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炎の色
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炎の色の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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上巻を読んだ時点での感想。本作は「天国でまた会おう」の続編の由(ただし、コンセプトがであって、シリーズものではない)だが、やはりこの作家はミステリ以外では凡庸という他はない。本作の上巻は第二次世界大戦前の世界恐慌下のフランスを舞台とした歴史・冒険小説を意図している様(「三銃士」に言及している箇所がある点からもそれが窺える)だが、ハッキリ言って詰まらない。 ヒロインのマドレーヌ(幾ら大銀行家の箱入り娘(30代後半)と言っても世間知らずで愚か過ぎる)を初めとして、登場人物の造形が型通りで魅力がない。「三銃士」を目指しているからには、波乱万丈の展開があって然るべきだが、それもない。上巻の最後で、マドレーヌが復讐を画策しているので、下巻では第二次世界大戦(第二次ヨーロッパ大戦と呼ぶ方が相応しいかも)の勃発を含め、波乱万丈の復讐劇が繰り広げられる事を期待したい。 | ||||
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下巻に入りマドレーヌの復讐が本格的に開始される。 異なった手練手管で仇を追い落としていくのだが、イマイチ新鮮さが足りず、膝を打つことがない。 仇にも同情できる余地もあり、カタルシスが弱めな部分も評価が低くなった原因です。 カミーユシリーズを10とすれば、2くらいしかスリリングでないので、かなり凡庸に感じました。 第二次世界大戦直前の雰囲気は良いのですが、それもあまり活かしきれていない気がします。 | ||||
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