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傲慢と善良
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傲慢と善良の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全226件 201~220 11/12ページ
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本屋さんでたくさん並んでいたので手に取ってみたが、読むことに時間がかかった。 「傲慢」「善良」のワードが作中に出てくるがが、何が言いたいのかよくわからなかった。 登場人物に魅力がなく、第一部では嫌な人ばかり出てくるなと思った。 登場が多い人ほど、嫌悪感があった。 どこの年齢層で支持を得た評価なのか純粋に気になった。(あと未婚か既婚か) | ||||
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マッチングアプリ婚活。いかにも耳目を惹く題材でしょうか。 こんなに意地悪で感じ悪い女友達っていないと思うな。 | ||||
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ああ、これは既婚で子持ちの女性の「傲慢と善良」に基づいて書かれた本だ、と読みながら激しく嫌な気分になった。 例えば、群馬の結婚仲介業の女性。なぜもああ、上から目線で、人の感情や行動を「こうだ」と決めつけられるのだろうか。おそらく、婚活で前に進めない人間には、無自覚のLGBTQや発達障害など独自の事情を抱えている人間が少なからずいるだろう。 それを、かくも上から目線で、糾弾するように切って捨てる。彼女こそ、あの年代特有の井の中の蛙、世間知らずの代表格ではないのか。明け透けな悪意を晒す友人たちより、こういう存在が、人を生きづらくする。 しかも「女性は出産をひかえているから」と、結婚=子を産む前提にも、吐き気がした。世の中に、子を持ちたくない、持ちたくても持てない様々な人間がいることをどう考えているのか。 この見合い仲介業女性が、作者の等身大の投影者だとすれば、あまりにもこの作品は、少数者を傷つける。 人生に正解はない。どんな形でも、ひとの生き様には意義がある。 この作家には、ぜひ、凪良ゆうさんの作品や、『食べたい女と作りたい女』などを読んで、ご自身の「傲慢と善良」について考えていただきたい。 | ||||
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婚約者失踪の裏に何があるのか期待して読み進めたものの肩透かしでした 適齢期を過ぎた時に感じる焦りと、コンプレックスの塊で自分勝手な主人公のどこにでもある悩みが綴られた物語でイライラマックスでした | ||||
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※ネタバレです いわゆるスクールカーストの上位下位での溝みたいなものと過干渉な毒親、そこから生じる真実のコンプレックスと、同時に存在する謎な自己評価の高さ。 自分を庇護しようとしない婚約者が悪いと言わんばかりに嘘をつき、バレそうになり自信を傷付けられると逃げ、自分探しの旅に出て、ハッピーエンドですか?という感想です。 正直第一部の過程のどこに、架が惚れ直す要素があったのか理解ができませんでした。 ((こういった意見も対岸からの傲慢な意見だと言われるのでしょうが。)) 一部の登場人物(例えば同僚や姉)も、より良い自分になろうと切磋琢磨して人生を切り開き、その上で友や妹のことを思いアドバイスしていたのでしょう。それを「それはあなたがそうじゃないから言える傲慢な意見」と言われるならば、何も言わない方が、触れない腫れ物扱いした方がよかったのでしょうか? ((姉に関しては、ストーカーに連れ去られた妹を捜しに来てくれた婚約者にする話か?とは思いましたが。)) なにより「自称親友」の女友達が本当に気持ち悪かったです。 親や姉のような謎立ち位置で見下すような評価を下し、心理テストレベルの話をさも本人の意志だと悪意を持って当事者に伝える。どれもこれも最悪で、騒動の原因であることを自覚し反省する描写がないこともモヤモヤしました。 それは陽キャラ特有のノリなどでは決してなく、ただただ彼女達の性格の悪さでありそれが諸悪の根源でしょう。 そんな人たちと付き合い続けている架の鈍感さ善良さは伝わりましたが。 現代における婚活はより複雑化していて、SNSなどの発達によって孤独感というものもより顕著になってきているのかもしれません。そういった中の葛藤の描写文は染みるものもありましたが、幾分ストーリーに無理があるのでは? 葛藤や性格の悪さなど、より現実に則したものなのかもしれませんが。。 作者さんの作品は何度か見て面白いものもありましたし 書店でのアオリが良かったので手に取ってみましたが、終始モヤモヤの残る展開でした。 | ||||
