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羊と鋼の森
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羊と鋼の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 61~78 4/4ページ
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大きなトラブルもなく、ただ淡々と進み、前進していく話。もう少し盛り上げてもいいのかなー、という感じです。 | ||||
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一気に読んでしまったが、男性向きではないと、思った。 感動することもなかった。 | ||||
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大人の童話といったところでしょう。 架空の世界の架空の話。 その中で、ちょっと幸せな気分を味わえたならそれでいい。 | ||||
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いまどきこんなやついないだろってぐらい真面目な優男が、脇目も振らず地道に調律師の仕事にのめり込む、ただそれだけの話でした。 主人公は少女漫画に出てきそうな素朴で優しくて真面目な優男。他の登場人物も美人でピアノが上手い双子。調律師の同僚たちもみんないい人。悪い意味で女流作家が書きそうな、ピアノの音を「森の匂いが〜、玉が転がるような〜」といったわけわからない表現をふんだんに使った文が終始します。 どや?この本読んでるワタシおしゃれやろ?といったスタバでこの本読んじゃう女子大生あたりが好きそうな本です。 一冊読んでなにもわかりませんでした。この主人公はどういうオチになるんだろう、と読み進めたのでつまらなくはないので星3つ。 ただ読み進めてもなにもありませんでした。 | ||||
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先に住野よるさんの2作を読んで感動した直後でしたので、 羊と鋼の森は、少し感動が薄れました。 | ||||
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話題の作品ということで購入しました。 すんなりと世界に入っていける感覚で、非常に読みやすいです。 内容も面白く、著者のほかの作品も気になりました。 本屋大賞ということで、読む前のハードルが上がり過ぎました(笑) | ||||
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ピアノや調律師の話というよりは、双子の姉妹と青年の物語。 淡々と物語が進行していくけれど、これは主人公の調律師としての物語というよりは、双子の姉妹と青年の物語。 ピアノを森に例えた発想は面白い表現だったけど、青年が調律師を目指すきっかけとなった板鳥さんとの関係が、あまり書かれていないことが残念。 最終的には双子の姉妹が物語となっているので、基軸がずれていた。 読みやすい作品で、多少は感慨深いところもあったけど、物語を通して淡々と過ぎていった感じでした。 | ||||
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私は専ら東野圭吾さんや池井戸潤さんの本ばかり読んでいたので、たまには違う世界観を持つ作者の本を読んでみたいと思い、本屋大賞に選ばれたこの本を購入しました。 現実的な世界観を描く東野圭吾さんや池井戸潤さんらに対し、宮下さんはほんわかとした幻想的な表現をよく用いる印象を受けました。 物語は調律師のお話。高校生の時に出会った調律師に魅了されその世界に足を踏み入れ、少しずつ成長していく姿を描いていきます。 主人公は音楽に全く関わったことのない素人。どうしたらうまく調律出来るようになるのか?自分には才能がないんじゃないのか?この世界でやっていけるのか?失敗するごとに湧き出てくる葛藤の中、いろんな人との出会いを通して、自分が進むべき道を探っていきます。 本書を読み進めていく中で個人的に 「努力していると思ってする努力は、元を取ろうとするから小さく収まってしまう。自分の頭で考えられる範囲内で回収しようとするから、努力は努力のままなのだ。それを努力と思わずにできるから、想像を越えて可能性が広がっていくんだと思う。」 という文章が心に残りました。 目標を達成するために努力するだけでは自分の頭で考えられる範囲内で回収しようとしているに過ぎない。だから努力はただの努力に終わってしまう。 しかし、努力することにリミットを設けなければ、人間誰でも自分の想像を越えた力を身につけられるだということを宮下さんは伝えたかったのだと思いました。 本書の中身ですが、話は割と単調に進んでいきます。全体的な感想としては、東野圭吾さんや池井戸潤さんらのように、「この後どうなるんだ!?」と言うようなワクワク感、話の続きが気になるような興奮は味わえませんでした。また主人公も一人前になる前に話が終わってしまったので、個人的にこれだけの話では物足りなさを感じずにいられませんでした。 ただ、今まで偏った作者の作品しか読んでいなかったので、新鮮な気持ちでした(^^) | ||||
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テレビでこの本が本屋大賞に選ばれたと知り、早速近くの本屋で買ってみました。さすが本屋大賞に選ばれただけあって、とても文体も綺麗で読みやすく、詩的な美しい表現が多くあって最後まで飽きることなく読むことができました。「羊と鋼の森」などというタイトルからはどんな内容なのかつかめなかったのですが、読み終わった時には羊と鋼の森というものがどんなものなのか、鮮明に頭の中に思い浮かべることが出来ます。とても素晴らしい作品でした。 しかし、読みやすさや表現の美しさとは別に、私は不満を拭いきれません。例えば、主人公の尊敬してやまない板鳥さんがほとんど現れず、「なんだかとてもすごい調律師」であるというぼんやりしたイメージしか残らなかったということです。また、作中で主人公は、確かな成長を遂げた、というような表現がありましたが、私は読みながら、本質的に何も成長してないんじゃないかと思ってしまいました。 この作品を読んで思ったことはズバリ、「何も始まらずに終わった作品」です。常に情景だけ浮かんでいて、人の感性に広がりを持たせるという意味でとても素晴らしい作品であると同時に、物語の芯となるものがないまま、徒然なるままに書いたような、そのような印象があったので、私は☆3を付けさせていだきます。 | ||||
