ヘヴン

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評判

ヘヴンの評価:

3.42/5点 レビュー 157件。 B ランク

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平均点3.42pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全314件 141〜160 8/16ページ
No.174
(2pt)

上から目線

美貌と才能を兼ね備えた作者への嫉妬かもしれません。たぶんそれも入っています。でも、それはないやろ、と思います。いじめられてる子の心理と違うでしょ。これを読んだら、いじめにあってる子はよけい傷つくのじゃないかな。それとも、なにも思わないか。
作者にはいじめられた子への共感がない。
きっと自分はいじめとは関係ない、いじめられたこともないしいじめたこともない、と思ってるんでしょう。
いじめた子に対してもいじめられた子に対しても、冷たく突き放してるように感じます。

いじめのしんどさは、普通の良心も邪心ももったふつうの人たちの中で起こるからしんどいんです。

悪者対犠牲者(犠牲者はあくまでも心が美しい)というような本書のような場合は、現実ではあり得ない。

この本が世の中に広がることでいじめについての認識がゆがんで伝えられてしまう。

今の時代じゃなければ、この内容も有りかもしれないけど、いじめが取りざたされてるときに出す内容じゃないでしょ。
作者は、今だから出したのかもしれないけど。

虐められてる主人公が思春期の子どもでなく、できあがっちゃった大人みたいです。
虐められてるときは、もっと自己否定や死にたい気持ちが強いだろうに、妙に周囲や自分を客観的にみていて、現実感がありません。
虐める側の人間も、未完成な中学生ということを忘れて、完全に「悪」です。
クラスの中に心を痛めながら、何もできない生徒もいるはずなのに、すべてが「僕」を見下している「敵」です。

現実の世界というより、どこか、現実とは違う抽象的に悪と善が分かれている世界の出来事のようです。

一人の人間の中の善も悪も混在した心理を描いてほしい。

いじめの描写は残酷でよく描かれていますが、いじめの一番きつい点は、精神を追い詰めてしまうところです。そこのところを描ききってほしかった。

虐める子も、虐められる子も、また傍観する子も、様々な矛盾をはらんだ未完成の人間で、葛藤を持ちながら生きてるのだから。

いじめについて書かれた本で一番良かったのは「大津中2いじめ自殺」共同通信大阪社会部 (PHP親書)です。
いじめる子、いじめられた子についても客観的に書かれていて、また学校のあり方にも客観的でした。
犯人捜しをするのでなく、学校教育のあり方を問うている姿勢に共感しました。
著者の子どもたちや遺族への誠実な思いが伝わってきます。

いじめを議論するとはこのようなことではないでしょうか。いじめられて死んでしまった子だけでなく、未熟な育ち方をしたいじめっ子の将来もなくなってしまうのです。

「ヘブン」のような、」追い詰められた人の心への共感のない、いじめの描写は、悲しくなります。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.173
(2pt)

上から目線

美貌と才能を兼ね備えた作者への嫉妬かもしれません。たぶんそれも入っています。でも、それはないやろ、と思います。いじめられてる子の心理と違うでしょ。これを読んだら、いじめにあってる子はよけい傷つくのじゃないかな。それとも、なにも思わないか。
作者にはいじめられた子への共感がない。
きっと自分はいじめとは関係ない、いじめられたこともないしいじめたこともない、と思ってるんでしょう。
いじめた子に対してもいじめられた子に対しても、冷たく突き放してるように感じます。

