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羊と鋼の森



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【この小説が収録されている参考書籍】
羊と鋼の森
羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森の評価: 3.87/5点 レビュー 563件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全382件 81~100 5/20ページ
No.302:
(5pt)

素直に出会えて良かったと感動した。

内容は哲学的に考えさせられる描写も多々あって、でも比喩を通してわかりやすくまた一層深みを増す文体に心打たれた。

私は音楽にはあまり縁がなく、知識もないのだが、主人公がまさに私のように音楽に明るい訳ではない所が、誰もが読みやすくしている一つの要因だと感じた。

個人的には主人公の憧れの人のセリフで「こつこつ、こつこつです」「ホームランを狙ってはだめなんです」ここが好きです。
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4163902945
No.301:
(5pt)

新品同様でした 69才男性

3/22注文して、3/26午前中に到着。「非常に良い」を参考にしましたが中古品なので多少の擦れや傷を覚悟で待っていました。
ところが、帯付きで擦れや焼けも全く無く新品同様の状態で到着、良い買い物をしたと喜んでいます。しかも5%還元を引いて実際の支払額が333円とほぼ送料のみの金額で手に入りとても満足しています。また機会があれば是非利用したいです。
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No.300:
(5pt)

綺麗な状態でした。

事前説明で想像していたより、綺麗な本が届きました。満足です。
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4163902945
No.299:
(5pt)

自分を見つめ成長していく主人公

主人公がピアノの調律に実直に向き合い、一人前の調律師を目指して成長していく姿が印象的だった。調律作業や周囲の人とのやり取りでの主人公の内面世界が丁寧に描かれている。迷いながらも自分を見つめ、成長していく主人公の姿が清々しく、気持ちよかった。
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No.298:
(4pt)

音の描写がスゴい!

調律の仕事の奥深さと音の神秘が絡み合い、情景が素直にイメージ出来る。音のテーマだけで本一冊を読めるとは~不思議な気持ちよさが残りました。
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No.297:
(5pt)

心に染みました

映画を見て買ったのですが、
こちらの方が心に染みました。
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No.296:
(5pt)

期待以上でした

久しぶりに、ていねいにつづられた愛情のこもった物語を読むことができました。じんわりと存在感が胸に残っています。著者さんのほかの作品も読んでみたいです。
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No.295:
(5pt)

人生の応援歌

宮下さんの作品の登場人物は、だれでも主役になる扱いをされている。
性格、環境、今まで歩んできた過去、出来事等を自然に散りばめてくれるので、ひとりひとりがしっかりと地に足をつけている。
「羊と鋼の森」では、だから、外村はもちろん、彼の弟、秋野、柳、柳の婚約者等々彼らがなぜこんな言葉を言うのか行動するのか、しっくりと納得出来る。
調律師として何をめざすのかも、その人が見える景色により、進んで行けばよいのだという自己肯定感が根本にあって、読んでいて励まされた。
又、人が成長する時は、まわりも影響されて、共に大きくなれる機会となる。まさに「ひとりは皆のために、皆はひとりのために」を示してくれている。
宮下さん、ありがとう❤またあなたの本楽しみにしています。
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No.294:
(5pt)

いい感じでした。

穏やかでかつ、引き込まれる、いい感じでした。
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No.293:
(5pt)

あっという間

とても静かで、こっそりと読みたくなる本です。リラックスしたい方におすすめします。
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No.292:
(5pt)

納品書の裏書きが愉快

美品 迅速 とてもありがたい 同封されていたリーフレットが面白い内容で 思わずサイトを確認した
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No.291:
(4pt)

芸術の森

駆け出しの調律師が、個性的な先輩たちやお客様の方々に囲まれて、一つ一つ問いを悩みながら成長していくさまが描かれる。
 作家・原民喜の言葉である「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら、きびしく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のように確かな文体」が一つの理想のイメージとして語られる。
 主人公は、北海道の厳しい自然の中で幼少期を過ごし、その中で育まれた感性がバックボーンになっている。その人物造型が、この物語を、穏やかで優しいものにしているような気がする。
 読みながら、自分の若い頃を省みると、苦闘の日々はこの物語のような品行方正なものではなかった。それでも懐かしく思い出されたのは、この物語の曰く言い難い雰囲気によるものだろう。嫌味のない、よい話だと思う。
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No.290:
(5pt)

主人公とともに成長を体験

一人の少年の成長物語。高校卒業まで山奥の小さい集落で過ごした少年が、高校卒業と同時に家を出て都会で暮らし、調律師として成長していく。私が印象深かった点は、主人公が自分の感覚で音を感じる、自分の頭で物事を考えることの大事さに思いが至った点。自然の中で暮らしていたときには、主人公は花が咲くことで季節の移ろいを感じ、雲や風の様子で自然の変化を感じていた。しかし、都会に出てきたことで、そうした自然への注意力を一時的に失ってしまったのでろう。例えば、板鳥さんはもっと外に出て行って活動する方が良いのではないかと社長に言ったところ、ファンの人がこちらにきてくれれば良いと返されて「価値とは何の関係もない基準にいつのまにか囚われていた」と気づく場面がある。あるいは、コンサート会場のグランドピアノの音は美しく、最高だと以前は感じていたが、「でもいちばん美しいと誰に言えるのだ。これが最高だと誰が決めるのだ。」と考える場面。
調律師という道を選んだことが果たして良かったのかずっと自問自答する主人公とともに、一段階成長するプロセスを体験することができる。
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No.289:
(5pt)

文章こそ見所ではないだろうか

文を好む方にこそ、本作品をお勧めしたい。
物は試しと、冒頭に目を通して頂けないだろうか。

深い緑と、どこか清々しい空気を感じ、頁をめくるほど、
あなたはより深く、この世界に浸っていく。

きっとあなたの欲を満足させてくれると思う一作である。
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No.288:
(5pt)

調律物語が秀逸!

