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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全498件 381~400 20/25ページ
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| とても良い商品です | ||||
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| 一気読みでした。 | ||||
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| はじめは事件ものなのかな、と思いましたが意外や意外、レビュー通り 婚活、恋愛ものでした。 私も婚活をしていた時期は、辛かったなぁと思い出しました。 ただ、小野里さんのおっしゃるピンとこないの定義よりも 真実さんの回想の時の意見の方がきっと本当に近いと思いました。 自分を高く見積もる、いいじゃないですか。 私は自分の言うことを聞いてくれそうな人、が絶対条件でした。 きっと小野里さんに言わせれば、傲慢なんでしょうが、 ある意味ビジョンもめいかくだったので、相手に出会った後は早かったです。 おかげで結婚生活もうまくいっています。 最初の真実と架の関係のように、真実が架に気後れしたままだったら うまくはいかなかったと思います。 周りは人の結婚にたいして、あれこれいうものなんですね。 特に地元の狭い世界に生きていたら、尚更なのかもしれません。 周りの意見に左右されない、という決断ができたことが一番の収穫だったように思います。 特に結婚生活においては。 | ||||
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| 辻村さんの本は多分3冊目くらいです。今回はタイトルに惹かれて読んでみました。感想は一言では言いづらいほど、作中人物ほぼ全員の内面のえぐり出しが深く、そこまで入らなくともいいのでは?と感じるところが多々ありました。特に主人公とその婚約者の直向きなほどの掘り下げ方は半端ではありません。読後感としては、読み終わってほっとしたというか、どう表現すれば良いのか分かりませんが、ちょっと具合が悪くて医者に行ったら、内蔵までえぐり出されて、ここが悪いと直接見せてもらった様な、そんな感じ。傷口が治るまでは少し時間がかかるかも。最後に主人公が仙台や石巻での震災復興がらみのボランティアで立ち直りのきっかけを見つける場面は良かったです。なるほどと素直に感じるところと、何もそこまでしなくてもと思えるところがありました。体の奥深く覗かれた感のある作品でした。 | ||||
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| 期待以上に面白くハマってしまいました。 厚めの小説ですが、続きが読みたくなる本です。違う作品も読みたいと思いました。 | ||||
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| 私も20代後半で、結婚はまだまだと思っていますが、自分がどうなりたい、とはぼんやりとしか考えておらず、それだと今後、後悔することになるかもしれないと、この本を通じて思うようになりました。結婚に限らず考えがあればこそ、行動に移せると。また、他の人の大恋愛を覗かせてもらえるので、恋愛好きの人にはお勧めです。 | ||||
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| ここ最近読んだ本で1番面白い。自分自身の人生に対する無責任さ洗い出されたような気分になった。「ここまでやるか!」と思うほど人の無意識な領域まで深く掘り下げてさらに掘り下げて、他人に触れてほしくないようなところまでスポットライトをあてて描く文章力に舌を巻いた。 婚活をする上での悩みが多く描かれているが、この小説で伝えているのは、婚活の仕方ではない。人生そのものをどうやって生きるのか、という問いを投げられている気がする。人が選択をする時、一体何をもって選択するか。私たちは自分を取り巻く環境に流され、本当に自分が心から望むものは何か、というのを見失っているように思う。 結婚相談所の小野里によれば、相談所に来る人たちは、「自己評価が低く、一方で自己愛が高い」のだそうだ。真美もその一人。私にも思い当たる節がありすぎた。自分に自信がなく、他人に従順な一方で、他人を評価し、批判は容赦ない。自分の考えは曲げられない。人は善良で、傲慢だ。その善良さ故に道を失い、傲慢さ故に決断ができなくなる。 選択する時、逃げの選択をしていないか。誰かに言われたからしてないか。自分の心は何を望んでいるのか。自分自身にきちんと向き合ってきたのか。お金とか、地位とか、社会的認められることとか、全て置いといて、真に自分が望むものに向き合い、決断ができる勇気こそが、今の私に必要なことだと思う。 | ||||
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| 婚活相手にピンとくるかどうか、それは何で決まるのか。 相手を評価しているようで実は自己評価である。 登場人物の心情描写が的確でわかりやすく、ストーリーの構成も前半が男性側、後半が女性側とわかりやすい。 5時間くらいでイッキ読みしました。 | ||||
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| 人生に大事なものはなにか? それを「婚活」を媒体にして伝えてるような。 気づかせてくれるような本です。 300ページくらいからは止まりませんでした。 1.色んな人の心理が入り交じって交差する 2.あー、いるこんな人 3.なんでそんな思考になるんだ? 4.どうかハッピーエンドに 5.なるほど。 そんな気持ちになって読んでしまいました。 | ||||
