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羊と鋼の森
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羊と鋼の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全382件 161~180 9/20ページ
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とても良かったです。映画も良かったですが原作が尊重されているのがわかりました。 宮下さんの他の著作も読みたくなりました。 | ||||
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読みやすく、いい小説だとは思うのですが私にとってはプラスアルファが無かった。 具体的に何が足らないんだろうか考えているのですが、表現できるレベルには達していません。すみません。 | ||||
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北海道の高校の少年がふとした偶然で 学校に来た調律師の素晴らしい音色に惹かれ、 調律師を目指し、調律師として成長していく物語です。 著者のエッセイ『神さまたちの遊ぶ庭』で描かれている 北海道での生活がこの作品に大きな影響を与えています。 センスと才能があるのに自信がない年少者の主人公が、 もっと大きな才能がある人に導かれて 成長を見せていく、という著者の他の作品と同様で、 本質的に悪い人は出てこず、安心して読めます。 不思議な擬音に包まれて、 変わった感覚に身をひたす気分を味わえます。 評者はこの作品が好きですが、 他の作品も読んだ人には ワンパターンに感じるかもしれません。 ちなみに著者が過ごした北海道の地域は 大雪山系のトムラウシで、晩夏~初秋には イタドリの白い花が咲き誇っているそうです。 | ||||
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主人公が仕事と真摯に向き合う、人柄がとても魅力です。憧れの上司、厳しい上司の表面だけではなく、それぞれの世界観も受け止めようと目を開いて見ている。素敵な人たちで、ほっこりします。 | ||||
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この本を先に読んでいて、その後映画化されることに。息子が調律師なのでとても重なって見えた。 調律師、という感性の世界を垣間見れる貴重な史料的価値もあると思います。 泣けるところあり。 | ||||
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調律師という特殊な世界を実に丁寧な筆致で垣間見せてくれながら、成長期の若者のみずみずしい感性と心の陰影を見事に描きだしている。日本の若い作家たちの文学への情熱を感ずることができた。実にすがすがしい佳作と思う。 | ||||
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あまり馴染がなかったので、とても興味深く読ませてもらった。 もともと小室サウンド育ちなので、機械による音に慣れしたんでいたこともあり音は変化しないと思い込んでいた。 しかしピアノは生き物である。調律師によって音が大きく変わるものだと初めて知った。これだけでも面白い。 一番は主人公の成長物語。仕事に何か悩んだらこれを読むことを勧める。 | ||||
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なぜ映画化されるまでの作品になるのかという声が意外と多いことに驚きました。 たしかに、物語としての面白さはなく起伏もないかもしれません。 ただし、この本の魅力や伝えたいことは、"そこ"にあると感じています。 淡々とした日常の中で、ふとした瞬間に人生を変えるほどの音色に出会う。 それほどに人生は突然に転機がくるし、方向性も変わる。 そうではありませんか? 自分を変えた音色を目指して、こつこつと、淡々と、努力を続ける主人公。 目指す音色がどのようなものなのか、お客さんにとっての最善はなんなのか。 調律師として、懸命に良い音色を目指す姿は、非常に励みになりました。 淡々として起伏がない、人生の大半ってそんなものじゃないですか? 本に対して、日常にないような、楽しくて、ハラハラする物語を求めている人にはおすすめしません。 日々を一生懸命に生きている。仕事で悩んでいる。きれいな文章で心を洗われたい。 そんな方におすすめの本です。 | ||||
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面白かった。 久しぶりにノンストップで読み切りました。 ただ、小説が良すぎて映像化がうまくいってるのか見てみたいような見たくないような・・・ 映画館には怖くて行けなさそうです | ||||
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私が読んだ音楽ものでは1、2を争うくらい面白かった。 文体も美しく、少し癖のある人くらいはいるが本当に悪い人間は登場しないため、日々に疲れた人も読みやすいと思う。 音楽にイメージが見える共感覚?がない人にはファンタジーに見えたりするだろうか。 共感覚のような感性を持つ人が複数登場するが少ないし、個々でイメージが違うのは当然だと思うのでとてもナチュラルで違和感なく読めた。 主人公だけではなさそうだが、HSPかそれに近い感じがする。実際多い職業なのだろうか。 少し不思議な、淡々としているが夢見がちなような、そういう人間性の表現が上手いと思う。 主人公は飄々としているようでいて、感受性が強くもあり、とても優しい。自惚れどころかやや自己評価低め。彼が思うより周りは温かく彼の成長を信じているのだろう。 主な登場人物がみんな個性的でありつつ美しい心根を持っていて…そんな職場で働きたい笑 震撼するような大きな事件はない。傷を抱える人はいるが。それで八つ当たりやヒステリーを起こすような人はいない。 しみじみと深く音に耳を澄まし、琴線に触れる響きに出会うような感動があった。 | ||||
