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ウィッチフォード連続殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
ウィッチフォード連続殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ウィッチフォード連続殺人の評価: 3.50/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

珍しくも本格風作品

骨太な冒険小説で知られる作者が珍しくも英国風ミステリに挑戦した作品。女性らしさが出た作品とも言える。
話の骨格はロンドンの近郊の村ウィッチフォードで起こる猟奇的女性連続殺人事件である。ここでロンドンから警部が派遣される。ここまでは常道である。通常のサイコ・キラーものかと思う。しかし、その警部アボットがその村出身というのが作者の工夫である。少年時代の彼を知る村人の中での捜査はやりずらい。また、旧知の女性とのロマンスが間に入ったりして、これが読者の眼を眩ます。この辺の語りに女性らしさが出ている。こうしたストーリー展開に合わせて意外な犯人を用意している点も巧み。
実力派作家が多彩な作品を書ける事を改めて実証した、英国風ミステリの秀作。
ウィッチフォード連続殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:ウィッチフォード連続殺人 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150777012

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