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共喰い
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共喰いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全58件 41~58 3/3ページ
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この小説が、芥川賞ですか? 駅の売店で買うエロ小説の方がおもしろい。 「共喰い」と同時収録の「第三紀層の魚」も??です。 私には、作者が何を表現したのか分かりませんでした。 この本のキーワードは”魚””暴力””SEX”でしょうか。 受賞時の作者のパフォーマンスが売り上げに繋がってますね。 | ||||
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ハッキリ言って駄作ですね。共食いは最初の話だが先が読めたし後半の本当に後半に展開する唯一のハラハラドキドキする見せ場。それだけ。あとは情景の説明を「これでもか」と言う位、説明し過ぎで疲れるしテンポが悪い。同人誌の漫画のほうがストーリー的に良く練られている物があると思う。本の後半、の話もありきたり。夜中にTVでしている「ドキュメンタリー」の方が遥かに面白い。買うんじゃなかった。 | ||||
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読後感の何ともいえない、口の中に砂が入ったような後味の悪さ。描写には力があるとは思うが、これを賞作品だからって率先して読めとはいえない。 | ||||
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古めかしい文学の型を守っている作品との印象を受けた。暴力的セックス嗜好の父との相克、その父と相似であるらしい自分への恐れ、その恐れを振り払うかのような主人公のセックスへの執着心(健康な青年なら当然とも言えるが)、男性器と鰻とのイメージの関連付け......。読んでいてウンザリした。非常に内向きな世界。時代設定も不自然で、作者にとってある時期から時や文学の形が止まっているかのようである。 暴力被害者の主人公の2人の母の方が余程逞しく、生を謳歌している様に映った。とかく難解との評がある同時受賞の円城氏の作品と比較しても私には理解し難い作品。評価出来るのは描写力だけで、綴り方教室ではないのだから、これで新しい文学の世界を切り開けるとは到底思えなかった。 | ||||
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性と暴力がテーマといえば聞こえはいいですが・・・斬新な切り込み方もなく、また登場人物の設定も平凡、かつあまりに「生身の人間」が感じられない・・・。質の悪いVシネマの脚本のような作品です。 「小説を読んで小説を書いた」作者本人が言っているとおり、上記の作家の文章や設定を切り貼りしたような出来です。 石原慎太郎の「読む価値ない」発言も納得してしまいます。 | ||||
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授賞会見での発言が作者と作品に興味を持ったキッカケです。自分の中に流れる血が実父と同じである事への恐れが現実のものになった時の心の動きを鮮烈で真直ぐに描き出している。芥川賞に相応しい作品だと思います。 | ||||
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なんというか濃密な作品にしようとして詰め込み過ぎて、結果としてなんか薄っぺらになってしまったような印象を受けた。長編にしてもっとていねいに描いた方が良かったのかも。読んで時間の無駄とは思わなかったが、1050円も出して買うほどの価値はないかな。古本屋で買うか、図書館で借りるなりして一読する価値はあるが二度読む作品ではない。 | ||||
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著者自身も話題になっていたので、どんな作品かとわくわくして読み始めました。 が、なんでしょ、これ。 女性の描き方や、登場人物がステレオタイプすぎ。浅いし。 いやぁ、駄作すぎ。ありがちな展開。文章も普通。 私は最後まで読み通しましたが、両親は読むのも時間の無駄…と途中でやめていました。 | ||||
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私もどなたかが書いていたレビューと同じく、この作品はダメでした。生理的に受付けなかったです。読んでいると、受賞者の会見での様子が思い浮かんできたりして、ちょっと気分がよくありませんでした。そして、短い。短すぎて濃いところが一瞬で、描写はともかく、「え???」という感じです。これが美学なのだとしたら、私にはまだまだわかりません。後の「第三紀層の魚」の方がよかった気がします。今回はこういう作品が選ばれたのだと思うしかないのですが、うーん。なんかどんよりとすっきりしない感じがまだ残っています。 このような受賞作品は【この作家の、受賞した作品以外の作品も読みたくなるか】ということになってくる思うのですが、私の答えは「ノー」です。もういいかな。(中島京子さんの「小さいおうち」は読んですっかり虜になり、他の作品もすぐ読みたいという気になりました) | ||||