ピアノの調律はとても繊細な芸術です。その職人芸のストーリーが小説に‼面白い‼私も調律を勉強したことあるから大好きになりました。
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No.287:
(5pt)

続編を読んでみたい そのほか

タイトルの「羊」と「鋼」の意味が解けました。
 かつて、わたしは、公的機関のピアノを調律師に数回依頼する事務をしたことがあります。調律師が、大きな黒いバッグを抱えてきて、わたしが場所を案内すると「終わりましたら、声をかけます」と、この小説に出てくるようにな流れでした。3時間ほど経って「終わりました」と声がかかり、書類にサインをしてそれでおしまいです。
わたしは、ピアノを弾くことはおろか音楽全般について無知です。途中の3時間にどんなことが起こっているのか、まったく分かりませんでした。音がずれている鍵盤を一つ一つ「チューニングハンマー」(この名前だけは知っていました)で締めたり緩めたりしているのだろうという程度の認識でした。
しかし、この小説を読んで、調律という仕事はそんなに単純な仕事ではなかったのですね。調律の技術の多様さと難しさもさることながら、調律師一人一人の仕事に対する考え方の違い、熱意、ピアノに対する思いの深さを知りました。特に、お客の要望やピアノの置かれた場所、回りの環境等も考慮して緻密に音を作っていることを知り、そこまでやるのと驚きました。
 この小説の全体に流れている北海道の凍てつく真冬の気候と空気感、どこまでも広がる草原と森、山、鳥のさえずり、小川のせせらぎ、木々の擦れる音等の瑞々しく美しい描写に圧倒されました。そして、それらの描写はピアノの「鋼」の冷ややかなイメージや繊細なピアノの音色、それと主人公外村のまっすぐで素直な気質を引き立てるなど、作品全体を通して相乗効果を醸し出しています。
 先輩調律師がそれぞれにアドバイスをするものの、森への入口を模索し続ける外村のひたむきさに感動し、応援している自分がいます。
 この小説の続編が出てもよさそうです。数年後、外村がいよいよコンサートホールでの仕事を任されるようになるとか・・・。そのホールの演奏者は和音だったとか・・・・。
 ぜひ、一人前に成長した外村を見てみたいものです。

追記
ところで、わたしが読んだ文庫本には帯がついていて、DVD発売のお知らせが載っています。そこに、キャストとして「山崎賢人」「鈴木亮平」「三浦友和」と出ています。まだDVDは見ていませんが、ふーんなるほど「外村」が山崎賢人さんで、「柳」が鈴木亮平さんで、「板鳥」が三浦友和さんかなと、勝手に割り振りました。
小説を読み進めるうちに、どうしてもこの俳優の顔がちらちら浮かびます。登場人物を自由に想像することも小説を楽しむ醍醐味なのですが、一旦見てしまったら、もう頭から離れません。
わたしは、調律師は繊細な職業なので、どちらかと言うと神経質でやせ形で、眼光鋭いような人を想像しています。鈴木亮平さんは、西郷どんをやった人です。どうしてもそれが頭から離れなくて、西郷どんが、ピアノの調律をやるわけないでしょうと、勝手に妄想に走っています(笑)。鈴木亮平さんに文句を言ってもしかたがないのですが、DVDの情報抜きに、まずは、小説の「羊と鋼の森」だけ楽しみたいと思った次第です。
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No.286:
(5pt)

面白い箇所ほど、本を置いて考えに耽りたくなる

主人公が新しい考えに触れるたびに、本を一旦置いて、ぼんやりと自身の過去のことを思い返したりしながら読み進めました。面白い箇所であるほど本を置きたくなる、そんな変わった良作です。
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No.285:
(5pt)

真っ直ぐな青年の心地よい調律に癒される

真っ直ぐで純粋な心をもつ外村が、調律師の仕事に高校時代に巡り合い、調律師の道を歩んでいく話。

特別な才能があるわけでは無いですが、その真っ直ぐにピアノに向き合う姿勢と、一人一人のお客さんのことを考え悩む姿に、読んでいて暖かさを感じます。

自分は、こんなにも純粋に一つのことに直向きに向き合って挑戦したことがあったのだろうか、自問自答してしまいます。

そして、双子の由仁と和音の話も心に染み渡るような話で、ピアニストを目指すことに決めた和音と調律師を目指すことを決めた由仁の姉妹愛に涙が出ます。

全体的に深い森の中を歩いているような、静かで落ち着いたでも心地よい素晴らしい作品でした。
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No.284:
(4pt)

とても面白い

ぐいぐい引きつける小説。少し残念なのは、冒頭の方が最後よりも良く描かれていると思えること。とは言え、最後になってつまらなくなるわけでは無く、冒頭の表現の方が素晴らしいということ。映像化しづらい内容で、ものすごく小説として楽しめる。
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No.283:
(5pt)

なぜ生きるのかを一緒に考えられる本

2016年第13回本屋大賞を受賞、2018年山崎賢人さん主演で映画化、という話題になった本作です。
調律師という舞台からすると目立たない事を仕事にしている方が、先輩や演奏者との関わりを通じて生き甲斐や夢を考えていく内容です。ストーリーは淡々としていますが、起承転結はしっかりと有り、文章も非常に美しく読んでいて心地が良いので、気持ちに余裕のある状況で(満員電車とかではなく)ゆっくりと読まれる事をお勧めします。
羊と鋼の森Amazon書評・レビュー:羊と鋼の森より
4163902945

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