いじめのしんどさは、普通の良心も邪心ももったふつうの人たちの中で起こるからしんどいんです。

悪者対犠牲者(犠牲者はあくまでも心が美しい)というような本書のような場合は、現実ではあり得ない。

この本が世の中に広がることでいじめについての認識がゆがんで伝えられてしまう。

今の時代じゃなければ、この内容も有りかもしれないけど、いじめが取りざたされてるときに出す内容じゃないでしょ。
作者は、今だから出したのかもしれないけど。

虐められてる主人公が思春期の子どもでなく、できあがっちゃった大人みたいです。
虐められてるときは、もっと自己否定や死にたい気持ちが強いだろうに、妙に周囲や自分を客観的にみていて、現実感がありません。
虐める側の人間も、未完成な中学生ということを忘れて、完全に「悪」です。
クラスの中に心を痛めながら、何もできない生徒もいるはずなのに、すべてが「僕」を見下している「敵」です。

現実の世界というより、どこか、現実とは違う抽象的に悪と善が分かれている世界の出来事のようです。

一人の人間の中の善も悪も混在した心理を描いてほしい。

いじめの描写は残酷でよく描かれていますが、いじめの一番きつい点は、精神を追い詰めてしまうところです。そこのところを描ききってほしかった。

虐める子も、虐められる子も、また傍観する子も、様々な矛盾をはらんだ未完成の人間で、葛藤を持ちながら生きてるのだから。

いじめについて書かれた本で一番良かったのは「大津中2いじめ自殺」共同通信大阪社会部 (PHP親書)です。
いじめる子、いじめられた子についても客観的に書かれていて、また学校のあり方にも客観的でした。
犯人捜しをするのでなく、学校教育のあり方を問うている姿勢に共感しました。
著者の子どもたちや遺族への誠実な思いが伝わってきます。

いじめを議論するとはこのようなことではないでしょうか。いじめられて死んでしまった子だけでなく、未熟な育ち方をしたいじめっ子の将来もなくなってしまうのです。

「ヘブン」のような、」追い詰められた人の心への共感のない、いじめの描写は、悲しくなります。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.172
(4pt)

意欲作

いじめる側、いじめられる側の構造・論理を、独自の解釈で描いた意欲作です。ラストの展開を含め違和感を覚える場面も、著者が真摯に作品に向き合った苦悩の痕跡だとプラスに受け取ることができました。文脈を彩る文学的な表現はさすが!嫌味なく胸に響きます。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.171
(4pt)

意欲作

いじめる側、いじめられる側の構造・論理を、独自の解釈で描いた意欲作です。ラストの展開を含め違和感を覚える場面も、著者が真摯に作品に向き合った苦悩の痕跡だとプラスに受け取ることができました。文脈を彩る文学的な表現はさすが!嫌味なく胸に響きます。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.170
(3pt)

