逃げるアヒル
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殺し屋に狙われた女性が刑事と逃避行をするはめに・・・というお話。 はっきり言ってよくあるタイプの巻き込まれ型サスペンスですし、大体予想できる粗筋通りに進行していく小説でしたが、定石通りとは言え、そこは女性が書いた作品だけあり、女性ならではの感性が随所で煌めき、ただのサスペンスでは終わらない作品になっております。 こういう作品を女性が書くと、兎角女だてらに・・・とか女性の割りによく書けている・・・等と言われますが、要は筆力の問題で、女性だろうが男性だろうが、筆力があれば何でも書けると思います。昔のリー・ブラケット女史も「非情の裁き」というハメットもかくやというハードボイルドを書いてハワード・ホークス監督から男性と思われて、チャンドラーの映画の脚本の参加してハリウッド入りのきっかけになったり、日本でも佐々田雅子氏が男性の書いたタフなクライム・ノヴェルの翻訳に定評があったり、性差はあまり関係がないと思います。 この美女と刑事の逃避行という設定がハリウッドの映画人には魅力的に映るらしく、二度も映画になっていて、その内最初に映像化された方は若い頃観た記憶がありますが、解説によると酷い出来だったとか。私はあまり覚えてないので何も言えませんが・・・。 兎に角、処女作でここまで書ければ偉いという秀作。機会があったら是非。 | ||||
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シルベスター・スタローン主演「コブラ」の原作本です。 巷では、原作の方が良いとの評判がありますが、私に言わせれば逆です。 なぜなら、翻訳がメチャクチャで頭の中が混乱してしまうのです。私は、過去に(たったの)20冊ほどハヤカワの本を読んだことがありますが、翻訳の酷さは現段階でワースト1です。 ですから、内容よりも翻訳の酷さを楽しむゆとりがない人にはお勧めできません。 | ||||
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シルベスター・スタローン主演「コブラ」の原作本です。 巷では、原作の方が良いとの評判がありますが、私に言わせれば逆です。 なぜなら、翻訳がメチャクチャで頭の中が混乱してしまうのです。私は、過去に(たったの)20冊ほどハヤカワの本を読んだことがありますが、翻訳の酷さは現段階でワースト1です。 ですから、内容よりも翻訳の酷さを楽しむゆとりがない人にはお勧めできません。 | ||||
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P.ゴズリングのデビュー作にて代表作。女流ながら骨太のサスペンスを書く作家として定評があるので期待したが、アテが外れた。プロのスパイナーに狙われるヒロインと彼女を守る警部補マルチェックの恋愛模様を交えた点が特徴なのだろうが、「トレント最後の事件」以来、ミステリとロマンスを融合させて成功した作品はない。 まず、ヒロインを狙う容疑者の正体がアッサリ判明してしまう点が不可解である。ヒロインは休日の行動を曖昧に供述しただけなのに、そこから容疑者がエジソンと呼ばれるスパイナーだと簡単に割り出す警官は超能力者のようで、私はここで読むのを止めようかと思った程である。ヒロインは一応知性ある女性に設定されているのだが、幾らスパイナーに狙われているとは言え、言動が幼過ぎる。マルチェックの方はベトナム戦争で狙撃兵として従軍し、今でもその傷を背負っている事が示唆されるが、新鮮味がない。エジソンは冒頭から"凄い"スパイナーである事が強調されるが、具体的な説明がないのでどれ程凄いのかサッパリ分からない。ヒロインとマルチェックが旧来のハードボイルドを踏襲するように"へらず口"を叩き合うのも読む者をウンザリさせる。作中で「いちゃいちゃと、拳銃を撃つ事は両立しない」と書いてあるのに、作者は恋愛模様ばかり描くのでサスペンスが盛り上がらない事甚だしい。「元狙撃兵vsプロのスパイナー」の対決物語に絞った方が緊迫感が高まったと思う。マルチェックを至近距離から撃っているのにカスリ傷しか負わせられないエジソンは本当に凄腕なのか 、と言う疑問を抱かせるのは作者の未熟だろう。 ヒロインのマヌケな言動で居場所をエジソンに知られるという趣向もお粗末過ぎる。 訳も全体的に悪いが、特に銃弾の「将来修正」なる日本語を"発明"して貰っては困る。「軌道予測補正」だろう。何から何までガッカリさせられる作品。 | ||||
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P.ゴズリングのデビュー作にて代表作。女流ながら骨太のサスペンスを書く作家として定評があるので期待したが、アテが外れた。プロのスパイナーに狙われるヒロインと彼女を守る警部補マルチェックの恋愛模様を交えた点が特徴なのだろうが、「トレント最後の事件」以来、ミステリとロマンスを融合させて成功した作品はない。 まず、ヒロインを狙う容疑者の正体がアッサリ判明してしまう点が不可解である。ヒロインは休日の行動を曖昧に供述しただけなのに、そこから容疑者がエジソンと呼ばれるスパイナーだと簡単に割り出す警官は超能力者のようで、私はここで読むのを止めようかと思った程である。ヒロインは一応知性ある女性に設定されているのだが、幾らスパイナーに狙われているとは言え、言動が幼過ぎる。マルチェックの方はベトナム戦争で狙撃兵として従軍し、今でもその傷を背負っている事が示唆されるが、新鮮味がない。エジソンは冒頭から"凄い"スパイナーである事が強調されるが、具体的な説明がないのでどれ程凄いのかサッパリ分からない。ヒロインとマルチェックが旧来のハードボイルドを踏襲するように"へらず口"を叩き合うのも読む者をウンザリさせる。作中で「いちゃいちゃと、拳銃を撃つ事は両立しない」と書いてあるのに、作者は恋愛模様ばかり描くのでサスペンスが盛り上がらない事甚だしい。「元狙撃兵vsプロのスパイナー」の対決物語に絞った方が緊迫感が高まったと思う。マルチェックを至近距離から撃っているのにカスリ傷しか負わせられないエジソンは本当に凄腕なのか 、と言う疑問を抱かせるのは作者の未熟だろう。 ヒロインのマヌケな言動で居場所をエジソンに知られるという趣向もお粗末過ぎる。 訳も全体的に悪いが、特に銃弾の「将来修正」なる日本語を"発明"して貰っては困る。「軌道予測補正」だろう。何から何までガッカリさせられる作品。 | ||||
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