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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全486件 21~40 2/25ページ
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漫画を読む感覚で気晴らしに読めるのでいいですよ♪婚活の男女の話です | ||||
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テーマはそのまま「傲慢と善良」。現代社会の一基準について深掘りされた作品だと思います。 ストーカーに付きまとわれ姿を消した彼女を探す主人公が、捜索の過程で出会う人との交流から、傲慢さと善良さについて内省しつつ、彼女への理解を深めていきます。 物語は次々と話が展開していくわけではなく、1人の人物との一場面での交流が長い時間続くのでやや退屈さもありますが、人間の価値基準についてよく観察されていると思います。 ストーリーを楽しむというよりは作者の主張している内容を理解するための本という感じです。 | ||||
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すごく考えさせられる。自分に重なる。これからの将来を考え直させられる。そんなお話しでした。 | ||||
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前半は重かった。卓越した描写力で、自分にも思い当たる所が多々あり、とにかく重かった。 それに反し、第二部は軽快で一気に話が進む。バランスが絶妙と感じた。 | ||||
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結婚して、子供を育てる。そのような一連の行為を強要するかのような社会的圧力から、女性が逃げ、本当の意味で自己の意思を持ち、自由を手に入れた瞬間にこの小説の素晴らしさがわかった気がした | ||||
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とにかく読みやすい 少ない言葉で情景がリアルに伝わってくる文体。男性は女性への幻想が良い意味で裏切られます。 | ||||
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読み手によって感じ方が違う作品だと思う、晩婚の方と早婚の方では全く違う感想になるかも知れない作品だが、ありそうな日常を読みやすく綴ったとても良い作品だと思います。 | ||||
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辻村深月さんの作品はいつもあっという間に読み終えるのですが、今回はなかなか進まずでした。 読むほどに、自分の子育てのせいで娘はまだ結婚しないのか…と。親として娘に与えた影響を考えずにはいられませんでした。 でも、今の私に本当に必要な本だったのだとも思えます。 | ||||
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心配だから世話を焼く、ただし長い目で見るとそれが本人のためになるとは限らない。 鈍感だから気付かない、空気が読めず他人をイラつかせる、でも自分が鈍感だからこそ他人から見れば酷いと思えるようなことをされても気にせずに受け止めてあげられる。 この作品を読んで自分の人生で自分で選択し決定するということの重要さを感じました。 そんなのは当たり前のことですが誰かに決めてもらうって楽なことだからついつい流されていくというのはとてもよくわかります。 それでも人生の中でいろんな立場を経験したり、自分で何かを決めていく経験を積み重ねると世の中のことが色々と見えてくるんですよね、自分の経験ですけど。 だから中盤以降、坂庭真美さんがどんどん変わっていく姿を見ていくのは何ていうか嬉しく感じました。 | ||||
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Audibleで聴了。 婚活で疲れ切った末にマッチングアプリで出会い、結婚を控えた男女。 だが、結婚を前に女性が行方不明になる。姿を消す前にストーカーにつきまとわれていたらしい女を想い、男は必死に捜索を続ける。彼女の過去の婚活相手たちとの面談。その過程で明らかになる、傲慢と、善良。 読む前、勝手にミステリー小説だと思っていたのだが、読み進めるうちに、かなりシビアに人間の気持ちを見つめる物語だなと気付く。 婚活、という行為における「ピンとこない」という感覚に焦点を当て、そこに潜む感情を描き出す。人が人に向ける無意識の点数付け、そこに存在する傲慢さ。 人間関係における「嘘」の使い方、「善良」な人ほど婚活に苦労する、などなど、人が「隠したい」と思うような本心をぐいぐいと描いていく、痛みを持った物語。 男性主人公・架の視点から描かれた後、女性主人公・真実の視点で描かれる物語。 恋人の失踪、という出来事が二人の視点で描かれる事で、そこに潜むドロドロした感情が炸裂する。 物語の構成的に、デヴィッド・フィンチャー監督の映画『ゴーン・ガール』(2014年公開)をちらちら思い出した。 「このまま一生一人かもしれない」 年齢を重ねるごとに強くなるある種の呪いからの、解放の物語のようにも感じる。 物語中盤に登場する結婚相談所のやり手女性が語る「結婚相談所は最後の手段ではなく、最初の手段」という言葉が印象に残る。 Audible版は雨宮天、松岡禎丞の豪華ダブルナレーターで、男女それぞれの内面をぐらぐらと描き出す。 | ||||
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とにかく面白い。展開が良い。 | ||||
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途中から何となくストーリー展開がわかり始めました。それでも最後まで読みたくなったのは、登場人物の「傲慢と善良」と自分自身を重ねて自分を掘り下げたくなったから。私にとっては読み進めるごとにチクチクと痛いところを突かれるといった本でした。 | ||||
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良いと思います。 | ||||
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30代婚活のリアル。架視点では真実がいわゆる勘違い高望み婚活女性に見えるんだけど、真実視点だと共感できる部分もあったりして面白い。女性の方が生理的に許容できる男性のハードルが高いのは分かるので、婚活といいながらも恋活との境界線が曖昧だなと。(女性は恋愛できる相手じゃないと結婚は無理、男性は恋愛相手のハードルは低いけど結婚にはシビア) | ||||
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善良や傲慢という言葉のもつ意味を大きく捉えられた。 特に善良という事について、ヒントとなりました。 名作で、読後感も良かった。 | ||||
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少し長いお話ですが一気に読んでしまいました。主人公たちの思いや感じ方が、実際の自分に置き換えられたり、今どきの若者とは少し違う、一昔前の若者たちの感じ方なのかもしれない所が面白いなぁと感じました。普遍的なところは誰でも同じだし、今や昔でも共感できるんだなと思います。自分の人生に何が必要なのかを考えさせられる作品でした。。 | ||||
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映画見たくて小説購入した。 病院の待ち時間にも読めるから。 DVDも予約購入してみようかな。 私に傲慢と善良小説買ってほしいと言う人がいた自分で購入して欲しいと思った。 | ||||
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婚約者の失踪をきっかけに相互の背景や感情を描く。タイトルへの伏線回収がある。後半は感動的。 | ||||
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最後に泣かされるので、読む場所はあらかじめ検討しておいたほうが良さそうですよ。 | ||||
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読み手からすれば腹が立つほどの傲慢さを登場人物に感じるけど、登場人物たち本人はその傲慢さに全くの無意識で、むしろ善良な行いだと思っている。自分はどうだろう?と省みずにはいられない、胸をえぐられるような気持ちになる作品だった。 | ||||
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