途中までは良かったが。

途中まではいじめられっ子である主人公の少年とコジマという少女が、少しずつ近づいていく様が繊細に書かれていて良かった。でも中盤で「ぼく」と、いじめっ子のリーダーの二ノ宮と仲の良い百瀬が病院で偶然出会うシーンから一転してしまう。いじめられっ子の「ぼく」が急に積極的になり、おおよそいじめられっ子とは思えないような大胆な言動を突然みせはじめるのだ。ここでぼくは興ざめした。百瀬の言葉は物語の体験として語られるべきだった。その後の展開も前半の物語から一転して、作者の思想を語るための無理矢理な展開になってしまったように思われる。
この小説の一番重要な部分はコジマにあると思うが、コジマにリアリティを感じられるかどうか、あるいはコジマの思考についていけるかどうか、にこの小説の成否はかかっていると思う。自らをあえて汚していじめられっ子にとどまろうとすることは異常であるが、その理由が読者を納得させられるくらいに切実なものであったならまだ話についていけたと思う。しかし、その理由が簡単に言ってしまえば父親が可哀想だからという程度の理由なのである。それならばそんな可哀想な立場にある自分のために自分の娘が敢えて汚くしていじめを受けていることを父親が知ったら、それこそ父親を悲しませることになるとコジマは考えられないのだろうか、とぼくは思わずにはいられない。コジマという人物は作者が思想を語るために創造された人間味のないキャラクターである。そしてそれは百瀬にもあてはまる。
中盤に百瀬が語る内容は作者の考えそのままなのかもしれないが、この考えはやはり甘いと思う。百瀬は未熟であり、世界も自分も知らない。世界は弱肉強食では語り尽くせない(実際に強者が弱者に負けることもある)。人間社会は欲求に従って生きていけば滅びてしまう(動物の世界では大いなる自然によってコントロールされているが人間は違うのだ)。百瀬は自分もいつでも絶望の、弱者のどん底に突き落とされる可能性があり、そうしたどん底でも果たして「たまたまそうなった」とか「意味なんてない、みんなただしたいことをやっているだけ」などと語れるのかどうかが問題である。人は絶望のどん底に突き落とされたとき、自らの無力を知り、神や自然などにすがるのである。だから神はいないなど(天国や地獄はないなど)簡単には言えないのである。どん底にいる人にとって、それらはあるのかないのかではなく、まさに必要なのだから。百瀬の声(作者?)には切実なものがない、故に未熟なのだ。コジマに関しても、自ら汚れいじめられる立場に甘んじようとしている限り、甘い(否応なくその立場に突き落とされたわけではないから)。そして「ぼく」も斜視を治せば簡単にその立場から逃れられるのであれば(現実にはそんなに単純ではないのであるが、いじめの構造は)、やはり甘い。どうあがいても逃れられないようなまさに絶望のどん底において(まさに罪と罰のソーニャのような)、弱さが強さにもなりうるのだという価値の転換がぎりぎりのところで苦し紛れに行われるのである。そういう描かれ方がされたなら、この小説は現実を凌駕するほどの迫真を持ち得たと思う。作者はいじめの描写の凄惨さによって、「ぼく」やコジマが置かれた立場の深刻さを表したかったのだろうが、それならば簡単な逃げ道を容易してはいけなかったのではないか。「ぼく」は斜視を治すことで苦境を脱することができた。コジマも抜け出そうと思えばいつでも抜け出せる。いじめの構造は現実にはもっと泥沼で、だからこそ自殺者がでてしまうのだ。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.169
(3pt)

途中までは良かったが。

途中まではいじめられっ子である主人公の少年とコジマという少女が、少しずつ近づいていく様が繊細に書かれていて良かった。でも中盤で「ぼく」と、いじめっ子のリーダーの二ノ宮と仲の良い百瀬が病院で偶然出会うシーンから一転してしまう。いじめられっ子の「ぼく」が急に積極的になり、おおよそいじめられっ子とは思えないような大胆な言動を突然みせはじめるのだ。ここでぼくは興ざめした。百瀬の言葉は物語の体験として語られるべきだった。その後の展開も前半の物語から一転して、作者の思想を語るための無理矢理な展開になってしまったように思われる。
この小説の一番重要な部分はコジマにあると思うが、コジマにリアリティを感じられるかどうか、あるいはコジマの思考についていけるかどうか、にこの小説の成否はかかっていると思う。自らをあえて汚していじめられっ子にとどまろうとすることは異常であるが、その理由が読者を納得させられるくらいに切実なものであったならまだ話についていけたと思う。しかし、その理由が簡単に言ってしまえば父親が可哀想だからという程度の理由なのである。それならばそんな可哀想な立場にある自分のために自分の娘が敢えて汚くしていじめを受けていることを父親が知ったら、それこそ父親を悲しませることになるとコジマは考えられないのだろうか、とぼくは思わずにはいられない。コジマという人物は作者が思想を語るために創造された人間味のないキャラクターである。そしてそれは百瀬にもあてはまる。
中盤に百瀬が語る内容は作者の考えそのままなのかもしれないが、この考えはやはり甘いと思う。百瀬は未熟であり、世界も自分も知らない。世界は弱肉強食では語り尽くせない(実際に強者が弱者に負けることもある)。人間社会は欲求に従って生きていけば滅びてしまう(動物の世界では大いなる自然によってコントロールされているが人間は違うのだ)。百瀬は自分もいつでも絶望の、弱者のどん底に突き落とされる可能性があり、そうしたどん底でも果たして「たまたまそうなった」とか「意味なんてない、みんなただしたいことをやっているだけ」などと語れるのかどうかが問題である。人は絶望のどん底に突き落とされたとき、自らの無力を知り、神や自然などにすがるのである。だから神はいないなど(天国や地獄はないなど)簡単には言えないのである。どん底にいる人にとって、それらはあるのかないのかではなく、まさに必要なのだから。百瀬の声(作者?)には切実なものがない、故に未熟なのだ。コジマに関しても、自ら汚れいじめられる立場に甘んじようとしている限り、甘い(否応なくその立場に突き落とされたわけではないから)。そして「ぼく」も斜視を治せば簡単にその立場から逃れられるのであれば(現実にはそんなに単純ではないのであるが、いじめの構造は)、やはり甘い。どうあがいても逃れられないようなまさに絶望のどん底において(まさに罪と罰のソーニャのような)、弱さが強さにもなりうるのだという価値の転換がぎりぎりのところで苦し紛れに行われるのである。そういう描かれ方がされたなら、この小説は現実を凌駕するほどの迫真を持ち得たと思う。作者はいじめの描写の凄惨さによって、「ぼく」やコジマが置かれた立場の深刻さを表したかったのだろうが、それならば簡単な逃げ道を容易してはいけなかったのではないか。「ぼく」は斜視を治すことで苦境を脱することができた。コジマも抜け出そうと思えばいつでも抜け出せる。いじめの構造は現実にはもっと泥沼で、だからこそ自殺者がでてしまうのだ。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.168
(2pt)

