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(短編小説)
まほろ駅前狂騒曲
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まほろ駅前狂騒曲の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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単行本も持っているけど、おまけの短編目当てに近所の書店にて購入。 本編は文庫化にあたり手が入っているかもしれないが、基本大きく内容が変わる事は無いのでとりあえず短編のみ読了。 ま、普通に多田と行天の日常が描かれているだけなんだけど2人が仕事でとある施設に向かう時の描写や施設でのエピソードは電車内で読んでいたのだが笑いを堪える事ができなかった。 単行本発売後、なかなか文庫化されなかったので続編が出るタイミングで出すのかと思ってのだが、巻末の解説文を読んだらなんと「まほろ駅前狂騒曲」にてまほろシリーズは一旦完結と記載されていた・・・ 確かに既刊3部作である程度、作品の世界を描き切った感もなくはないがまだまだ多田&行天や仲間たちの物語を読みたいしそもそも単行本が出た時もシリーズ第3弾を謳っていて完結なんて一言も記されて無かったじゃないか? 完結宣言したのに、数年後にシレっと再開した石田衣良のIWGPシリーズとかもあるので気長に著者の気が変わるのを待ちたいと思います。 | ||||
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過去の作品と比べても遜色なく、テンポよくストーリーが進んでいた。キャラクターの魅力も変わらず。次回作がでればまた購入したい。 | ||||
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言わずと知れた直木賞受賞作のシリーズの三作目。第四弾が、続きが出ないかなぁと期待していたので、文庫の裏表紙に「まほろシリーズ完結編」と明記されているのを読んでションボリ。 さて、気を取り直して。 単行本を既に持っている人にも文庫をお勧めしたい。その理由は、「サンタとトナカイはいい相棒」という単行本未収録の短編が追録されていること、文庫なら持ち歩いて移動時間に気軽に読めること、そして何より解説があることです。 最近の文庫本には「解説」がないことも結構ありますが、読後に「解説」があると、そのとおり!と膝を打ちたくなるものや、そういう受け取り方(読み方)もあるのかと目から鱗だったり二倍、三倍に楽しめます。また、同じ作品や作家好きの友人と感想を言い合ったりするのに近い喜びを感じます。 本編は、完結編にふさわしく、これまでの主要登場人物が勢ぞろいします。個人的には、愛すべき岡老人の自由奔放さが大好きです。是非読んでください。まほろシリーズを読んだことがない方は、この機会に是非第一段の「まほろ駅前多田便利軒」からどうぞ! | ||||
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ドラマも見たし、映画もやるって事なので買ってみました。暇つぶしに読むには最適です。続編は出ないのかな?出版社の三浦しをん担当者の方、続編書くよう言ってください。 | ||||
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ものすごく面白かったので夢中で読みました。このシリーズの続きがあるなら読みたいぐらいです。もっと早くに読んでいれば良かったと後悔しました。多田も行天もステキなキャラクターで大好きです。 | ||||
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まほろ駅シリーズ、ハズレないですよね。1作目の登場人物が再登場し、色々な出来事が起きる。中でも、行天の娘をあずかることになり、その中で起きる仕事や事故は、非常に興味深いです。2作目を通り越してしまったので、近いうちに読みます。 | ||||
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文庫版が出版されないか、と、待ちつつ我慢できずに購入したが、後悔のない作品だった。長編として、今までの登場人物たちの人生がうまく交差していく。日常から少し飛び出してしまいつつも、これもまたいいか、と思わせてくれる。 | ||||