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もう少し、主人公の人生に突っ込んだ話になれば面白いが、恋愛についても仕事についても中途半端なのか、第2話を作る前提なのかくらい中途 半端でした。仕事も才能があるのかないのか、好きな女性がいるのかいないのか?はっきりする必要はないが、ぼやかすというところまでもいっていない。羊と鋼の森というこの言葉を調律師の仕事とイコールのしたいために無理やり言葉で近づけているという印象でした。 | ||||
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本屋大賞受賞で本作をしり、読んでみました。じわじわと心があたたまり、心地よい読後感で、最近の商業主義の本屋大賞の中では、とっても納得ができる作品でした。が、説明が過ぎるというか、主人公がこう思った、登場人物がこう感じたということを具体的に説明してあり、それがちょっとひっかりました。他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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「悪い人が一人も出て来ない小説」を受け入れられるか否かで評価が分かれると思います。若者の成長物語としてはど真ん中。でも、私は物足りないと感じました。人間のダークな面がもう少し描かれていると、主人公の存在感が際立ったと思います。まあ、そういう作風は村上春樹に任せればいいかなとも思いますが。「海辺のカフカ」−「ダークネス」−「エロス」−「ファンタジー」= 本作品という感じ。やっぱり、物足りならないな。 | ||||
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宮下奈都『羊と鋼の森』読了 先日発表された本屋大賞第1位の作品。 ピアノの調律師の話。 印象としては、三浦しをんの『舟を編む』が仕事+恋愛(他の作品もそうだけど)なのに対して、本作品は仕事+自然の描写、といったところ。 第1位だからかなり期待して読んだけど、引き込まれるような内容でもなかったかな。 | ||||
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本の中でも、主人公の高校生の時からの話から始まりますし、宣伝文句にある主人公のちょっとケツの青いセリフからも分かるように、ターゲットとする読者層は高校生とか新入社員とか若者だと思います。文章もライトノベルタッチでとても読み易い若者向け。主人公は、ピアノについて門外漢でありながら、その音から景色まで見えてくる、しかし、音が優しいかどうかという素人でも感覚的に分かりそうな事が分からなかったりとアンバランスな印象を受けます、が、その辺が若者である事の巧みな表現なのかもしれません。 | ||||
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自分の場合、シンプルな誠意と善意で出来ていて、淀みや濁りの感じられないキャラには「ケチ」つける姿勢が基本ですが、本書は思わず知らず「ケチ」つけるスキなく読了してしまいました。気持ちの良い話でした。 音楽の素養が全くないので、ピアノという楽器と、その調律の技術については全く「私の知らない世界」でしたので、その部分もとても興味深く読みました。 楽しませて頂きました。 | ||||
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時おり出てくる「森」 胡桃が降る音、木の葉が擦れる音、 雪が解ける音など 色々な擬音で表現しようとするけれど、すべて音がバラバラに感じる。 「森」に個性を持たせ、音を奏でさせ 人間を寄せ付けない神々しい得体のしれない者と主人公と対峙する描き方なら 良いように思う いつも主人公の心の中にある 視界からの一方的な「森」の表現で 残念です。 せめて「森」の話をするときは何台ものカメラで360度の世界観を表現出来たら読むものに伝わりやすいのではないでしょうか? | ||||
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ここまで評価が高い作品とは思えない。 調律師の物語。 この作者によくある、ちょっと負の何かを抱えた主人公。 まわりの先輩だったり、ピアノを弾く姉妹だったり、 コンプレックスをもっていた弟だったり、 いろいろな人との間で考えたり、 実際にピアノに向き合うことで成長していく。 ピアノのお話なのに、羊が題名にあることで 深い思いになりそうだが、 期待外れだった。 これをもとに、映画やドラマになったら それはそれでいいお話になるこもしれない。 持ち味なのだろうが、 弱さをもったひとが 真面目に生きて、それでいいんだよ、と背中をおしてもらう物語は ちょっと、もういいかな、と思ってしまった。 | ||||
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音楽が趣味の人や、聴くがわの人にとっては、優しい文体で音をうまく表現した美しくも暖かい小説と思います。 が、音楽を勉強してきた者、楽器を勉強してきた者にとっては、様々な個所で描写の不足、浅さが感じられます。 前半までは良かったのですが、後半からは少々ガッカリの内容になってしまいました。 が・・・・・、専門的な知識を持たない方にとっては、とても素晴らしい小説と思います。 (専門的な部分を多くすると、小説の良い部分が半減してしまうかもしれませんし。) | ||||
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