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元年春之祭
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元年春之祭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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前漢時代の中国、祭祀を司ることを運命づけられた少女たちは、絶対権力である親や雇い主の命に従って生きるしかなかった。そんな少女たちが自分の意志で人生を歩みたいと抗がおうとするとき、連続殺人の幕が開く。著者から読者へ挑戦状が2回も突き付けられる本格ミステリである。一方、本書は現代中国の習近平政権への挑戦とも読み取れる。市民が権力による束縛を嫌い、信仰の自由を求めることは、習近平政権が最も警戒するところだろう。著者の身柄もいつ拘束されるかわからない。著者が石川県金沢市に在住しているのは、そうしたリスクを避けるためなのだろうか。 | ||||
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漢籍や時代背景に馴染みがないと相当に取っ付きが悪く、読み通すのに時間がかかるが、読了すれば充分にその甲斐はある。 不可能犯罪のトリックよりもこの時代設定でしか成立しない異様な犯罪動機に瞠目させられる。それを裏付ける心理描写にも説得力が感じられ、何より可憐な少女たちを襲う苛烈な運命には心打たれる。 | ||||
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主人公の性格が理解不能で共感できない。漢籍からの引用が多すぎて、結局何が言いたいのかわからない。江戸川コナンや金田一はじめなどの作品になじんでいる読者にとっては噴飯ものの謎解き。お金と時間の無駄だった | ||||
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※ネタバレはないです 作者が中国人で、新本格ということで、イロモノかと思って読み始めましたが、いい意味で裏切られました。 ストーリーの随所に散りばめられた漢籍がいいアクセントになっていて、 謎解き以外にその当時の人々の考え方や文化も触れられて、 物語へ引き込まれました。 結末では、謎解きで終わり!といった新本格という枠に収まらず、 余韻に浸れる物語の閉じ方で好印象でした。 | ||||
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