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三浦しをんの直木賞受賞作、「まほろ駅前多田便利軒」の続編第三弾。 まほろ市を舞台に、町の便利屋を営む多田と雇われの行天、ふたりを取り巻く人々の騒がしい日々が描かれる。一作目、二作目とたくさんの個性的・魅力的な人達(またの名を“愛すべき変わり者”)との出会いと交流を重ねながら、ふたりの関係にも変化が訪れ、今作でひとつの区切りを迎える。 「まほろ駅前」はいわば、“家族でもない老若男女との程良いくされ縁小説” だ。 そして私は、人が生い立ちや家族の中で負った傷と痛みを、新たな出会いと関わりの中でやわらかく回復していくこの手の話が、どうしようもなく好きだ。 人生で一度も傷を負わない人間なんて、多分きっといない。 そしてひとたび深手を負えば、いくら見ないようにしたって、いくら時間をかけたって傷跡は残る。それでも、その傷跡の痛みが癒され、それを穏やかな気持ちで撫でて懐かしむ日が来る。そう信じて歩めることこそが、人に与えられたささやかな希望ではないか。 静かに静かに、少しずつ。新たに出会った人達が吹きかけてくれるやわらかい吐息を受けて、自分の指で祈りながら、撫でるように傷を癒す。 自分も多少、多田に似た経験をしたからなのかはわからない。でも、そんなことを感じた。 家族との哀しい別れを経て、今作で新たな女性との1ページを開いた多田が、自分の幸せが図々しい、と自嘲する。 行天が、俺はそうは思わないと言い、再出発を静かに喜ぶ。 本当に、人の心に寄り添うとはこういうことなのだと、心で泣いた。 最後はこれまで紡いできた便利屋ファミリーが一堂に会しての、ビバまほろ大団円。 とても温かい気持ちが満ちる。 そして、幸せを追いかけていたのに、幸せが訪れたことへの一抹の寂しささえ感じさせるラスト。 三浦さんは徹頭徹尾、とにかく優しい。 三作を読んで思い出したのは、bump of chicken の “ray” 。 「あまり泣かなくなっても 靴を新しくしても 大丈夫だ あの痛みは 忘れたって消えやしない」 あと、本作がハマった方は、ぜひ「3月のライオン」も読んで欲しい。 新しい年も、便利軒には程々のトラブルがたくさん舞い込むことだろう。 多田と行天にはこれからも、まほろのみんなを巻き込んで(むしろ巻き込まれて?)、町を賑やかに走り回っていて欲しい、と切に願っている。 | ||||
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多田と行天とが互いを思いやる、あたたかい良い作品と感じました。その他の登場人物も個性的で生き生きと描かれ、楽しく読ませていただきました。 | ||||
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「しょうがない。☓☓を抱えこみ、人々の暮らしのなかで生きていくのが◯◯だ」 エンディングに出てくるこの言葉、いい言葉だなぁ。(☓☓、◯◯が何なのかは本編を読んでね)。 ☓☓と◯◯はいろんな言葉に置き換えて遊べるのも楽しい。例えば「憂鬱」と「殺し屋」とか、「損失」と「トレーダー」とか、「秘密」と「バーテンダー」とかね。他にも、心に残るフレーズが幾つもあって、「俺はあんたのことを覚えているようにする。あんたが死んじゃっても、俺が死ぬまで」とか「正しいと感じることをしろ。正しいと感じる自分が正しいのかいつも疑え」とか、、、。こんな金言、俺も誰かに言ってもらいたいよ。 さて、言わずと知れた大ヒット・エンタテーメント「まほろ駅前」シリーズの第三作目にあたる本作は、期待を裏切らない、楽しく、切なく、そして読後には生きている喜びが湧いてくる第一級の「物語」に仕上がっています。 登場人物や伏線となる出来事の紹介が、上手に挟み込まれているので、本作だけでも充分に楽しめるのですが、できれば、一作目の「多田便利軒」、二作目の「番外地」を楽しんでから、本作を読まれると、より「物語」の世界にどっぷり浸れておすすめです。 おそらく前2作を読むのと読まないのでは、登場人物の立体感が違うのではないでしょうか。3作を通じて陰影を与えられた登場人物たちが、自然に自由に動きまわってくれ、物語も後半になると、本を読むというより、何か映像をみているような気分でした。 私のなかでは、この3作は、上巻、中巻、下巻と一括りにしたい大絵巻物なのでした。 それにしても、まほろ駅シリーズ全3作を読んでいた時間は楽しかったなぁ。。素敵な時間をありがとう。 ちょっと斜に構えているけど、根は真っ直ぐで心優しい漢たち、多田と行天に乾杯! | ||||
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「まほろ駅前多田便利軒」、「まほろ駅前番外地」に続く第3弾が、この「まほろ駅前狂騒曲」です。 2作目の「番外地」はその名の通り、ちょっと本編から逸れてキャラクター一人ひとりの背景を追っているのですが、これはこれで楽しいのです。実は、第3弾の「協騒曲」の方が第2弾の「番外地」よりストーリー的にはつながっていて、「便利軒」⇒「狂騒曲」と読み進めれば、違和感はなく読めるはずです。けれど、第2弾で描かれている人物像を知っているとさらに興味が広がって面白くなっきます。 「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を取った三浦しをんさん。「本を編む」や「風が強く吹いている」などでは取材を基にしたなかなか深い話を展開しているのてすが、便利軒のシリーズは違います。ですから、これをもって代表作としてよいかと言えば、少々軽いように思うのですが、逆に言うとし自分のテリトリーである「町田」(まほろ市と本の中では呼んでいる)を中心に、特異なキャラクターを思い通りに動かして、自由奔放に展開した面白さがこのシリーズ、特に「狂騒曲」にはあります。「狂想曲」でなく「狂騒曲」という題名も、正にこの作品の展開を言い表しています。それぞれくせのある人物が、思い思いのことをしていて、それが最後に1か所に集まって大騒ぎの大団円を迎えます。 この人は、登場人物のキャラクターづくりがうまい。そして、私なら混乱してしまうほどの多くの登場人物を縦横に張り巡らして、ストンと一つの話にまとめてしまうのです。そこが本当にすごいと思います。この作品を持ってなぜに「直木賞?」という人もいるのですが、もともと直木賞って、このように軽快で楽しい作品を対象としている様な気がするので、オーケーです。軽重どんな作品であろうとも、読んだ後に「読んでよかったなあ」と思わせれば◎です。「まほろ駅前狂騒曲」は、軽いけれど「読んでよかったなあ!」と思わせてくれる作品でした。三浦しをんさんには頭が下がる。 | ||||