気持ちが沈みたい人向けなのでしょうか

冒頭の文章から今後の展開が期待できたので読み進めたが、読み進めるにつれイジメにあっている主人公があまりにも惨めであり、どんどん気持ちが沈んでいくばかり。

著者はイジメを正当化しているわけではないと思うが、イジメる側の発言はあまりにも自分勝手で無責任。実際にイジメをしている人間の発想はこんな感じなんだろうが、何一つこちらには響かなかった。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.167
(2pt)

気持ちが沈みたい人向けなのでしょうか

冒頭の文章から今後の展開が期待できたので読み進めたが、読み進めるにつれイジメにあっている主人公があまりにも惨めであり、どんどん気持ちが沈んでいくばかり。

著者はイジメを正当化しているわけではないと思うが、イジメる側の発言はあまりにも自分勝手で無責任。実際にイジメをしている人間の発想はこんな感じなんだろうが、何一つこちらには響かなかった。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.166
(1pt)

悪や正義は論じられているか?

登場人物の描写が少なく、なかなか感情移入が難しい。

また、文庫版には、「正義とは、悪とは…」と考えたとのことであるが、
本書内描かれているのは、一方的な悪であり、
一般的には考えにくい”常識”、考え方であった。

百瀬の考え方は、達観しているところはあるが、
一般的な悪と対比的に用いるには、
離れたところにあり、「悪とは」を考える考察には、
成りにくいのではないだろうか。

また、コジマの正義も、いくぶん受け入れがたいものであり、
一般的な正義とはこちらも対比しにくい。

また、散文形式であるから、細かな説明、詳細な設定等は、
必要ないが、最低限の説明はしてほしいところだし、

本書においては、あえてそれをしていない事は、
”逃げ”のような気がしてしまうのは、私だけだろうか。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.165
(1pt)

悪や正義は論じられているか?

