レイチェルが死んでから
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英国を舞台にしたミステリー。姉レイチェルを殺された妹が、姉を殺した犯人を捜すというストーリーです。犯人捜しに奔走する妹の語りと、亡くなった姉との思い出が、一人称で交互に語られます。 本書は、「who done it」のミステリーというよりも、姉を亡くした妹の悲嘆のほうに重きを置いています。本書解説でも「本書でフリン・ベリーが挑んだのは犯人捜しのミステリというより、犯罪被害者のトラウマを描くことなのである」と大屋博子氏が述べているとおりです。 主人公が、すぐに泣いたりキレたりするなど、大切な家族を失った人の心理がリアルに描かれていますが、ホテルの階段の椅子に足をぶつけて、椅子をたたき壊すなど、日本人からみるとかなり情緒不安定に感じられました。主人公が語る姉とのエピソードが、実際にあった事実なのか、それとも主人公の空想なのかわからなくてイライラし、途中で投げ出したくなりました。主人公は英国内をあちこち移動するのですが、私は英国の地名に疎いため、地図が付いていたよかったと思いました。訳はとても完成度が高く読みやすいです。 犯人が判明するくだりや犯人像に関してミステリとしての完成度は今ひとつなので★3つです。 | ||||
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