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予想以上に良かったです。前作の主な登場人物がみんな出てくるし、全体的にうまくまとまっていて、一気に読んでしまいました。特に多田さんの恋の行方がいい感じです。映画とは多少異なりますが、私は断然原作のファンです。 | ||||
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シリーズ第三弾。読み始めた当初はマンネリかと思われる箇所がありましたが、どうしてどうして。流石、三浦しをん。なかなか読ませてくれました。あまり内容について書くとネタバレになってしまうので控えますが、予想通りの展開とともに、えっと言う展開もありで面白く読めました。特に子供たちの描き方がステレオタイプされたものではなく、秀逸だと私は思います。兎に角楽しめました。 | ||||
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美品で到着しました 先を読むのがもったいないくらいに次が気になります セリフ1つ1つが重みがあり色々考えさせられました 何回でも読みたいです | ||||
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読み終えて、なんか 優しい気持ち良さみたいなものがありました。 キッチンまほろ 社長との展開が 想像とはちょっと違いました。良い意味でも、悪い意味でもなく…。 続きがあるなら、ぜひ読みたいです。 | ||||
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完結編であるこの3巻から読んでも、プロローグでかなり丁寧に前作までの流れを説明しているので、話にすんなり入れて、面白い。 オッサンコンビの事件簿(といっても、推理モノではない。探偵になるのも、最後の最後)というジャンルでは、泥臭さもあり最も面白い部類じゃかろうか。ジャンル的にはハードボイルドっぽいが、便利屋という泥臭いテーマなせいか、イケメンコンビなのに全然スタイリッシュじゃないのも良い。 ラスト、多田の隣に引っ越してくるギョーテンがお約束過ぎる。こいつはラブコメのヒロインかよ。 最後の最後、まともな人物として描かれた星の違和感が酷い…お前悪党だろうと。 綺麗なラストだが、無理矢理でもある。 もうこれでシリーズ完結なのかな。 実写版は、俳優が若過ぎる。松田はギョーテンほどのイケメンではないので、キャストに違和感がある。多田はトヨエツ、ギョーテンは飄々としてて竹之内みたいなイメージだったが… なのでやはり、実写版より、この小説版を薦めたい。 | ||||
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美品で、迅速に届きました。前から読みたかったので一気に読みきってしまいました。 ありがとうございます! | ||||
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このシリーズは面白くて、どんどんはまってしまいました。おかげで、三浦しをんさんのほかの小説も何冊かまとめ買いをして、読み始めました。 | ||||
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本作はこれまで描かれたおなじみの人間模様に加えて、夫婦、親子、そして恋人と…より立体的(魅力的)に主人公たちが描かれています。いくつかのサブストーリーが同時進行で展開しますが、それぞれ彩度を抑えて丁寧に描かれており、物語全体としての大きな流れをうまくつくりあげている、そんな印象を受けました。 なかでも主人公の二人。語り部としての多田、物語をぐいぐい牽引する行天の二人が(シリーズを通じて)いつも対称的なようで、実は互いが折り重なり合うように描かれており、人の業を描きながらも刳みのない心地よい読後感を作り出してくれます。 もしまだこのシリーズをお読みになっていない方は、これまでの物語で語られた世界観・関係性が既存の舞台装置として引用されている部分もありますので、前作から読み進めることをおすすめします。 | ||||
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早く届いてよかったです。状態もとてもきれいでした。 本の内容は今までのまほろのシリーズのまとめって感じです。 長編。 | ||||
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