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| 帯通り、これまで読んだ本の中で一番胸に刺さりました。優れた作品が多い作者の中でも最高傑作かもしれない。 ただ後半の設定に東日本震災が出てきたのは、ちょっとあたり気味。ただ物語の必然性から違和感も無いし、素晴らしいのだが違う設定だったら、という思いがあります。 震災はもちろん、日本人が誰でも感ずる傷痕だが、そこに結びつけようとする作家が多すぎるような気がする。そんなに軽く取り上げて良 いものだとは思えない。この作品がそうだとは思わないのですが、一瞬「またか…」と揺らいでしまった。でも決して安易ではない素晴らしさだったので誤解がありませんように。 | ||||
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| 本を読んでいるのに映画を見ている様な感覚でした。それほど解像度が高い小説でした。 主人公と自分のいい子ちゃんの部分が重なり、心がえぐられましたが、その事に気が付かせてくれた事に感謝です。 他の作品も読みたいです。 | ||||
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| 架(かける)の彼女真実はインスタグラムをしていた。きっと本小説には詳細な描写はないが、他の煌びやかな幸せな投稿をしている人に憧れて、自分もそうなりたいと始めたのだろう。 自分の価値を高めるにおいて、情報化社会は相対的な自分の位置付けもわかるが、自分より上の人たちもごまんと見つかる。それは自分にもっと上を目指すよう向上する力もくれるが、険しい遥か高みが先に見えてしまい疲弊だけが強くなる場合もある。 情報を遮断すれば、小さな狭い世界でひたすら小さな一歩でコツコツ突き進み、気付いてたら山の高みのある程度のところまで辿り着いたなんてこともある。大きな高い目標より、小さな積み重ねの方が負担が軽い場合もあるのだ。しかし、見えている小さな範囲で安心して怠けてしまうと井の蛙のように小さい範囲で埋もれてしまう場合もあるだろう。 情報化社会は、全てでではないがある程度俯瞰した世界を見せてくれる。それは幸福か不幸なのか。 情報化が避けられない中、婚活アプリまでやる人は、ある程度の世の中の酸い甘いを自分が実際に経験した以上に見聞きしてしまっている。既に情報収集済みの状態であろう。膨大なマッチング候補が既に存在し理想を求めたらキリがない。昔のように狭い世間でお見合いをするような世界とは広さが違いすぎる。そのため、個人で自分が求める幸せの平均が上がり、事前に不利益と考えられる条件、起こりうる未来を避けようとする。それが、せっかくの出会いが自分にとって基準未満に感じる(傲慢)ようになってしまっているのだろう。 その中で、さらに打算的に割り切れない馬鹿正直な人たち(善良)が損をするような仕組みで社会は支配されている。 それらは、今の婚活事情の、それぞれの人の価値基準の水準の高さ、結婚率の低さに反映されているのかもしれない。 現代社会における男女関係の赤裸々な価値観とそのしがらみを踏み込んで書き綴られている著作。 | ||||
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| 面白く感じられると思います。 私は婚活したことかありませんでしたが、結婚のときにかなり悩んだので、思い当たる部分がありました。 真実にはイライラさせられる反面、架の女友達にアレコレ言われるのを見て、養護する気持ちになったり。 真実のすべてに共感できなくても、一部でも共感できる部分はあるはず。 私自身は、傍から見たら泉みたいな立場なのかな、と思いつつ、誰かを無神経な発言で傷つけたことがあるかもしれない。と思ったり、でも内面的には真実に共感できる部分もあり。 架の女友達は大嫌い。それは真実と同じ。どの立場で、口出してるの?と。自分たちは自分たちで幸せになっているのに、他人が幸せになるのは許せないのかと。相対的剥奪感ってやつ?こういう人がスクールカースト上位でいじめしたりするよね。と思ったり。 真実がやらかしたことは地雷女的な行動だったかなと思うし、嘘吐いたのは怖いな、とも思う。 けど、架は真実が消えた期間に、真実の人生、価値観、それから自分の内面、喪失感、そういった色んなものに向き合って、ラストの行動を決めたんだと思う。 人間そんなに簡単に変わるか?という疑問もあるけど、私の友達でも30年以上親元にいて、親の言うことを聞いていた子が(兄にお前は実家から出られないと言われていたらしい)、単身ハワイに留学して、その後別天地でイキイキと暮らしている、というケースもある。 本人が本気で変わろうと思えば変われるということなのではないかと思う。真実の場合は、嘘がバレた衝撃で、変わろうと思ったんだと私は思った。 辻村さんの本は初めてでしたが、読みやすく、他の本にも興味を持ちました。 | ||||
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| ベストセラーにある、また、本屋大賞を受賞したことがあるという理由でこの本を購入してみましたが、読了してみて、とても考えさせられました。主人公に共感する部分が多く、自己評価が低いのに自己愛が強いというワードにものすごく納得し、自分自身のことを言われてるみたいでした。ぜひ手に取って読んでみてください。 | ||||
