうだけど性差も無視してるし 断言するけど性欲猿な年代限定の方程式なんだと思うね、前作もそうだけど マイノリティへ目を向けた話を書きたいのかもしれないけど、これは逆効果だと感じた | ||||
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2014年『』、2015年『』、2016年『』と続いたライトノベル<BISビブリオバトル部>シリーズの第4弾です。 今回は前半が「マンガ」をテーマにした部内ビブリオバトル、後半はノンジャンルの部内バトルです。とはいえ、主たる物語軸は、SF大好き少女の伏木空をめぐって、なんと埋火武人と輿水銀の二人が繰り広げる恋の三角バトルです。 率直にいって、この恋の鞘当ての結末には感心しませんでした。こういう決着方法は、サラリーマンの私にとっては<解決>とはいわず、<先送り>と言います。この決着場面で空たちを囲む人々が拍手を送るというのも、かなり無理があるのではないでしょうか。それが、空が高らかに宣言するような『』の打破だとはとても思えませんし、空のようにSF小説に想を得て形容するのであれば、『』でもないと思います。 「作者が第一に考えるべきことは、読者の機嫌を取ることじゃありません。物語をどうすれば“正しい”ものにできるかです。時には読者の期待を裏切ってでも、読者に悲しい思いをさせてでも、作者は「これが正しい」と信じたことを貫かなくちゃいけないんです。それが創作者の責任です」(238頁)という主張は一理あるものの、この決着にはやはり私は肯んじないものを感じるのです。 また私が毎巻楽しみにしているビブリオバトルそのものについて言えば、今回取り上げられている書の数々には食指が伸びそうもありません。その理由のひとつは、前半のテーマが、私が縁遠く感じている「マンガ」だからです。もちろんBB部のモットーのひとつ「他人の読書傾向を蔑んではいけない」の精神を尊重する私は、マンガがいけないというつもりはありませんが、それでも空が紹介する萩尾望都『』よりもレイ・ブラッドベリの原作『』のほうを読みたいという気持ちが強いのです。 もう一つの理由は、後半のノンジャンルバトルで空が取り上げたアーネスト・クライン『』が私にとって既読の本であったから。この小説が抜群の面白さであることは確かですが、空には私にとって未読で未知の魅力的SF小説を紹介してほしかったのです。 どうも今回は第5巻への中継ぎ的物語だったのではないでしょうか。 エピローグに飯田狩菜(かりな)なる不穏な新キャラクターが登場します。テッド・チャン『』で千葉県のビブリオバトルを制し、関東・甲信越予選に駒を進める高校2年生。SFオタク少女として、次回、空をつぶしにかかる人物のように見受けます。その熾烈なバトルを来年読むのが今から楽しみです。 | ||||
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相変わらず面白いビブリオバトル小説。何冊かは読みたくなってしまいますね。 今回はフィクションの存在意義がテーマです。きほんてきに真実じゃない物語をなぜ人は読むのか、が語られます。 で、裏テーマがモラル。 私も某ラノベを読んで主人公と同じことを思った口なのですが、実行に移すとはね 今までシリーズを読んでた人は買いです。 これで完結かと思ったが、まだ続きそうで良かった | ||||
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本には番号が入っていないけど、たしか4冊目だな。 8月末に買って1日で読んだ。相変わらずめちゃくちゃ面白かった。 今回は伏木空の恋愛がメインテーマである。 前巻を読んで「文化系日常エンタメに恋愛要素が絡むと、本来の魅力が損なわれる」と危惧していた。いらん心配でした。 空のいじめ体験は、痛くて怖い。それだけにこの展開は胸のすく思いだ。 いじめた奴らに対する最高の復讐とは?理不尽に対してまっすぐな方法で対抗する。 これ以上の反撃はあるまい。違法な復讐などせずとも、相手は勝手に傷つくに違いない。 対照的なイケメン二人に対して、空は重大な決断を迫られる。彼女の決定は、たぶん大半の読者の予想を裏切るだろう。 見事に意表をつかれた。自分自身がいつの間にか固定観念に捕らわれていたことに気付かせてもらった。 この発想の自由さは、さすがSF作家というべきだろう。今回は番外対決の雰囲気だが、もちろんビブリオバトルも充実している。 インドア系青春小説として最高傑作である。 | ||||
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WEBで連載していた時のタイトルは「冷たい方程式」だっと記憶しています。 そのタイトルだとこの結末は想像できませんでした。今回、タイトルを変えてくれたことは良かったと思います。 前作「世界が終わる前に」のラストから銀くんのファンです。彼が悲しむことがなくてよかった。 | ||||
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ラストで台無し。これは反則でしょう。つまらないポリコレエンド。断言するけど、絶対成功しない。その場しのぎ。先送り。これまでの流れも無視してる。途中のダメ出しやイジメっ子どもとのエピソードは良かったのになぁ。そうそう、あんな過去があるのにあんな大胆かつリスキー挙に出るかっての。完結でないなら次巻でこそ決着すると信じたい。 | ||||
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シリーズ4作目。本書は恋愛物の色が濃い。ふたりの異性から思いを寄せられるヒロイン。彼女はどちらを選ぶのか。幾多の物語で出されてきた問いだが、本作に書かれる、解答は、おそらく、読むものの想像を絶するものだろう。 | ||||
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SFの役割のひとつが、既成の唾棄すべき常識の相対化(ないし破壊)であるとすれば、本シリーズはSF小説でこそないもののSFマインドにあふれた物語であると言えよう。特にマイノリティに対する作者の目は暖かい……というより、マイノリティに対する迫害や不正義への怒りもあるように感じる。でも本当はそんなことはどうでもよくて、第1作から付き合ってきた登場人物たちが実に魅力的で愛おしい。彼ら・彼女たちが平和に、本によって知識や想像力をのびのびと発展させていける世界が続いていってほしいと願う。もちろん、現実世界でも。 | ||||
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