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愛なき世界
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愛なき世界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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すごく良かったです。 ありがとうございました。 とても楽しく読めました。 | ||||
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以前図書館で借りて読みましたが、手元に置いておきたくて購入しました 内容もさる事ながら表紙もとても綺麗です | ||||
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この作家さんが好きでよく読みますが、読んでいて「えっ」「プフフ」と声が出たのはこの本だけかも。 登場人物が自分の好きに情熱を燃やしているのがとても好ましく、私の望む展開にはならなかったけれど、とても読後感の良い作品でした。 | ||||
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主人公?に恋する料理人の男子、指導教員、両親など、主人公をとりまく周りの人々が、彼女を優しい愛情で見守っていて、読んでいてほっこりしました。 | ||||
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するすると一気に読めます。大学院あるあるも満載です。修士とか行かれた方ならニヤニヤしちゃいます。登場人物も多くなく、キャラも立ってます。悪い人が1人も出て来ません。読後の余韻も心地よく、本村さんと藤丸君が今も本郷にいるような気分になります。 | ||||
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「愛なき世界」とは植物の世界。 「本村さん、まえに言いましたよね。『植物は愛のない世界に生きているから、自分もだれともつきあわないないで、植物の研究にすべてを捧げる』って…… 本村さんは、愛のない世界を生きる植物のことを、どうしても知りたいんだ。だからこんなに情熱を持って研究するんだ…… その情熱を、知りたい気持ちを、『愛』って言うんじゃないすか?」 三浦しをんのお仕事&青春&愛小説。今度は研究者というお仕事でした。 | ||||
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これほど読後感が爽やかで心が温まったのは久しぶりだ。研究職にはまったく縁のない私も、読み始めるとすぐにこの本の世界に没入してしまった。植物学の基礎研究に没頭する研究者たちの活動を、正確な描写で描きながらも、一般の人の眼を通じて(この本では料理人の藤丸)分かりやすく客観的に描いている。日本植物学会特別賞を受賞したのも、もっともだと納得する。このようなニッチな分野を読みやすく小説化する著者の力量に感服する。研究の大発見は失敗や挫折、偶然の結果なのだという話もこの小説で納得する。「人間と違って『愛』のない世界を生きる植物たちの仕組みを、知りたいという情熱を『愛』というんじゃないですか」という藤丸の(彼が心を寄せている)若い女性研究者本村への言葉は印象に残った。 | ||||
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大学で研究をしている女性と料理人の男性の恋のお話。 実験の説明は難しかったですが、それも気にならないくらいとにかく面白かったです。 長編ですが、活字が大きく読みやすいのですぐ読めます。 主人公の女性をはじめ、とにかく研究室のメンバーが個性的でユニークで、クスクス笑えます。 それに登場人物みんなとても心が温かいです。心が温かくて、情熱を持っていて気持ちが熱いメンバーです。 恋愛小説ですが、両想いとか片想いとか惚れたはれたではなく、もっと崇高で神聖な愛のかたちを感じました。 | ||||
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食堂の円服亭で働く調理師の藤丸とT大学生物学科の院生(松田研究室)の本村の二人がメインの登場人物。本村に好意をよせる藤丸であるが、植物の研究が好きすぎる本村には藤丸と付き合う気はまったくない。藤丸は松田研究室への定期的な出前を通して本村とは友人関係を築き、植物と料理の共通点から何かを掴みとっていく。 ハッピーエンドでもバッドエンドでもないラブストーリー。動物と植物の垣根を越えたレベルまで意識を拡げるとハッピーエンドなのかもしれない。全体的にほのぼのとゆっくりとした気持ちが良い読後。ずっと読んでいたい気になった。 | ||||
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著者らしい人間味あふれる描写で、生物の研究というとっつきにくい題材でも読みやすく仕上げている。 研究部分については、分かりやすく説明しようとしているため長くなりかえって分かりにくくなっている点や、研究者の描写としてはかなりデフォルメはあるものの、登場人物のみんなの心優しさは読んでいて気持ちがいい。 タイトルとは逆説的に、人間は愛にあふれている。 | ||||