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一応、芥川賞の受賞作品はよむのですが、この作品は、ムリでした。文章は上手いのでしょうね。情景がリアルで何度も、気分が悪くなりやっと読み終えました。途中で放棄しなかったのは、私が偉い。 高校生の娘が、読みたいと言ってたけど、どうしよかな。 | ||||
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芥川賞受賞時の田中氏の印象は、個性的でむしろ自分としては好ましく思えたのだが、本作の中身は、期待に反して何のサプライズもなかった。 宮本輝氏の選評にもあったが、何故、今この小説を書く必要があったのか?石原氏が長年主張して来た「文学の毒」とも云える”らしきもの”は感じるが、それだけの印象。ただ”きもい”だけだな。「鰻」と「ペニス」や「義手」と「刃物」などのイメージの短絡性も既視感があった。 これ以上、中上健次への祖先返り的作品は、いらない。もうそろそろ日本文学も、”陰惨なもの”、”惨たらしいもの”を地縁血縁的土着性と結びつけて同工異曲的な再生産を繰り返すことから、脱却しなければ未来は無い。新しいものを書こうよ。 | ||||
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読むのが苦痛で挫折。 切実さがない。 どうでもいいやん。 中上健二がいるだろう。 二番煎じはいらないとおもう。 | ||||
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下・下・下の引き篭もり妖怪の空想本?ストーリーは単純、情景描写だけがうだうだと長き文言を偏執的に並べてるだけのくだらない本でありました。母が田中氏の芥川賞受賞インタビューを見て、「石原都知事に喧嘩売っちゃって面白い人だね、読みたいからネットで買っといて!」って言うものだから購入しました。旅先での時間つぶしにと考え、先に私が読んだのですが、年間20冊程度のにわか読書家には芥川賞の評価基準自体に不審不満を強く感じただけでした。母には「読む価値無いよ!」とご注進しました。 | ||||
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モノクロで映画化すると宮本輝の「泥の河」みたいになりそうな。 性描写がキツいのが今時風。 臭い迄伝わりそうな情景描写は純文学的でやたら丁寧,というか古風。 登場人物の中で肝になる父ちゃんは正直子供が主人公の本にはよく出てくる類のキャラだが印象弱く,義手の母ちゃんに比べて描写も薄いのでタイトルにあるテーマの暗い深さが強く伝わって来ない。ページ数からみて展開が読めてしまうから個人的にはもっと長編で心臓バクバクになる位とことん迄煮詰めて欲しかった。まぁこの文章で長いのは辛いかもだけど。 人の業を描いた作品でも軽いタッチでスラスラ読める「苦役列車」と文章は対照的だが業の深さがリアルで怖いのは「苦役」の方では。 描写のくどさが賞につながったのならちょっと残念。 個人的にはもう一編の「第3紀層の魚」の方が響いた。 | ||||
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自らが持っているもの以上のものは、生み出せない あの席で見せた生身の繊細さを評価したい 【狂気】ってものは、まだまだこんなもんじゃないぜ コトバあそびの域を越えて、テーマだのタブーなんかそっちのけで、もっと狂って、化けてくれ | ||||
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かなり残念な感じ…その一言に尽きるな〜 いわゆるティーンズ小説の方が面白いし、感情を刺激されると思うよ… | ||||
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石原慎太郎さんの気持ちが分からないでもないような…な感じです。これは文学作品なのか?と思わず首を傾げたくなります。何て言うか、ただ書いてあるだけ、なんです。含みも何にも無い。 ただ暗い陰欝なムード、それを書きたかっただけ、なんじゃないでしょうか。 内容だけは生々しいようで、人間が全く描かれていないようにも感じました。 あまり人付き合いをされない人なんでしょうか。人物が駒みたいにただ動かされているだけです。 本当にただ薄っぺらいのです | ||||
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残念ながら、読んだ後に、また次にこの作家の作品を読みたいなあ、と感じることはありませんでした。 ちなみに芥川賞を受賞するひと月ほど前に、たまたま雑誌に掲載されていたのを読みました。 会見のニュースを聞いて、やれやれ、と思いましたが、この作品を書いた人だったとは。 なんだかねえ。 | ||||
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