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大嘘ついて疾走してみんなに大迷惑かけておいて、悲劇のヒロイン気取り。 疾走先で成長したつもりになり、婚約者を呼び出して口では「ごめん」と言っているがどこか晴れやかな気持ちになっている。自分だけ。で上から目線で、「このまま結婚しても周りを何とかできると思っているこの人は鈍感だ」。 疾走先が東北だったのも震災を利用されているようで嫌だった。 真実が好きになれなさ過ぎた。 | ||||
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淡々としたストーリーといえば聞こえがいいかもしれないが、最初からずっと盛り上がりがなくオチも安直。何より登場人物に魅力がない。 これに高評価つける人は『こういう作品の深みがワカル私かっこいい』とか思ってそう。 | ||||
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傲慢と善良は同じである。 ストーカーされてると嘘をついて架との結婚に漕ぎ着けた真実は傲慢だ。真実はいい子だからと母親に善良でいることを洗脳されて育ち、自分に起こる不都合なことは全て他人のせいと思ってる。なのにそれを隠してる ストーカーされてると嘘も架のせいにしてる。こんなことさせてと。 善良そうに見えてやはり傲慢だ 私はこの子が嫌い だけど自分にもこの子の様な一面があるのも否めない ラスト結婚してしまったが、独身を通してほしかった。結婚が全てではないと、30代独身3人の娘がいる60代の私は思う | ||||
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婚活で出会った男女に訪れた危機を通して、人間が無意識に持つ「傲慢と善良」の罪を暴き出す。 でもそれだけでは露悪的すぎるから、作中で男女がそれぞれ成長して、二人の絆も深まりハッピーエンド。 大体そういう話なのですが、個人的には読んでいる間に抱いた違和感や疑問が結局解消されなくて、ラストで晴れ晴れとしている主人公カップル二人とは対照的に、すごくモヤモヤした気分になりました。 主な疑問点は以下の通りです。 ・小野里夫人の主張は概ね正しいと思うが、ほぼ初対面の男性に「お前は傲慢で彼女は愚鈍な人間だ」と受け取られかねない話をする結婚相談所の主催がいるのだろうかと疑問。しかも、作中で触れられているように、周囲の評判に気を遣う田舎の土地柄で。 ・あと、夫人の「婚活が上手くいかない男女」に対する主張の辛辣さが強すぎて、そういう人がなぜ、しち面倒臭い結婚相談所を続けているのか疑問。すんなり成婚しない男女に対してそんなに冷徹な視線を持っているなら、成婚料だけでなく仲介料をもっと引き上げた方が精神衛生上良さそう。 ・リア充ぶっている男主人公にロクな友人がいなくて泣ける。最初に出てくる男友達が良心かと思いきや、たいした出番もなくフェードアウト。代わりに頻繁に出てくる女友達は、どう見ても性格が悪く良い所が微塵もない。 ・女友達の中で特に極悪なのが美奈子。「口が悪い」と「親しい仲ならどんな無礼を働いても許される」を履き違えたこの女と、男主人公は学生時代から仲が良いばかりか、過去には付き合いかけたことすらあるという。 ・女友達は女主人公をあからさまに馬鹿にしているが、長い付き合いの男主人公に対してもダメ出しと非難の嵐で、たまに褒めるのは彼の外見や収入スペックのみ。つまり、彼女たちは男主人公に対して「外面はまあまあ良いし一緒にいたら自慢できるけど、それ以外には魅力がないし女を見る目もない情けない男」と捉えており、そんな彼にマウントを取るのが楽しくて付き合いを続けていると思われる。それに気づかず彼女らと付き合い続ける男主人公こそ、作中で一番善良な人間だと思う。 ・回想で度々出てくる男主人公の元彼女は、外見も性格も非の打ちどころのない美女のように評されているが、上記の邪悪の化身こと美奈子と大変親しかったというエピソードから察するに、美奈子に勝るとも劣らない恐ろしい女であることが推測できる。 ・男主人公が、女主人公の大学の学部を家族すら知らないことにショックを受ける場面。立場が違うとはいえ、二年間付き合ってきた婚約者である自分も知らないのに、人のことを言える立場か?と感じた。 ・最初の導入の不自然さからして、女主人公のストーカーが狂言なのはほぼ確定だと思っていた(合鍵をどうやって作ったのか、そもそも外からカーテン越しに部屋の中の人影を見ただけなのにそれがなぜストーカーだと分かったのか、等のツッコミ所から)。しかし、ある程度常識人として描かれている男主人公が全くそれらに疑問を持たず、警察も指摘せず徹底スルーしたまま話が進んでいく。そのため、「もしかしてこの世界では警察が無能で、本当にストーカーが存在するのかも」と考え直した。しかし、結局第一部の終盤で案の定狂言だったと確定して拍子抜けした。話の展開の都合上、男主人公にすぐに気づかせたくなかったのだと思うが、ご都合主義感を強く感じた。 ・これは読み終わってから気付いたが、女主人公は失踪している間、ずっとアパートの家賃を払い続けていたのだろうか。おそらく本人不在で賃貸の解約は出来ないだろうし口座引き落としかもしれないが、自分は吝嗇家の庶民なのでお金が勿体無いなと思ってしまう。 ・そもそも、女主人公はアパートに通帳や印鑑を置きっぱなしにして失踪したにも関わらず、失踪中にお金に困ったり金銭面を気にするような場面が全くない。震災のボランティアで復興途中の地域に行ったのならば、都会のように設備が充実していないため、何でもキャッシュレスという訳にはいかず現金が必要になる場面もあると思うが、銀行のキャッシュカードを使ってお金を下ろすとか、そういうささやかな描写すらない。知らない土地に突然単身で移住するにあたり、金銭面が気にならない人はあまり居ないと思うので、全く触れられていないのは不自然に感じた。 ・作中で女主人公の失踪は大きなエピソードの筈なのに、上記の理由などから失踪中の描写がイマイチ緊迫感に欠けている。そういった詰めの甘さが目立つ一方、「『東北の被災地』を、女主人公が成長する感動の舞台にしたい」という作者の思惑だけは強く伝わってきて、あざとさに興醒めしてしまった。 まだまだありますが、長すぎるので省略。 「かがみの孤城」のようにファンタジー要素がある物語なら、多少ご都合主義的なことがあっても「これはファンタジーだし不思議なことが起こる世界だから」と納得することができる。 しかし、本作のように、大人の男女が主人公で現代社会を舞台にした婚活がテーマの物語だと、作中のリアリティラインがシビアになってしまう。テーマや世界観が現実的な分、警察の捜査のおかしさなど、現実に反する描写の齟が目立つ。 女同士のえげつない悪口や田舎の人間の狭量さなど、嫌な人間の描写に関しては生臭いほどリアリティがあるのだが、その反面、登場人物が「話を進めるために都合よく動かされている」操り人形感が強く、上記に挙げたように「どうしてそうなった?」と思う箇所が多すぎて、あまり楽しめなかった。 | ||||
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新品を頼んだのに中古のような状態のものが来ました。悲しいです。 | ||||
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婚活を通しての成長物語をミステリー要素を加えて飽きさせずに読ませる。 これから婚活を考えている人には役立つ内容。ただ、作者自身の意見を登場人物にはっきりと長々と語らせるので、やや説教っぽい。(主張自体は賛成なのだか。)小説を読んで何かを具体的に学びたい人のための小説、自己啓発本?いう感じだった。この主題ならエッセイにして欲しかった。 | ||||
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第1部は良かった。相手に対して何気なく使ってる''ピンとくる(こない)''という言葉の恐ろしさ。小野里さん?との会話のところが自分的には1番刺さって印象に残ってる。自分の言動を顧みる良い機会になった。ここだけでも読んで良かったと思えた。 問題は第2部。 正直、真実みたいな女がいたらまず気持ち悪いと思ってしまうだろう。自分の価値を自分で評価できると思ってるあたり傲慢の塊。 価値というのは自分ではなく'他者'につけてもらうから''価値''っていうんですよ。 架の女友達に言われるまで自分は100%の婚約者だと本気で思っていたのが可哀想だし、架空の人物こさえてまで自分の自尊心保とうとしてるのが本当に気持ち悪い。頭が可笑しいとしか思えない。その時点で自分の価値は相当高いと自分で思ってるのが分かる。 真実が本当の意味で好きなのな自分なんだろう。じゃなきゃ、私にこんなこと「させる」とか「やらされる」などの受身形の言葉は出てこない。ここが1番気持ち悪いなと思った表現。育てられた環境、親との関係を加味しても、正直真実は関わらない方がいい女代表といったところ。 そして最後の結末。なんだあの適当にとりあえず収めた感丸出しの結末は...。『かがみの孤城』が良かったがために本当に本当に失望した。 あの流れでじゃあ普通に結婚しましょう。とはならんでしょうに...。あれだけ周りの他人に心配かけて、しかも関係ない他人にストーカー容疑までかけといて、『自分達のことだから。』って.....馬鹿なのだろうか。現実ではそんなことは通用しない。 作者の常識を思わず疑った結末だった。 | ||||
