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動乱星系
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動乱星系の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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『叛逆航路』からの三部作で、AIとお茶の世界にはまってしまっていたので、四冊目のこれは、最初ちょっと戸惑いました。でも入ってみれば、これもやはり〈レッキー・ワールド〉でした。 レッキーの魅力は何と言っても、地球と地球人の常識から自由なことですよね。SFなら当然と思われそうですが、意外に地球の常識に縛られた物語って多くて、って言うか、殆どそうなので、それで一面、安心感を得られることもありますが、最後はモヤモヤ感が残ることの方が多かったりします。 例えばU・K・ル=グィンなどは、男性社会が押し付けてくる性的役割や血縁の軛から、必死で逃れようとする余り、かえってその網に捕らわれてがんじがらめになっているようで、その辺がどうにも好きになれないのですが、レッキーは、それらに最初から背を向けてる感じですよね。 「血の絆? 何、それ? 性差? 知ったこっちゃない、無視無視!」みたいなところが、小気味良くって好きです。 唯、誰もがその能力によって評価されるのは良いけど、誰に対しても気の抜けない世界というのは、ちょっと疲れますね。 ここにもお茶は必要だった気がします。 | ||||
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叛逆航路の世界観を同じとする新シリーズ?です。 SFとしての世界観は一緒ですが、前回の部隊のラドチとは違う星系で風習もちょっと違うフワエと呼ばれる場所が舞台です。世界観が独特で確立されてますが、ストーリーの基本ラインはよくあるミステリーやハードボイルドものです。 前3部作では性別関係なく彼女で統一されていましたが、本作では彼人や彼男と性別がわかりやすくなってます。 前作と舞台が違うので習慣が違うという手法ですね。両性具?や性別があるかどうかわからない連中もいるため彼人(かのと)という表現も登場します。前作では性別関係の無い彼女という第3人称とAIが本体と複数の属体を所持しているためやや混乱することが多かったですが、本作ではその辺はシンプルでわかりやすいですがその分らしさはちょっとかけるなあという感じです。 | ||||
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作者の意図が理解し易く、所謂SFとは少し違って現代でも実際にあるようなストーリーで、前三部作と続けて読めば最高!!! 読者は間に時間があったので、導入部では戸惑いが出たが、それも僅か、兎に角読むべし。 作者の処世観が窺い知れて訳者の素晴らしさが浮き彫りとなる。 一気に読むも良し、数ページ毎に区切って読むも良し、読者の読みたい方法で楽しませてくれること間違いなし!!! | ||||
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プロットは少々オーソドックスに感じた。 まあ、手袋にこだわらない野生的な市民たちで良かったw 前3部作を読んだ人には外伝的な物語として楽しめると思う。 蜘蛛メカ欲しいなぁ... 6脚ロボにフェイクファー貼り付けて、カメラと音声発声機能付けて、 通信機能もあって、遠隔操作までは現在の技術でも再現可能そうだが、 さすがにあの変形は無理w | ||||
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舞台はラドチ圏ではないし、 戦艦も属体も、お茶すら!出てこない。 アートルズティッツ! 代わりに出てくるのは、 将来に悩むやんちゃ 娘、 厳しい母親、 意地悪な兄と周りの人々。 つまり遠い異星を舞台にした家族劇であって 前作とはだいぶ毛色が違う。 しかし、 SF 的なギミックの使い方や予想外の ジェンダー文化、 異星人の生活習慣などで、 読み手の常識を激しく揺さぶるレッキー節は 健在。 それでも変わらない慕情や愛情の機微こそ、 本作の物語の核になっています。 「慣れればやみつきになるかも」? | ||||
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