登場人物の描写が少なく、なかなか感情移入が難しい。

また、文庫版には、「正義とは、悪とは…」と考えたとのことであるが、
本書内描かれているのは、一方的な悪であり、
一般的には考えにくい”常識”、考え方であった。

百瀬の考え方は、達観しているところはあるが、
一般的な悪と対比的に用いるには、
離れたところにあり、「悪とは」を考える考察には、
成りにくいのではないだろうか。

また、コジマの正義も、いくぶん受け入れがたいものであり、
一般的な正義とはこちらも対比しにくい。

また、散文形式であるから、細かな説明、詳細な設定等は、
必要ないが、最低限の説明はしてほしいところだし、

本書においては、あえてそれをしていない事は、
”逃げ”のような気がしてしまうのは、私だけだろうか。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.164
(5pt)

「美人女流芥川賞作家が現代日本のいじめ問題を取り上げた話題作」

・・・・とかいう宣伝文句につられて読むと、意表を突かれるかも。

確かにまあ一応はその通りではあるんだけど、一見わかりやすそうで、実はなかなか奥の深い純文学作品。

なんというか、一読しただけではわからない、作者の狙いや思いが、話の展開の行間や、ちょっとした細部なんかに織り込まれた傑作。

理念や観念を支えに生きることの美しさと危うさ、生の実存的苦しみと出口の模索、生と俗との対比、等を通じながら、苦しみを受けた存在である我々にとって、「ヘヴン」はどこにあるのか、を作家は問うているように思える。

そして自分が読んで感じたところでは、それは他でもないこの世界の中にしかないし、この世界の中にあることを見いだせと、作家は訴えているように思われた。

読書会のメンバーの考えはとても一致にはほど遠かったけど(笑)

とはいえ、簡単に意見の一致などさせないところが、作品が純文学である証だともいえるわけで・・・・

このような作品と巡り会えた僥倖に感謝したいと思う。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.163
(5pt)

「美人女流芥川賞作家が現代日本のいじめ問題を取り上げた話題作」

・・・・とかいう宣伝文句につられて読むと、意表を突かれるかも。

確かにまあ一応はその通りではあるんだけど、一見わかりやすそうで、実はなかなか奥の深い純文学作品。

なんというか、一読しただけではわからない、作者の狙いや思いが、話の展開の行間や、ちょっとした細部なんかに織り込まれた傑作。

理念や観念を支えに生きることの美しさと危うさ、生の実存的苦しみと出口の模索、生と俗との対比、等を通じながら、苦しみを受けた存在である我々にとって、「ヘヴン」はどこにあるのか、を作家は問うているように思える。

そして自分が読んで感じたところでは、それは他でもないこの世界の中にしかないし、この世界の中にあることを見いだせと、作家は訴えているように思われた。

読書会のメンバーの考えはとても一致にはほど遠かったけど(笑)

とはいえ、簡単に意見の一致などさせないところが、作品が純文学である証だともいえるわけで・・・・

このような作品と巡り会えた僥倖に感謝したいと思う。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.162
(4pt)

苛めをするやつに罪悪感を問うのは無駄なんだと

知りました。したいからする。というのが本音? では、いじめってもうDNAに組み込まれたひとつの装置なのかもと思います。
そんな理不尽なものに立ち向かうのは割が合わない。ある意味、負の感情にのっとられた化け物を相手に人間ができることって相手を殺すしかないんじゃないかと。ほんとうに殺してしまっては、同じ犯罪者におちるだけ。さっさと断ち切って、自分の人生から退場してもらう=逃げだすのが正しいと思う。
負のDNAに犯されたビョウキのやつらなんか相手にするだけ自分が傷つくだけ。相手は自分がビョウキなんて知らないんだから。あげくに、自分を殺してしまったり、相手を殺してしまうくらいなら、積極的に逃げ出してほしいと思う。
苛められる側に、殺したい衝動があっても、その暴力を実行できる人と、できない人がいる。そこをちゃんと書いてくれていたことで、わたしはこの作品を評価します。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.161
(4pt)