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市立図書館で借りて読んでいたのですが 内容が我が家族向きでしたので 回し読みしようと購入を決定しました。 めぞん一刻がお好きな方なら 絶対気に入りますよ! | ||||
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私はもともと三浦しをんさんのファンですが、この小説が読売新聞に掲載されている時に読んだときは、あまり面白いとは感じませんでした。新聞の連載だと1話1話が(私にとっては)短いこと、出張や旅行等で途中1話とか飛ばしてしまうことがあったり、本と違ってあれはどうだったかな、と前に戻って読み返したりすることができないこともあったと思います。なので、正直単行本が発売された時も最初は文庫本になってから買ってもいいかなという気持ちでしたが、他の方のレビューにもあるとおり装丁の美しさに魅かれて購入しました。 ところが、予想外に(失礼を申し訳ありません)面白く、平日で翌日は仕事があるにもかかわらず、睡眠時間を削って2日で読み終えてしまいました。 三浦さんの描く登場人物は、荒唐無稽ではないけれど、リアリティーを追求しすぎない、でも、その片鱗が現実世界でもチラホラ見受けられるという絶妙なさじ加減が魅力です。フィクションだけどファンタジーまではいかないので、こういう人いるよね、とか、そういう事もあるある、と共感を感じつつも現実を忘れて物語の世界をたっぷり楽しむこと(逃避すること)ができます。 植物もまた重要な登場人物(?)であるだけに、静的な美しさや優しさを感じることができるラストシーンであるように思いました。私はまったくの文系人間ですが、小説に描かれた研究の話の部分も、充分に楽しめて興味深く読み進めることができました。私と同様に、新聞連載時には魅かれなかった人に、手に取ってほしい1冊です。 | ||||
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好きな作家の本なので購入しました | ||||
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2019年も、後4箇月……。 なんてこったいっ! 茶道以外の本を一冊も読んだ記憶がない…。 「せめて、一冊は」と思ったとき、浮かんだのは、三浦しをん。 期待を裏切ることなく、面白かった。 何度笑ったことか。そして、ほろっともさせられた。 キャラも立っている。 藤丸君、最高!! 松田先生ほか研究室のメンバーも、いい感じ。 ただ、研究についての記述が、ちょっと長過ぎ、藤丸君同様、私にはチンプンカンプン。 だからこそ、藤丸君に感情移入がしやすかったのかなぁ。 最後は、余韻に欠ける唐突な終わり方で、残念。 装丁が美しい。 | ||||
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途中の実験操作の説明が文章だけでは分かりにくくて、ちょっと間延びした感がありましたが、大学院生の日常が良く描けていたと思う。 | ||||
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愛だの恋だの、結果を求める物語が多い中、この作品にはそういう結果を求めるというより、人生のターニングポイントになる大きなテーマがあったように思います。 | ||||
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植物にだって愛はある。植物に関わる人間の愛も可愛らしい❗ | ||||
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登場する人達はみんな純粋に真剣に生きている。自分を振り返ればこんなに真面目に生きて来なかったけど、一瞬を切り取れば物語と重なる様な時期もあったな。なんて、ほわっとさせられました。 | ||||
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人物の描き方・喜怒哀楽の描写など小説としても面白い上に、生物の遺伝子の実験の過程もわくわくドキドキでした。植物を愛する者には本当にお勧めの本です。植物って、こういうものだったのかと、改めて考えさせられます。この本をご紹介いただいた方にも、この場を借りて、お礼を申し上げたいです。 | ||||
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非常に面白い作品だった。メイン登場人物の藤丸くんのキャラがとても良い。ところどころ笑えるところもあり普段小説を読まない人にもおすすめできる。ただ、文系人間の私には読むのが辛い植物の研究の描写が所々あるので、そこは玉に瑕だと思った。そこは軽く流し読みした。やはり、三浦しをんは良い! | ||||
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