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初めてレビューを書きたいと思うくらい後味の悪い作品でした。特に女性主人公のキャラクターが薄っぺらすぎて、また様々な言動から感じる彼女の傲慢さにも嫌気しか感じず全く共感できなかった。辻村さんの他作品は好きだったけど、これは本当にがっかりでした。好転を期待して最後まで読んだけど、無駄な時間でした。残念。 | ||||
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主人公の女性が好きになれい。応援したい気持ちにならない。結末をちらっと見て直ぐに本を閉じた。 読後感が悪い小説でした。 | ||||
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いつも、何一つ無駄のない緻密な構成力に、作家の力をまざまざと見せつけられ、誰かのほんの一言にも、綿密なしかけがあり、そこへ繋がっていたのか!!とまんまとやられていました。 ところが、「傲慢と善良」でそんな期待が全く裏切られ、誰のどのセリフにもなんの感動もなく、とてもつまらない作品になっていて、本当にがっかりです。 「かがみの孤城」が集大成だったのか。 | ||||
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主人公の女性が全然魅力的でなく、最後の最後までイライラさせられました 読後感が悪かったのでオススメしません | ||||
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多くは語りたくなく、好みもきっとあると思うけど、読み終えた今は残念な気持ちしかないです。これから恋愛、結婚と考えているならアリかもしれません。 | ||||
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すごく幼稚。申し訳ないですが素人に毛が生えたような…。筆力もストーリー展開も含めて…。有名な小説家さんですよね? あざといミステリー展開でも、途中までは普通に読めましたが、ラストでの急失速に閉口。ここまで読んで、何も得る物がない小説ってあるんだなと逆に驚きました。応援したくもない程の他力本願な主人公の女性が最後ハッピーエンドを迎えて、一体何を言いたいんでしょう。正直全てが中途半端。社会への問題提起でもなく、で??って感じです。 キャラクターの人格に深みがないです。 この本は読書家同士、仲の良い知人が、「今売れているらしいよ」と買ってきてくれました。彼は読んでないらしいのですが、話してみると、なるほどね。と。 婚活という話題のトピックで注意を引くのは良いですが、それならもっと研究した方が良いです。浅過ぎます。 | ||||
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リアルさが感じられない。もっと展開が、はやければいいと思うが、視点をたくさん盛り込むより内容自体でもうすこし追加してほしい。 | ||||
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ストーカーに怯えていた婚約者が行方不明になる物語の始まりで、早々にそこにある嘘に気づいてしまった。たぶん、そういう読者が多いと思う。 そうなると、その婚約者の真美のあざとさにイライラして読むのがしんどかった。 そして、2部ではいきなり、真美のキャラが変わります。 人間そんなに簡単に変わるかなぁ。 震災後の東北を舞台にするのも、感動を用意されたようで、あざとい。 最後まで読んで、架がなぜこうなっても真実と結婚しようとするほど好きになったのかわからなかった。 鈍感だから…という文もあったけど、鈍感さゆえに真実の歪さに気づかないまま結婚してしまうなら、結婚後うまくいかなそうなんだけど…。 それに、架の女友だちを悪く描写しすぎ。 彼女たちも、女として生きてきて、なにも傷つかずにきたはずがない。 真実よりあざとくないだけ、攻撃的に描かれてしまっている。 | ||||
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