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読んでいて、物語の中に自分が入っていくと言うより、自分の中に入ってくる感じでした。それだけ文体がとても優しく温かいです。 いろんな小説を読みましたが、イチオシです。 | ||||
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現在やってる映画がとても良かったので読みました。どっちもいいですね。 | ||||
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森の中をピアノの音とともにさまよい、転んだり傷ついたり、迷ったりしながらも、美しい光りと風景に包まれて幸福感を覚えていくような作品で、とても清々しい気持ちになりました。 | ||||
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まるで童話の世界に入るような、不思議な感覚になります。 人が何かに向かう途中に感じる、あの曖昧でなんとも言えない感情と自然の風景、音までもが相まって…清々しい気持ちになります。 | ||||
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さら〜っと読める、読みやすい本。その割に続きが気になるので、一気に読んでしまった。 | ||||
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私は言葉と情景の森に遊ばせて頂きました。映画を見る前に読み終えて良かったです。 | ||||
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カラフルなピアノの音が頭の中ではじけた。 文章しか、そこには無いはずなのに、和音の弾くピアノの音が頭に流れ、カラフルな映像が頭のなかに流れ込む。 森で育った主人公がピアノの調律師として、失敗や後悔や喜びに触れ、成長していく物語。この物語には、ハリウッドなみのアクションもなく、恋い焦がれる恋愛もないけども、ピアノに真剣に向き合う人達が大変かっこいいです。 「4月は君の嘘」や「ピアノの森」などの作品と同じように、確かにこの作品には、美しい音楽が流れています。 | ||||
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映画が上映されるとのことで、読んでみました。 私は現在入社三年目の社会人で、主人公と同じくらいの年代です。 ですので、仕事が思い通りにいかなくて、葛藤する気持ちとか、共感できる部分もありました。 一番に思ったのが、主人公が仕事に対してのめり込んでいる姿が羨ましいと思いました。自分もそうでありたいです。 入社して間もない人には、自分と照らし合わせながら読むことで、色々と考えさせられる本なのかなと思います。 | ||||
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得てして、本を読む時は、自分を主人公に重ねて、読むことが多いものです。今回自分も、主人公と同じ山育ちなので、入り込むことができました。物語は主人公の心の基となる、森がステージの中心にピアノの音を映しているような気がします。著者の文章がピアノの音を様々な形、景色に見立てているので、想像力がかきたてられました。少なくとも自分には読みやすい本でした。映画はどのように映し出すのでしょうか。楽しみです。 | ||||
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舞台こそ現代の日本ですが、かなりファンタジーのような要素もある作品と感じました。 調律の世界に飛び込んだ若者と、皆それぞれ個性がありながら、技術においては確かなものを持つ先輩たち、そして、調律の依頼をきっかけに、主人公が自分の世界をより深く知るきっかけとなる双子姉妹。 調律についてというより、自分の行く道がこれで正しいのか、そもそもこの世界に惹かれたのはどうしてか、という事に悩んでいる人全般に言える世界を書いているのではと思います。 印象に残ったのは、最後に姉妹のうち、姉の和音がピアニストを目指すと決意したとき、「ピアノで食べていけるなんてひと握りの人だけ」と言われたのに応えた「ピアノで食べていくんじゃない。ピアノを食べて生きていく」という台詞です。 それで食べていけるからというより、自分にとって食事と同じように不可欠なもの、だからそれを職業にして、どこまでそれと共に生きていく。 ピアニストに関わらず、プロというものはこういう発想が理想なのかもしれない (もちろん、あくまで理想であって、単に食べていく手段として選ぶのも立派に一つの道であるとは思いますが) 独特の表現が、万人向けとは言えないので、星4つとさせて頂きましたが、独特の「癒し」をくれる、そんな良作であったと思います。 | ||||
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