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| 今まで何冊も本を読んできました。お金を払い、ページをめくり、沢山の物語を読んできました。 私なんてまだまだだったのだと思い知らされました。 こんな重みのある、感じていたモヤモヤが全て文章として書かれている小説は初めて読みました。 小説に出てくる登場人物が私や周囲の人に幾度となく当てはまり、見られているのか?と怖くなるくらいに思っていること感じていることがそこに記されているのです。 このような本を書いてくださった作者、編集者の方に本当に感謝です。 | ||||
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| 婚活というものを一度でも経験したことがある人なら、何かしら感じるところがある、というか、本当にグサグサ突き刺さるんじゃないかと思う。 人間関係(恋愛関係)における「傲慢」と「善良」は、恐らく誰しも心の中にある部分だし、その複雑かつ矛盾を孕み、そして痛みを伴う感情を、これでもかというくらいハッキリと言語化して白日の下に晒してくれる(もうさすがとしか言いようがない。)。 だから読むことで傷つく人もいる気がするけれど、そんな人にこそ最後まで読んでほしいとも思う。著者の小説は、ミステリ調のストーリーの面白さはもちろんだけど、文章が本当に読みやすく表現が的確で、それでいてハッとさせられる。そして何より優しさに溢れていると思った。 「相手にピンとこない」という感情の正体は、自分につけている点数だ、というのは名言だな。善良さと自己愛が同居している、というのも。自分の持つ傲慢さを思わずにはいられなかった。 | ||||
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| 合コンを繰り返す停滞したあの日々にこの本を読んだらとても心穏やかでいられなかったと思う。最後まで読めなかったかもしれない。えぐられすぎて。 それぞれが持つ傲慢さと善良さの皮をベリベリ剥がして抉り出していくような作品。 この物語が行き着く先はどこなんだろうと気になってページを捲る手が止まらなかった。 人間が持ついやらしさやどうしようもなさ、自己愛なんかをこれでもかと実感させられた。 | ||||
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| 選ぶ側の傲慢さとそれを肯定する善良さ。何かしら理由をつけ条件をつけ値踏みをする、そんな人間の内面的なものが自分にもあてはまる。 | ||||
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| ページの真ん中辺りでガツーンと来ます。 とにかく心理描写の一つ一つが非常に巧みで奥行きがあり深い。 捨て文字や文章がない稀有な作家です。強くおススメ。 | ||||
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| 非常に面白かった。何より作者の小説技法の巧さに恐れ入ってしまった。 婚活で出会った女性が結婚を目前に失踪し、残された男性がその過去を探る、という舞台設定。なぜ失踪したのか?というミステリー要素に惹きつけられながら、実は素性が知れなかった相手の過去を紐解いていく。自然な展開のまま、現代の「婚活」を主題に描くこともでき、よく練られた設定だと感じた。作中の男性が39才まで結婚せず、しかしそれでいて結婚相手としては魅力的に見えるような設定もなかなかよく案出されている。 婚活に限らず、誰しも他人を「品定め」してしまう瞬間というのはあり、その後ろ暗さを丁寧に、時に陰湿に描いた作品だと思った。それでいて最後は爽快感のある終わり方となっており、みごとに作者の作ったジェットコースターに乗せられた気分だった。 <以降はネタバレを含みます> ・第一部終了時点ではこの嫌味な小説、読むのをやめようかと迷ったが、第二部で十分すぎるほどに伏線が回収されて大団円となり、読み通してよかったと思った。 ・ハッピーエンディングにするため仕方がないとは思うが、架が真実に求婚するのはややご都合主義的か。そう、傍目からみたら「おもしれー恋愛してんな」(石母田のばあちゃんがいう「大恋愛」)って感じだが、幸せになりそうな匂いはまったくしない。何もこんな、嘘つきでプライドはいっちょ前に高く、そして毒親まで付いてくる人と結婚せんでも...。真実はこれからも、架の友人への嫉妬、タワマン生活への不順応、過干渉してくる親からのストレス等々にさいなまれてしまいそう。架も結局アユと比較してしまい、満たされない生活に不満をもってしまい... ・タイトルは『高慢と偏見』を大いに意識したもので(実際にそう言及されている)、「傲慢」は音合わせとしては良いが、そこまで正鵠を射ているとは思わなかった。何より、マッチングアプリの中では同年代、同属性の同性などと並べて比較されるわけで、そうした市場の一商品として並べられる自分をみたときに傲慢であり続けられるひとは数が限られるように思う。 ・表紙絵の女性は真実?だとすると、あまりにも幼く、美しく描かれていてミスリードでは。もっとも、この絵の魅力で一部売れている部分はあると思うので商業的にはプラスだろうが...。 ・現代の生きづらさや、生き方での迷いを、いくつかの対比構造で描いているのが面白かった。「東京vs地方」「恋愛結婚vsアプリ婚」「タワマンvs地方の生活」「自立した女性vs親の干渉を受け続ける女性」など。真実は地方に呪縛された人生だったが30を超えて一念発起し、東京での架との生活に手がかかったわけで、作中人物の表現通り「上手くやった」のだと思う。一方で、地方の生活での成功事例(金居さん)も描いていて、作者のバランス感覚の良さを感じた。 | ||||
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