苛めをするやつに罪悪感を問うのは無駄なんだと

知りました。したいからする。というのが本音? では、いじめってもうDNAに組み込まれたひとつの装置なのかもと思います。
そんな理不尽なものに立ち向かうのは割が合わない。ある意味、負の感情にのっとられた化け物を相手に人間ができることって相手を殺すしかないんじゃないかと。ほんとうに殺してしまっては、同じ犯罪者におちるだけ。さっさと断ち切って、自分の人生から退場してもらう=逃げだすのが正しいと思う。
負のDNAに犯されたビョウキのやつらなんか相手にするだけ自分が傷つくだけ。相手は自分がビョウキなんて知らないんだから。あげくに、自分を殺してしまったり、相手を殺してしまうくらいなら、積極的に逃げ出してほしいと思う。
苛められる側に、殺したい衝動があっても、その暴力を実行できる人と、できない人がいる。そこをちゃんと書いてくれていたことで、わたしはこの作品を評価します。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.160
(1pt)

空疎ないじめ論

残酷なシーンばかりを煽情的に披露し、しかし登場人物は血の通っていない人形ばかりで、要はすべてがいじめに関する浅薄な持論を展開するための道具に過ぎない。
小説に必要な真の肉付けがなく、骨だけがさらされていて、だからこそ一見驚きもするが、実はできそこないの骨格標本にすぎない。
いじめという社会問題にも、善悪という根源的倫理の問題にもなんの石も投じない作品。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.159
(1pt)

空疎ないじめ論

残酷なシーンばかりを煽情的に披露し、しかし登場人物は血の通っていない人形ばかりで、要はすべてがいじめに関する浅薄な持論を展開するための道具に過ぎない。
小説に必要な真の肉付けがなく、骨だけがさらされていて、だからこそ一見驚きもするが、実はできそこないの骨格標本にすぎない。
いじめという社会問題にも、善悪という根源的倫理の問題にもなんの石も投じない作品。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.158
(2pt)

キャラクターが「人間」ではないように感じた。

うーむ。これは不満。どうも波長が合わなかった。

これは、いじめられている中学生を書いたものではなく、
中学生の形をしたハリボテを使って、作者の意図を語らせたようにしか思えない。
あえてそうした、という気もするけれど、そうした手法は僕には響かなかった。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.157
(2pt)

キャラクターが「人間」ではないように感じた。

うーむ。これは不満。どうも波長が合わなかった。

これは、いじめられている中学生を書いたものではなく、
中学生の形をしたハリボテを使って、作者の意図を語らせたようにしか思えない。
あえてそうした、という気もするけれど、そうした手法は僕には響かなかった。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469
No.156
(4pt)

イジメの根源を問う青春小説

イジメに意味を見出し、受動的にやられるのでなく、自ら引き受けることで強くなろうとするコジマ。
イジメをすることに意味などなく、たまたまその時の欲求が一致しただけだと吐き捨てる百瀬。
その間を揺れ動く主人公。
イジメの描写は凄惨で見ていて辛いが、物語としては面白い。結末に流れてゆくまでの怒涛の展開に圧巻。
小説として面白いだけでなく、「善」や「悪」と言った当たり前のことについても考えるキッカケを与えてくれる読み物としても面白いです。
オススメです。
ヘヴン Amazon書評・レビュー: ヘヴンより
4062157721
No.155
(4pt)

イジメの根源を問う青春小説

イジメに意味を見出し、受動的にやられるのでなく、自ら引き受けることで強くなろうとするコジマ。
イジメをすることに意味などなく、たまたまその時の欲求が一致しただけだと吐き捨てる百瀬。
その間を揺れ動く主人公。
イジメの描写は凄惨で見ていて辛いが、物語としては面白い。結末に流れてゆくまでの怒涛の展開に圧巻。
小説として面白いだけでなく、「善」や「悪」と言った当たり前のことについても考えるキッカケを与えてくれる読み物としても面白いです。
オススメです。
ヘヴン (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ヘヴン (講談社文庫)より
4062772469